2020.5.28

結婚式のご祝儀に欠かせないふくさとマナー

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結婚式に招待されたら、ご祝儀について考える人も多いことでしょう。いくらぐらい包んでいけばいいの?ご祝儀の渡し方にはどんなマナーはあるの? ここでは、結婚式のご祝儀やマナーについて、お話ししていきます。

目次[]
  1. ご祝儀の金額の相場は?
  2. ゲストの年代、新郎新婦との関係性によるご祝儀の相場
  3. こんな時のご祝儀は?
  4. ふくさって何?
  5. ふくさの種類
  6. ふくさの使い方
  7. 結婚式に出席する時のマナーをチェック

ご祝儀の金額の相場は?

結婚式の招待状が届くと、誰もが幸せな温かい気持ちになるものです。でも、その一方で「いったいご祝儀にはいくらぐらい包んでいけばいいの?」という悩みが思い浮かぶ人も少なくありません。結婚式に出席する際、いくらぐらいご祝儀を用意していけばいいのでしょうか。

一般的にご祝儀の相場となる基本の金額は3万円とされています。その基本をふまえて、新郎新婦とのつきあいや間柄、新郎新婦との年齢などから金額を考えていくと間違いがありません。

ゲストの年代、新郎新婦との関係性によるご祝儀の相場

<ゲストが20代の場合>
友人…2万円・3万円
いとこ…2万円・3万円
兄弟・姉妹…3万円・5万円
新郎新婦の上司…3万円
新郎新婦の同僚…2万円・3万円
新郎新婦の部下…2万円・3万円
会社の取引先関係…3万円

<ゲストが30代の場合>
友人…3万円・5万円
いとこ…3万円・5万円
兄弟・姉妹…5万円
新郎新婦の上司…3万円・5万円
新郎新婦の同僚…3万円
新郎新婦の部下…3万円
会社の取引先関係…3万円・5万円

<ゲストが40代の場合>
友人…3万円・5万円
いとこ…5万円から10万円
兄弟・姉妹…5万円から10万円
新郎新婦の上司…5万円から10万円
新郎新婦の同僚…3万円
新郎新婦の部下…3万円
会社の取引先関係…3万円・5万円

いずれの金額も、あくまでも目安となります。特に、友人やいとこなどの場合は、親しさや会う頻度などによって調整するといいでしょう。会社の上司・同僚・部下、そして取引先の場合は、会社の通例などもあるかもしれませんので、一度職場の人に相談してみるのもひとつの方法です。

また、結婚式に招待してくれた人が、以前自分の結婚式に出席してくれている場合、その相手が送ってくれた金額と同じ金額を包むようにしましょう。

▽ご祝儀関連の記事はこちら

マナーとして知っておきたいご祝儀袋の書き方完全版

こんな時のご祝儀は?

結婚式には自分1人だけが招待されるとは限りません。もしも家族で招待された場合、必ずしもご祝儀×人数分とする必要はなく、祝儀袋も一緒でかまいません。もしも夫婦2人で招待された場合、1人3万円だと2人分で6万円となります。ただ、結婚式では2で割り切れる偶数が嫌われるため、奇数にして、5万円か7万円となります。

残念ながら招待されていても、どうしても結婚式に出席できない場合もあります。
もしも欠席する場合は、ご祝儀の相場が1万円となっています。結婚式の日よりも前に、本人に直接手渡すか、現金書留などで送るようにしましょう。

ふくさって何?

結婚式のご祝儀は、ふくさに包んで持って行くのがマナーです。ところでふくさって何?と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。ふくさとは、小ぶりな風呂敷のようなもので、贈答用の金品を包むための布です。形は正方形で、シルク素材のものが主流です。

ふくさの由来は、「ふくさめる」という言葉が語源と言われています。「やわらかい」「ふっくらした」という意味があり、貴重品が入った箱の上にホコリが被らないように掛けられていた風呂敷のような布のことを、ふくさと呼んでいました。
その後、贈答品や金品を持ち運ぶときに、汚れ防止のために使われるようになりました。ふくさには、贈り物を汚さないように丁寧に持って行くという気持ちから、相手への礼儀の意味もあるのです。

結婚式に参加する時には、金封をそのままの状態で持っていくことを防ぐために、ふくさで包むのがマナーです。もしもふくさを用意できなければ、ハンカチなどで代用しましょう。大人になったら、ふくさを1枚は用意しておくようにしたいものです。

ふくさの種類

ふくさには包むタイプのものと挟むタイプのものがあります。シルク素材で裏地が付いている正方形の布で、何も付いていないシンプルなふくさは、使う人の多い定番です。金封を包んでから包みが開かないように留めておくための爪付きのふくさや、金封をのせるための台付きのふくさもあります。台付きのふくさは、金封を固定するためのゴムや紐が生地についているものがあります。

挟むタイプのふくさは、金封を挟んで使える長財布状のものになります。包む手間がなく、使いやすいふくさになります。最近は、ケース型のものや洋風のものなど、バリエーションが豊富にあります。
便利なものとして、リバーシブルタイプの金封ふくさもあります。このタイプは、暖色と寒色が裏表になっていて慶事と弔事の両方に使うことができます。ただ、ご祝儀を包むときに表になる色を間違えないようにしましょう。

台付きのふくさの場合、バッグに入らないことのないようサイズを確認しましょう。逆に、のし袋が大きすぎてふくさで包めない場合もあるので注意が必要です。

ふくさの素材は、シルクやポリエステルがあります。よいものを長く使いたいと思ったら、シルク素材がおすすめです。特に、30代を過ぎたら大人として少しいい素材のふくさを用意しておいた方がいいかもしれません。

ふくさの色には、赤、オレンジ、エンジ、ピンク、ローズピンク、金、紫、青、緑などがあります。結婚式のようにおめでたい場、つまり慶事の際のふくさの色は、紫、赤、朱色、エンジなど明るい暖色系のものを使います。これに対して弔事の際は、青、緑、グレーなどの寒色系を使います。
ちなみに、紫は慶事と弔事のどちらにも使えますので、紫のふくさを1枚用意しておくといいでしょう。

また、ふくさには柄が入ったものもあります。一般的には柄の無いふくさを使う人が多いのですが、亀甲や松竹梅、扇などのおめでたい柄が入ったものであれば、結婚式に持って行ってもマナー違反にはなりません。

▽ふくさの使い分けに関する記事はこちら

大人として心得ておきたいマナーの一つ、金封を包む「袱紗」。慶事と弔事で使い分けよう

ふくさの使い方

ここで、ふくさを使ったご祝儀の包み方を紹介します。

<包むタイプのふくさ>
ふくさを開き、菱形になるように置きます。爪付きのふくさの場合は、向かって右側に爪がくるように置きます。ふくさの中央から左寄りにご祝儀を置きます。まず左側から折り、次に上、そして下という順にふくさをたたみます。最後に右側を左にたたみ、爪がある場合は爪を止め糸に引っかけます。

台付きふくさは、慶事用の暖色系の面を上にしてふくさの上に置き、あとは先ほどと同じ要領でたたんでいきます。

挟むタイプのふくさは、ふくさを右開きになるように持って、右側からご祝儀を差し込みます。弔事の場合は、左向きになるように持って、左側から差し込みます。反対にならないように気をつけましょう。

結婚式に出席する時のマナーをチェック

結婚式に出席する時のマナーを、ご祝儀の渡し方も含めてお話ししていきましょう。

1.招待状の返信の書き方

まず、結婚式の招待状を受け取ったら、できるだけ早く返信をするのがマナーです。できれば、招待状が届いてから一週間以内に投函するようにしましょう。ほとんどの場合、出席か欠席かのどちらかを丸で囲めばいいようになっています。

出席の場合は『御出席』の『御』と『御欠席』の文字を二重線で消し、『出席』を丸で囲みます。斜め上の部分に『慶んで』と書き、斜め下に『させていただきます』と書き添えます。
もしも欠席する場合は『御欠席』の『御』と『御出席』の文字を二重線で消し、『欠席』を丸で囲みます。斜め上の部分に『残念ながら』と書き、斜め下に『させていただきます』と書き添えます。出席、欠席、どちらの場合も、心のこもったメッセージを一言添えるようにしましょう。

自分の住所や名前を書く欄も同じように、『御』や『お』、『御芳名』の『御芳』などの文字を二重線で消すようにします。

2.結婚式の服装

結婚式に参加する際は服装のマナーも守るようにしましょう。まず、新婦と同じ色の白は避けるようにします。また、肩や胸元が大きく空いたものやミニ丈のスカートなど、、露出の高い服もNGです。「殺生」をイメージすることから、アニマル柄や毛皮、ファー素材は、ふさわしくありません。

アクセサリーは、基本的にはパールのようなシックなものが好まれます。ゴールド系のきらびやかなアクセサリーは、特に昼間の時間帯に行われる結婚式には着けないようにしましょう。

3.受付のマナー

当日、披露宴会場に着いたら、早めに受付を済ますようにしましょう。結婚式に行くと、懐かしい友達やめずらしい仲間など、普段会っていなかった人と再会するので、自然と話が盛り上がったりするものです。
また、到着するなり化粧室に入ってメイクを直す人もいます。これらのことに時間を割かれて、気づいたら披露宴が始まる時間がせまっていた…ということの無いよう、到着したらまず最初に受付を済ませます。多くのゲストで混み合うことも考えると、時間に余裕を持って、遅くとも披露宴が始まる30分前には到着して受付を済ませておきたいところです。

ご祝儀は、この受付の時に手渡します。あらかじめ用意してきたふくさを開いてご祝儀を出した状態で順番を待ちましょう。受付をする時に、まずは受付係の人に「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を伝えます。その後、ご祝儀を渡します。
たたんだふくさの上にご祝儀をのせて、両手で受付係に渡しましょう。ご祝儀袋に書いた自分の名前が読みやすいように、相手の方に正面を向けて渡すようにします。

最後に記帳します。ゲストの名前や住所を書く芳名帳が用意されているので、必要事項を書きます。字を書くことが苦手でも、心をこめて丁寧に書くようにしましょう。最近は、筆ペンの他にマジックが用意されていることも多いので、使いやすい方を選ぶとよいでしょう。夫婦や家族で出席する場合は、代表者のみ姓名を書き、その横に家族が名前のみを書きます。

マナーを守って、素敵な結婚式にしていきましょう。

▽結婚式のマナーについてはこちら

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