【親への結婚挨拶】おすすめ手土産12選&NGパターン!予算や渡し方のマナーまとめ
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結婚挨拶のときのNG手土産3パターン
結婚挨拶に持っていくには、失礼なもの、相手に快く思ってもらえないNGな手土産もあります。事前に、どんなものがNGなのかを知っておきましょう。
お相手の近所の品物
相手の近所の品物は、間に合わせで買ってきたような印象があり、あまり喜ばれません。相手の近所ですぐに買えるような品物は、選ばないように注意しましょう。
賞味期限が短いもの
賞味期限が短いものも、当然相手からは嫌がられます。賞味期限にはゆとりを持って用意しましょう。
切り分けるもの・割れるもの
切り分けて食べるようなもの・おせんべいのように割れるものは、縁起が悪いとされています。「そんなことも知らないの?」と思われる可能性もあるので、切り分けるような手土産は用意しないようにしましょう。
結婚挨拶の手土産*基本マナー
予算相場:3000円程度
結婚の挨拶に持参する手土産の相場は3,000円~5,000円程度です。手土産は「貴重な時間を設けてくれたこと」への感謝の気持ちを表すもの。安すぎず高すぎない値段で手土産を準備しましょう。結婚の挨拶だからと意気込んで、あまり高価なものを準備してしまうと、かえって相手の両親に気を遣わせてしまう可能性もあります。また、安いもので済ませてしまうのも失礼にあたりますので、これくらいの値段が妥当ではないでしょうか。
一般的には和菓子や洋菓子、お酒などの「消えもの」が無難
手土産は一般的に和菓子や洋菓子、お酒などの「消えもの」が無難といわれています。結婚の挨拶の際は、形に残らない手土産を持参しましょう。「消えもの」となると、手土産のジャンルも絞りやすいです。
手土産の購入先は百貨店や専門店など。手土産を選ぶ基準はこちらです。
- 両親の好きなもの
- 地元や故郷の名産品
- 自分の好きなもの
- おいしいと話題の品や老舗店のお菓子など
- 季節の食材を使った旬なもの
相手の両親の好きなものが分かれば、その品を用意することで好感を得られるでしょう。しかし好物をリサーチしきれない場合もあります。そうしたケースは、住んでいる地域や故郷の名産品などがおすすめです。
挨拶の際に緊張して会話が弾まない!というピンチのときにも、地元や生まれ故郷の話を切り出すことができ、会話のネタになります。「○○のお菓子はおいしいと聞いたので…」などの一言から会話を投げかけてみてください。
また、自分の好きなものを手土産にすることで、自己紹介を兼ねて相手の両親へ挨拶することができます。それも、日々自分へのご褒美にしているような、ちょっぴり贅沢な好物をピックアップしてみてくださいね。
他には、季節の食材を使用したお菓子などもおすすめ。旬なフルーツを使ったゼリーなども手土産に人気です。
当日近所で買うのではなく事前に準備
手土産は当日、向かう途中に購入するのではなく、事前に準備しておきましょう。特に相手方の実家の近くで購入するのはNGです。どこで買ったか分かるようなものはできるだけ避けたいところ。有名店のお菓子などもブランドネームで購入先は分かりますが、この日のために用意してくれたんだなと、その人の「気持ち」や「心配り」が感じられますよね。
結婚の挨拶は、「結婚の許しをもらう」「自分のことを知ってもらい、夫婦になることを認めてもらう」機会です。間に合わせで用意した手土産で、自分の印象を損なうのはもったいないですよね。例えあなたがよかれと思って、相手の両親にとって馴染み深い近所の品を選んでいたとしても結婚の挨拶の手土産としては少しカジュアルすぎるかもしれません。
「間に合わせ」で購入したと思わせないためにも、事前に準備するといいでしょう。また、時間をかけて選んだ手土産からは、自然と思いが伝わってくるものです。相手の両親もきっと喜んでくれるのではないでしょうか。
日持ちするものは1週間、賞味期限が短いものは2~3日前には準備
手土産は事前に準備することが礼儀ですが、食品などを贈る場合は賞味期限が気になりますよね。手土産に食品を選ぶ場合は、日持ちするものは1週間前くらいに、賞味期限が短いものは2~3日前に準備するのがおすすめです。
また手土産を渡した日から、最低でも3日は日持ちするものを選びましょう。特にお菓子などで内容量が多いものは、消費するまでにかかるだいたいの日数も踏まえて商品を選ぶことが大切です。手渡した次の日が消費期限になっているものを贈るのは、あまり親切とはいえませんよね。手土産に食品を選ぶ際はどれくらい日持ちするかのチェックが必須です。
切り分けるものではなく、個包装のほうがよい
「切り分ける」=縁起が悪いとされているため、結婚の挨拶に持参する手土産は切り分ける必要のないものがいいでしょう。結婚は「末永く」続いてほしいものですので、もともと切り分けられている、個包装のものがおすすめです。
さらに個包装のお菓子は日持ちするものが多いので、結婚の挨拶はもちろんのこと、様々なシーンの手土産に向いています。また、切り分ける手間も省くことができるので親切です。また、個包装の手土産は、ちょっとしたお茶請けにも向いています。衛生面でも安心なので、お茶請けとして出す側も、出される側も気持ちよくいただけます。
結婚の挨拶に持参する手土産には、切り分ける必要のあるものは向いていないとされていますが、羊羹やカステラなどを長いままで渡すケースもあります。これには「末永くお付き合いしていく」という意味が込められていて、長いお菓子をあえて渡しているのです。もし長いままの羊羹やカステラ、ケーキなどを贈る場合は、見た目は丸ごと包装されているように見えても、中身は切れている状態のものを選ぶといいでしょう。和菓子や洋菓子など、食品を贈る場合は、どのように包装されているかにも配慮が必要です。
両親の好みを相手に伝えておくとよい
一般的に結婚の挨拶に行く際は、男性が先に女性の両親へ挨拶に行きますよね。その後女性が男性の両親へ挨拶に行きます。どちらも事前に互いの両親の好みを伝えておくといいでしょう。中には好みが分からないという方もいると思います。
できれば相手の両親の好きなものを贈るのが望ましいですが、地元や故郷の名産物や老舗有名店の品物など、他にも手土産の選定方法はあります。好みがどうしても分からない場合は無理にリサーチしなくてもいいのではないでしょうか。
結婚の挨拶直前に急いで好みをリサーチするとなると、気持ちも焦ってきますよね。好みをリサーチできなかった場合は、臨機応変に手土産を準備しましょう。パートナーのことを思うのであれば、あらかじめ両親の好みを調べて伝えてあげると親切ですよ。
手土産の渡し方&当日のマナー