
インド結婚式レセプションパーティとは? ダンス・ダンス・ダンス!
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2019年に45歳で国際結婚した私の夫はインド系イギリス人です。ファミリーの絆が非常に強いインド人ですが、中でもママの権力は絶対的なもので結婚式やレセプションに関する決め事はほぼ全てママが決定しました。
日本人同士の結婚式なら、そんな風に全部を義母に決められると私たちもちょっと戸惑ってしまったかもしれせんが、なんの前知識もないままインド式の結婚式を行うことが先に決まったので、逆に力強い指針があったことを頼もしく感じていました。
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インド結婚式レセプションパーティーの準備 招待客は250人!?
インド結婚式でのレセプションパーティーは、それはそれは賑やかなもので招待客はできるだけ少人数でやりましょうねと、相談したにもかかわらず結局250人ほどになりました。なぜ人数がはっきり決まらないのかというと招待状を送るのは、個人宛ではなく家族宛になるからなのです。
インドファミリーは核家族が少ないので、多いところでは1枚の招待状で子供を含め9人が参加してくれるといった例もありました。そんな大雑把な人数把握で大丈夫なの?と心配になったのですが、会場は10人は余裕で座れる円卓が30台以上ゆったりと配置できる場所でした。
またお料理は全てケータリングでテーブルごとに大皿を配膳してくれるスタイルのものだったので、ママは胸を張ってなんの心配もいらないと言っていました。実際にケータリングの予約をするときに、1ヶ月くらい前には200人以上になると思うという程度の連絡でOKだったとか。
ロンドンにいてもインドコミュニティのおおらかさはインド本国と変わらないのだなぁと妙なところで感心してしまいました。
レセプションパーティー会場にダンスフロア!?
「レセプションパーティーのことだけど、ダンスフロアは広めに取った方がいいよね?DJはどうする?」と妹たちからWhatsAppアプリを通じて連絡が来たときには、やっぱりインドの結婚式は踊るんだなと心の中で小さく唸ったものです。インド映画をご覧になったことのある方は、え?どうしてこの状況から踊り出すの?と思うことも多かったことでしょう。しかし、インド人は本当にダンスが大好きなのです。
事前に夫からそれとなく話を聞いていたので、「ダンスフロアは大きくとって、DJはレビューの評価がいい人を選びましょう!」と、満点の答えを返しました。もちろん妹たちは大喜びで「きっと楽しくなるわね!」とさらに張り切って準備をしてくれたのでありました。
会場のサイズはかなり大きなもので、前方にDJブース、その前に広くダンスフロアがあり、ダンスフロアを取り囲むように招待客が座る円卓が並ぶというものです。日本の結婚式のように高砂の席みたいなカップル席は準備されておらず、そういうものなんだなぁと思いながら見ておりました。
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