2022.7.8

これで完璧!ウエルカムスピーチの基本!

結婚式当日
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ウェルカムスピーチ基本の形

ウェルカムスピーチは大きく分けると①招待客へのお礼②結婚の報告③結びの言葉から成っています。

まずは挙式や披露宴に列席してくれるゲストの方々に感謝を伝えます。季節や天気の言葉を文章内に取り入れると情感あふれるあいさつとなります。また、列席へのお礼とともにスピーチや余興の感謝の言葉も伝えましょう。媒酌人が立つ時には、その方々へのお礼も忘れないように注意です。

次に挙式を終えた今の心情や、披露宴の感想を伝えます。結婚に至ったなれそめ話や相手方への気遣いの言葉、披露宴が延期となった場合はそのお詫びなども述べます。ここがウェルカムスピーチのメインとなりますので、しっかりと考えましょう。さらに、相手や自分の両親へ感謝の気持ちを伝え、必要であれば挙式や妊娠などの報告を行います。今後どのような家庭を築いていきたいか、今後の抱負を語るのもいいでしょう。

最後に、謙虚な気持ちでもう一度スピーチを聞いてくれた方々にお礼を伝えます。ゲストの健康や繁栄を願う言葉を付け加えると、重みのある結びとなります。

▽新郎謝辞のポイントについてはこちら

【結婚式挨拶】新郎謝辞の例文と書き方のポイント

 

気を付けるべき5つのポイント

1.わかりやすい言葉で簡潔に
ウェルカムスピーチを行う上でのポイントをご紹介します。1つは専門用語などの難しい言葉や親しい友人にしかわからないような言葉を使わないことです。ゲスト全員が理解できる内容や表現で話しましょう。また、感謝の気持ちを上手に伝える秘訣は、早口にならずに落ち着いてはっきりとした口調で話すことです。句読点ごとに息を吸って、ゆっくり想いを伝えましょう。人前に立つと緊張しやすい方は、事前に何を言うかを考えておくと本番に安心です。また事前に準備しておくことで、まとまりのある文章がつくれます。本番にカンペを読みながらスピーチをしてもいいですが、その際に気を付けることは下を向いて話してしまうことです。できるだけ顔を前に向けて、ゲストの表情を見ながらスピーチしましょう。カンペの文章で特に大切な言葉やセリフには、色を変えたり印をつけたりすると、頭が真っ白になったとしても安心です。棒読みにならないようにしっかり読み込んでおきましょう。
時間の目安は1、2分です。文字数では約300字です。会の最初のあいさつですので長くなりすぎないようにしましょう。

2.謙虚な姿勢で
自分のありのままの気持ちを伝えることも大切ですが、謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。結婚式はあくまで公式な場であることを忘れてはいけません。結婚式は夫婦が幸せを誓い合う場ですが、それだけでなく、参加してくれたゲストの方々をいかにもてなすかが重要です。

3.互いを呼び捨てに
すでに身内となったパートナーは呼び捨てが自然です。相手の両親に向かって話すとき以外は「さん」づけしなくても大丈夫です。

4.事前にスピーチ内容を共有
スピーチの内容は両親に伝えておきましょう。これは両親や親族が語ってほしくない話題を避けるためです。また、スピーチの内容が他のスピーチと被らないようにするためです。結婚披露宴の最後には締めのあいさつがあります。これはウェルカムスピーチと異なり、歴史のあるしきたりです。昔はお家同士の結婚が多かったため、新郎の父がスピーチを担当していました。現在も結びの言葉は新郎の父が行う風習が残っています。また、新郎の父のあとに新郎もあいさつをする2段構えの場合もあります。このように、自分以外にも披露宴中にスピーチを予定している人とは、話す内容が重ならないように事前に打ち合わせしておく必要があります。

5.忌み言葉は避ける!
縁起の悪い言葉である忌み言葉は避けましょう。忌み言葉は不幸や別れを連想させる「失う」「離れる」や「わざわざ」や「たまたま」などの同じ言葉を繰り返し使用する言葉のことです。同じ言葉の繰り返しは、再婚を連想させます。同様の理由から「繰り返し」「再び」なども使わないことが無難です。また、「忙しい」という言葉は「心を亡くす」と書くため、忌み言葉に含まれます。使用する場合は「ご多用」などと言い換えるといいです。

ウェルカムスピーチの基本例

「本日はご多用の折とは存じますが、私たち2人のためにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
先ほど、〇〇にて、皆様方の祝福を受けながら、無事に結婚式を挙げることができました。私たちにとって生涯忘れることのない、特別な時間を過ごすことができました。
本日は、日ごろお世話になっている方々に感謝の気持ちを込めて、この席を設けさせて頂きました。
限られた時間の中ではございますが、楽しい時間をお過ごしいただければ幸いです。本日は本当にありがとうございます。どうぞごゆっくりお過ごしください。」

上記の例の文章に自分たちにしか語れないオリジナルの文章を取り入れていきましょう。

▽人前式のスピーチ例文についてはこちら

私らしく誓いたい!ハートに響く人前式の誓いの言葉♡スピーチの文例をそのままご紹介

スピーチや余興は早めに依頼しよう

ウェルカムスピーチの他にも、披露宴では主賓のあいさつや、乾杯の発声、披露宴の最中のスピーチなど自分以外のゲストに行ってもらうスピーチがあります。披露宴直前に頼むと相手を困らせますので結婚式の日程が決まり次第、できるだけ早くスピーチをお願いする人を決めて依頼することが大切です。遅くとも披露宴の2か月前までには連絡するようにします。幼馴染や学生時代の友人、職場の上司や同僚など、新郎新婦をよく知る人物にお願いしましょう。当日の出番や持ち時間を事前に伝え、式の前日には「明日はよろしくお願いします」と連絡することがマナーです。

・主賓のあいさつ
結婚式披露宴の冒頭で行われる主賓のあいさつは、上司や恩師といった目上の方に依頼します。一般的には両家から1人ずつです。目安時間は約3分間です。

・乾杯の発声
乾杯の発声は、列席者全員にグラスを持って立ってもらい、代表者の「乾杯」の発声とともにグラスを掲げてから飲むことです。上司や恩師、親戚の方など主賓と同じぐらい大切な人が行います。依頼するのは1人のみです。乾杯前のスピーチの目安時間は30秒~1分間です。

・披露宴の最中のスピーチ
新郎新婦の友人各1~2人、グループ単位で参加する場合もあります。準備には負担がかかりますので、依頼するときはメールや電話ではなく、できれば直接会って「スピーチをお願いします」と頼みに行きましょう。スピーチの時間は3分ほどです。グループ単位でスピーチを行ってもらう場合は、間延びしやすいので持ち時間をしっかり伝えておきましょう。

・謝辞
謝辞は式のラストに新郎の父がゲストに列席の感謝と会の締めのあいさつを行うことです。近年は新郎の父だけでなく、新郎や新婦も謝辞を述べることが多くなってきました。そのため、誰が謝辞を述べるのかを事前に決めておく必要があります。スピーチの時間は3分ほどです。晴れの日の最後を飾る言葉として、はっきりと明るい口調で気持ちを伝えましょう。謝辞は緊張がほどける会の終盤に加えて、お酒が入るためだらだら話してしまいやすいです。もし酔っぱらってしまったら「ありがとうございます」と感謝の気持ちを簡潔に伝え、同じ言葉を繰り返すなどの失敗を起こさないようにしましょう。

・スピーチをしてくれた方にお礼をしよう!
自分たちのために時間を割いてスピーチを準備してくださった方々にお礼をしましょう。交通費やプレゼント、主賓の方には1万円ほどが基本です。当日は忙しくて渡す時間が取れない場合は、後日に改まってお礼の言葉とともに届けると丁寧です。

▽結婚式でスピーチを頼まれた場合についてはこちら

結婚式で友人スピーチを任された!慌てないためのダンドリとは

まとめ

披露宴の最初に行われるウェルカムスピーチは、ゲストの方々に感謝の意を伝え、会場の雰囲気を柔らかくすることが目的です。気負わずに、リラックスして自分の気持ちを素直に伝えましょう。大切なことは、時間に余裕をもって準備に取り掛かることです。結婚式の準備はウェルカムスピーチだけではありません。前日に慌てることにならないように、優先順位を決めて準備を進めていきましょう。

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