大切な人へ送る結婚報告の手紙|パターン別の文例6つと季節の挨拶&マナー
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結婚を報告する手段としては、直接や電話、メールなどさまざまな形式がありますが、今でも手紙は改まった報告の手段のひとつです。特に、結婚をしたという事後報告として、新しい住所や連絡先を添えたハガキを年賀状や結婚報告のハガキとして送ることが一般的です。実際のところ、どのような内容をどのような文章にして送ったらよいのでしょうか。目上の人や親しい人など、送り先に合わせて文章の表現が違ってきます。社会人としてのマナーを押さえた文章例をご紹介します。
>>結婚報告をメールでしたい!職場・友人・親戚ごとの注意点と文例
- 目次
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結婚報告の手紙は、入籍日や結婚式からできるだけ1カ月以内に送ります。親しい人や友人に結婚したことを報告するとともに、新しい住所や連絡先を伝えて、今後も変わらないお付き合いをお願いすることが結婚報告の手紙の主旨となります。結婚の報告といっても、入籍だけで済ませる場合や海外挙式だけを行う場合などさまざまなケースがあります。今では結婚報告の手紙はハガキとして印刷したものを送ることが主流となってきました。誰に対しても失礼のない文章や形式にすることは大切なことです。
しかし、全て同じ文面を印刷しただけのハガキよりも、ひとりひとりに一言手書きで添えたり、ふたりとの関係性によっては文面を変えたりすることで、相手に気持ちが届きやすくなります。ふたりなりに工夫してみましょう。
会社への結婚報告は?タイミングや順番、式に招待する場合・しない場合の伝え方はこちらをチェック*
結婚報告の手紙に記す内容
結婚報告の手紙には
- 結婚式・入籍をした日
- 媒酌人を立てた場合には必ず媒酌人の氏名
- 新しい住まいや連絡先
- ふたりの氏名、新姓になった場合は()で旧姓を添えて
記載します。
手紙の本文の作り方
伝える内容を軸にして、新居を構えた場合には遊びに来て欲しいと伝えたり、今後の変わらぬお付き合いをお願いしたり、時候の挨拶を添えたりして文章を作っていきましょう。文章の作り方としては、
- 時候の挨拶
- 本文
- 結びの文
- 新住所やふたりの氏名
の順です。
①冒頭の一文をつくる
「拝啓 陽春の候………」「残暑お見舞い申し上げます」や「入籍しました!」といったキャッチコピーを入れて冒頭の一文を作ります。
②本文を入れる
「このたび私たちは〇月〇日に結婚式を………」という本文を入れます。ここでは結婚したことや新しい生活をスタートさせて、ふたりで協力して幸せな家庭を築いていきたいと思っていることなどについて触れます。
③まとめの文章を入れる
「新居を構えましたのでお近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りよりください」「今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします」といったまとめの文章が入ります。手紙のルールとして「拝啓」で始めたら「敬具」で結びます。
新住所や連絡先、メールアドレスなどを入れても構いません。ふたりの氏名を必ず連名で明記し、一方には旧姓も添えるようにしましょう。
下書きをして、ハガキに入るように文章の長さやデザインを調整しておきましょう。ふたりの写真を入れても構いません。
結婚報告手紙の文例