2022.7.8

結婚式の親族紹介はどうすれば良い?タイミングからマナーまで記載◎

結婚の段取り
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親族紹介のスタイル

親族紹介は、両家のメンバーが並んで向かい合わせになって行います。会場スタッフまたは新郎の父が司会進行役となって最初に挨拶を行いますが、父親がいなければ、母親や兄、伯父などで問題ありません。姉妹ももちろんOKです。

はじめに新郎側の親族を紹介し、今度は司会または新婦側の代表者が挨拶してから新婦側の親族が紹介されます。たいていは、紹介されると一人一人が立ち上がって一言挨拶をします。最後に締めの言葉があります。

司会を務めるのは仲人や媒酌人という場合もありますし、新郎新婦という場合もあります。そして、紹介する順番は年齢順というわけではなく、新郎や新婦と血縁の近い順に行うというのが古くからのしきたりです。
一般的には、新郎の父が自己紹介をして、母、兄弟姉妹、父方の親族、母方の親族、ということになるでしょう。

紹介する際は、身内ということでさん付けの必要はなく、「新郎の兄、〇〇です。」などとすればOKです。紹介の順番を厳密にする必要はないのですが、親族に気にする人がいる際には十分に配慮しておくと安心です。

それから、あまりにも親族が多い場合には、「いとこまで」といったルールを決めて線引きする場合もあります。この場合は、両家が同じになるように配慮しましょう。

また、一人一人の紹介方法には2パターンあり、一つは代表者が紹介していくという方法です。父親など代表者がまずは氏名と新郎または新婦との続柄を述べ、母や兄弟それぞれについても同様に紹介していきます。
代表者は全員の氏名と続柄を間違いなく紹介することが必要なので、人数が多ければその分大変になると言えるかもしれません。

特に、滅多に顔を合わせない親族がいる場合などは、あらかじめメモにしておいておくと良いでしょう。結婚して姓が変わっている人もいますし、緊張してど忘れする可能性もあります。
前述したように、さん付けの必要はないので、特に紹介者が自分よりも年上の親族を紹介する際には気を付ける必要があります。

こちらの方法は代表者の負担が大きくなるものの、テンポよく進めることができるという特徴があります。紹介された親族は、「よろしくお願い致します。」と挨拶をして一礼します。

もう一つは、一人一人が自己紹介していくという方法です。代表者が緊張しやすい性格など、負担を少なくしたい場合はこちらの方法を選択するのがおすすめです。
ただし、一人一人が行うと進行がスムーズにいかないことも多く、時間を多めに見ておく必要はあります。また、親族の中にも緊張しやすい人がいれば、この方法を希望しない人もいるでしょう。事前によく説明したり、簡単に練習しておくなどする必要があるかもしれません。

自己紹介の内容は同じで、氏名と新郎または新婦との続柄を述べます。また、時間に余裕がある場合には、新郎新婦とのエピソードなどを盛り込んでもらうと場が和みます。
会場スタッフに時間の確認をしておき、余裕がない場合は「よろしくお願いします」程度の簡単な挨拶で済ますようお願いしておきます。

前述のように、新郎新婦が親族紹介することも可能ですが、親族紹介の場に必ずいるというわけではありません。
自分たちで紹介しないまでも同席したいという希望があれば、会場スタッフに調整してもらえばOKです。

▽きょうだいの結婚式に参加する場合の記事はこちら

【兄弟の結婚式】事前に確認すべき!ご祝儀のマナーとスピーチ内容

親族紹介の例

親族紹介は、氏名と新郎または新婦との続柄を紹介していくわけですが、緊張しやすい場面なので、以下の例を参考にすると良いでしょう。

最初に新郎側の代表者が「では、〇〇家の親族を紹介させていただきます。」と言い、まずは自己紹介をします。
「私は新郎の父○○と申します。本日はお忙しいところ、お集まりいただき、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。」などとすれば良いでしょう。

そして、○○家の紹介をする旨を告げ、「隣におりますのが、新郎の母の△△でございます。」といった具合に次々に紹介していきます。
夫婦や家族で参列している場合には、「新郎の姉の○○、隣が姉の夫で兄の○○、その隣が甥の○○でございます。」と1グループにして紹介すると、分かりやすくスムーズになります。

紹介された親族は立って一礼し、「母の○○でございます。どうぞよろしくお願い致します。」と挨拶します。立っている場合には、1歩前に出て挨拶すればOKです。
全員の紹介が終わったら、「以上をもちまして、親族紹介とさせていただきます。本日より、幾久しくよろしくお願い致します。」などと結びの挨拶をして、新婦側の紹介へとバトンタッチします。

この時、「これで紹介は終了です。」などと言ってしまいがちですが、「終了」などという言葉はお祝いの席では忌み言葉となるので、くれぐれも注意しましょう。

次は、一人一人が自己紹介をしていく場合の例です。最初に新郎の代表者が挨拶と自己紹介をして、「では、自己紹介を進めさせていただきます。」と続けたら、後は順番に続柄と名前を述べて自己紹介をしていきます。
この際、席順を新郎新婦と近い間柄の順に並んでおくと、進行がスムーズになります。

全員の自己紹介が済んだら、再び代表者が「以上でございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。」と挨拶し、親族一同で礼をします。その後、同様に新婦側の自己紹介となります。

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