2022.7.7

結婚報告の基本マナー|親・職場・友人に気持ちよく報告する方法って?

結婚報告
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STEP2:職場での報告(入籍・結婚式の3カ月前までには)

必ず上司→先輩→同僚の順に報告

職場での結婚報告で大切なのは、報告するタイミングと順番になります。仕事を続けるにしても退職するにしても意思を早めに伝え、休暇や引継ぎなどについて仕事で混乱や迷惑をかけないように配慮する必要があります。職場に結婚報告をするタイミングとしては挙式・披露宴の3カ月前までを目安に済ませたいものです。業務上の繁忙期は避けるようにしましょう。

休暇や退職については会社ごとに規定が設けられている場合がありますので会社の就業規則などの規定を確認してからタイミングを図りましょう。職場への結婚報告は、直属の上司への報告が最初で、次に先輩、同僚という順で行います。上司に報告すると部署内で集まり報告する場を設けてくれることもありますし、そうでなければひとりひとりに対して直接報告していくことになります。職場の先輩や同僚への報告をどのように行うべきか、相談してみるとよいでしょう。

結婚報告を受ける順番が逆転してしまうと上司や先輩に対して礼を欠いてしまいます。もし仲の良い同僚達に先に伝えることになったとしても上司や先輩に伝えるまでは口外しないように約束してもらって、できるだけ時間差が生じないように結婚の旨が伝わるように、また聞いていなかったという人がいないように配慮しましょう。

上長へは直属の上司から報告などしてもらうことも

結婚が決まったら、職場の直属の上司や同じ部署内の先輩、同僚への連絡はもちろん、上長やそれ以外の仕事に関わる人達への連絡も必要になります。この場合にも順序やマナーを踏まえて報告することをお忘れなく。上長に対する報告は、先に直属の上司へ相談して、上司から伝えてもらうべきなのか直接報告するべきなのかアドバイスをもらいましょう。アドバイスをもらったら、時間差があまり生じないうちに早めに上長の耳に入るように段取りしましょう。取引先など仕事に関わる人達への連絡は入籍や挙式・披露宴後でOKです。メールでのやりとりが主体である場合にはメールを使って仕事の継続の有無や苗字の変更など、仕事に関わることを中心に報告します。先方に定期的に電話や直接会う機会があるのであれば、その都度報告するので構いません。

結婚式の日取りや招待の有無の報告

結婚の報告をするタイミングとして、職場には3カ月前までに済ませたいものですが、同時に、挙式・披露宴をする場合、結婚式の日取りや招待客について概ね決めてから報告ができるようにするほうがスマートに報告をすることができます。結婚式の報告となると、結婚することが決まったこと、おおよその日取り、挙式・披露宴への招待や祝辞などの依頼について、仕事を継続するかどうかなど、結婚に関する事実を伝えていくことになります。そのため、ある程度挙式・披露宴について決まったあとに報告を行うほうがスムーズです。入籍だけで済ませる場合でも、職場へは事後報告にならないように伝えておくようにしましょう。会社によってはお祝い金が出る場合もありますし、事後報告だけとなると不義理だと感じる人もいます。事前に入籍の予定を報告して、仕事の継続や休暇についても意向を伝えておきましょう。また、海外挙式だけ行う場合や家族婚として職場の人達を結婚式・披露宴に招待する予定がない場合にも、事前に結婚の予定と身内だけで行うということをはっきりと伝えておきましょう。

乾杯や祝辞を依頼する場合はあわせてお願いする

披露宴での祝辞や乾杯を依頼する場合には、結婚の報告をするタイミングで直接お願いをしましょう。披露宴に出席していただきたいという気持ちと、祝辞や乾杯をぜひともお願いしたいということを伝えます。遠方の方で直接会ってお願いすることが難しい場合には、電話や手紙で依頼を行います。

祝辞や乾杯は披露宴の中でも格式の高い挨拶になります。直接会って依頼する際には招待状も手渡すことができればよいのですが、そうでない場合には、招待状は後日お渡しする旨を伝えましょう。招待状には祝辞や乾杯を依頼する付箋(ふせん)を同封します。事前にお願いすることなく、招待状に祝辞や乾杯の依頼をする付箋を同封することは失礼にあたりますので気を付けましょう。

職場の環境や今後の希望に応じた報告を

職場内結婚の場合

結婚の報告は、ひとりひとりの状況や希望に合わせて行っていきます。例えば、職場結婚である場合は、ふたりがそれぞれの上司に対して同じタイミングで報告します。ずれないように行いましょう。その後ふたり揃ってお互いの上司へ挨拶に行きくと好印象です。同じ部署で働いている場合にはふたりで一緒に報告することになりますが、結婚後にどちらかの異動を求められるケースもありますので、ふたりの気持ちや考えを話し合ってまとめておきましょう。

勤め先が派遣会社の場合

勤めている会社が派遣先の会社である場合には、自分にとっての上司は派遣元の会社の上司となります。派遣元の会社で、どのような手順で派遣先へ結婚を伝え、引継ぎを行うのかなどを相談してから、派遣先に伝えます。登録内容の変更手続きが生じる場合もありますので早めに派遣元の会社に報告と相談を行いましょう。

結婚を機に退職する場合

結婚により退職する場合には、諸手続きのほかに引継ぎ、人事に関わることもありますので3ヶ月以上前に報告するようにしましょう。自分に合った報告の手順がわかりにくい場合には、似たような環境の経験者や総務関係の担当者に相談したり、会社の諸規定を参考にしたりするとよいでしょう。

名前を変えるのか、ハネムーンにはいくのかを決めておこう

結婚後も同じ職場で仕事を継続する場合には、苗字を変えるタイミングについて悩む人も少なくないようです。仕事では便宜上、旧姓のまま通している場合や、書類上も仕事上も新姓に変更するという場合もありますので、自分の希望とそれが可能かどうかを会社に確認しましょう。タイミングとしては入籍後、または挙式・披露宴後からとしている人が多いようです。新しい苗字に変更することにしても定着するまでに時間がかかります。決まりはありませんので焦る必要はありません。ハネムーンについては、会社の規定を確認して、連続して取得できる休暇数や慶事に関して取得できる特別休暇があるのかなどを調べておきましょう。その上で繁忙期を避け、ハネムーンのために休暇を取得したい旨を伝えます。直属の上司へ確認してから申請書類を提出するとスムーズです。休暇中に代替で仕事をしてくれる同僚たちへの配慮を込めて、早めに申し出ましょう。

STEP3でやるべきことリストをチェック*

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