2022.7.8

インド結婚式レセプションパーティとは? ダンス・ダンス・ダンス!

結婚の段取り
全国ウェディングプランナー協議会
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レセプションパーティーの進行とダンス・ダンス・ダンス

レセプションパーティーではパーティーの前にウェルカムドリンクなどで招待客が歓談し、その後会場のテーブルにつき食事を取ると言うスタイルです。スケジュールは大まかには決まっているのですがそこも全てがインド時間で行われました。

支度は宿泊先のホテルで行い、私はママからいただいた大きな指輪を華やかな衣装に合わせました。ヘアメイクや支度に時間がかかり大幅に遅刻しましたが、誰もそんなことを気にしておらず、招待客は会場で楽しく歓談を続けていたのでした。

私たちが会場に到着するとすぐに「さぁ、みんな待ってたわよ!」と、言われ招待客の前に夫と並ぶことになりました。ここでの流れは事前に全く聞いてなかったので、どうするのかな?と心配にはなったものの、その心配通り私の両親も招待客の前に駆り出され、のちにダンスフロアになる場所で両家の両親と私たちが並び挨拶をすることになりました。

スポットライトを浴び、心の準備もないままに進んだことがかえってよかったのかもしれません。

準備よく動くテーブルに乗ったウェディングケーキが運ばれてくると「さぁ次はケーキカットよ!」と言われをナイフを渡され、あーそういう流れだったのねと言われるがままにケーキカットし、ファーストバイトまでをやり切ったのでありました。

ぼぉっと成り行きに身を任せていると、ケーキを乗せたテーブルはいつの間にやら片付けられており、妙にテンションの高いDJが「さぁ次はファーストダンスだよ!」みたいに会場を盛り上げました。会場から大きな歓声が上がるそのころには夫と二人ダンスフロアの真ん中に立っていたという怒涛の展開となったのでした。

音楽が始まり、粛々とダンスを始める私たちに招待客はカメラやスマホで撮影しながら注目してくれていました。家族や友人にも私たちがダンスの特訓をしてきたことは話していませんでしたので、ちゃんと踊れるんだ!と両親や姉妹はとても驚いたそうです。

付け焼き刃ではありますが、1週間社交ダンス教室に通い、家に帰っても二人で練習を重ねたダンスは自分たちで言うのもなんですが、まぁうまくできていたと思います。ただ振り付けの中で跪いた彼の周りを私が優雅に回るというところで、ツルツルのダンスフロアに足を滑らせ転んでしまったのです。派手に転びはしましたが、すぐに立ち上がりダンスを続行させた私たちに拍手喝采が上がりました。

そしてクライマックスには彼が私をリフトし、クルクル回るというところまで無事に(でもなかったですが…)踊り通せたのでした。周りのことを見る余裕などなく、ダンスに集中していたのですが、あとで動画を確認するとみんながとても笑顔になっていて、義妹たちも本当に素晴らしかったと涙ぐみながら喜んでくれました。あぁコソ練してよかったなあと思ったものです。

ファーストダンスが終わると、ダンス・ダンス・ダンス!ここからはDJがさらに会場を盛り上げ、アップテンポなインド音楽が流れるとダンスフロアでは老若男女入り乱れ招待客のほぼ全員が踊り始めました。パンジャブ地方という北インドの音楽は親戚一同の地元ということもあり、みんなとても楽しそうに踊っていました。

踊りのスタイルは手を右・左・両手・イエイイエイのような感じで突き上げながらリズムに合わせて全身を動かすよいうようなイメージです。パンジャビダンスとYouTubeなどで検索していただくとたくさん動画が出てくるのですが、インド版盆踊りといったような感じでしょうか、とにかく本当に全員が心から楽しそうに踊るのです。

日本から来た私の家族、友人たちも踊る踊ると聞いてたけど、想像以上に踊るんだねぇと感心していました。しかし、日本から来た我々も負けてはいませんでした。晩婚カップルの友人たちはバブルを経験した強者たちです。ダンスフロアでも注目を浴びながら、インド人男性たちのリードに合わせ、たくさんの人たちと踊っていました。

とても楽しかったといってもらえてロンドンまで来てもらった甲斐があったなと、私も嬉しく思ったものです。

またレビューの評価通りに気の利くDJは時折スローな曲もかけ、カップルたちはチークダンスも楽しんでいました。私の両親も手を繋ぎ、父は母の腰に手を当てたりしながら、なかなか上手に踊っていました。母は、「お父さんとチークダンスを踊るなんて、初めて!」と、頬を染めながら幸せそうに喜んでおりました。

まとめ

準備の大半を夫の家族が行ってくれたおかげで、ロンドンでの海外挙式を無事に終えることができました。人数の多さ、ダンスのこと、家族を連れてロンドンまで行くことなど、色々と大変なこともありましたがみんなの心からの笑顔を見て、本当に良い結婚式ができたねと夫と今でも話しています。

招待客の皆さんからはケータリングのお料理は素晴らしかったとの言葉もいただき、さすが妹たちだなと改めて感謝しています。

しかし、私たちは会場到着とともに怒涛のスケジュールでダンスタイムにまで突入したので、結局一口もお料理を食べることができませんでした。披露宴の味といえばファーストバイトのケーキの味だけを思い出すという、今となっては笑えるいい思い出です。

ロンドン、インド、日本から遠隔で海外挙式の準備をするという大変な状況だったので、結婚指輪の準備もしていませんでしたが、ママから大切な指輪をいただき、さらに家族の絆が深まったようでとても幸せに感じました。サイズは少し大きめではありますが、今でも私の宝物となっています。

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