新郎新婦らしさが出る!ウェルカムスピーチの作り方
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「ウェルカムスピーチ」とは、披露宴の最初に新郎が行う演出の1つです。
今はよく見る演出ですが、昔はあまり見られませんでした。
昔は「媒酌人」が披露宴の初めに、新郎新婦の紹介をしていたのですが、最近では媒酌人なしの結婚式が多くなっています。
要するに媒酌人がいないので、代わりに新郎がゲストに向けて挨拶をするウェルカムスピーチが主流になってきたというわけです。
- 目次
ウェルカムスピーチって必要なの?
絶対にやらなくてはいけない、というものではありません。
しかし何もなく披露宴を始めるのは少し寂しいものです。
というわけで、今はだいたい披露宴の最初に新郎がウェルカムスピーチを行うのが一般的になっていると思ってください。
担当プランナーさんからも、披露宴の最初にウェルカムスピーチを入れましょうと言われるはずです。
どうしても話すのが苦手、という場合は司会の方に軽い挨拶を入れてもらえることもあります。
担当プランナーさんに相談してみましょう。
ウェルカムスピーチってなぜやるの?
ウェルカムスピーチは、この日のために都合を付けて来てくれたゲストへ、感謝の気持ちを伝えるのが目的です。
そして、感謝の気持ちを込めて、食事やお酒、演出などでおもてなしをするのでゆっくりしていってください、という労りの言葉を伝えるという意味もあります。
しかし、それだけがウェルカムスピーチをやる理由ではありません。
ウェルカムスピーチを行う目的は、いくつかあります。
例えば「会場の雰囲気を和ませる」という役割です。
結婚式は新郎新婦はもちろん、ゲストも正装をしてマナーを守って出席します。
誰もが慣れない場のため、緊張している方が多いでしょう。
ウェルカムスピーチを入れることにより、その緊張を少しでも和らげて、会場の雰囲気を和ませるという目的があるのです。
また、ウェルカムスピーチは、これから何が始まるのかという「演出を少しにおわせて盛り上げる」という役割もあります。
ウェルカムスピーチの内容には、「楽しんでいただける演出を用意しました」「おいしい食事をご用意しましたので楽しんでください」など、披露宴を楽しんでいただくための言葉を入れるものです。
ゲストはそれを聞いて「どんな演出があるのかな」「料理が楽しみだな」と、これから始まる披露宴の演出や料理などを楽しみにすることで気分が盛り上がります。
このように、ウェルカムスピーチはいくもの役割があるものです。
ゲストに感謝の気持ちを伝えるとともに、楽しんでいってほしいという気持ちを込めて、スピーチの内容を考えてください。
どんなことを言えばいいの?
ウェルカムスピーチなんて何を話せばいいのかわからない、という方も多いでしょう。
ウェルカムスピーチの内容に、特に決まりはありません。
新郎新婦の独自性に合わせて決めていい、というのが一般的です。
「なんでもいい」のですが、もちろん結婚披露宴ですからあまりにも変な内容は話してはいけません。
一般的には「足を運んでくれたゲストへの労りの言葉」となっています。
具体的には「出席してくれたことへのお礼」「結婚報告と披露宴を楽しんでくださいというメッセージ」「結び」の3つの構成にしましょう。
例えば「本日はお忙しいところお越しいただきありがとうございます」というお礼から始めます。
次に「先ほど○○さんと無事に挙式を済ませることができました」という、結婚報告です。
「ささやかではありますが、お世話になっている皆様にこの席を設けさせていただきました」と、披露宴を楽しんでほしいというメッセージを入れます。
最後に「至らない点もあるかもしれませんが、ゆっくりとお過ごしください」という結びの言葉で締めれば、ウェルカムスピーチの完成です。
このように、ウェルカムスピーチはとても簡単な言葉をつなげるだけでも作ることができます。
難しく考えすぎずなくても大丈夫です。
来てくれたゲストの皆さまに感謝の言葉を伝えるために、がんばって話してみましょう。
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