2022.7.8

結婚祝いのお返しはいつ贈る?お礼状の書き方と文例は?

結婚式のマナー
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具体的な時候の挨拶

月ごとに時候の挨拶の例をあげていきます。
1月ならば「初春の候」「寒さ厳しき折」「厳しい寒さが続きますが」など。
2月は「梅のつぼみも膨らみ始めましたが」「立春の候」「向春の候」など。
3月は「早春の候」「春直浅く冷え込みの厳しい季節ですが」「日ごとに春めいてきましたが」など。
4月は「春暖の候」「花冷えのする日が続いております」「春風が心地よい季節となりました」など。

初夏になった5月の時候の挨拶は「新緑の候」「青葉の美しい爽やかな季節となりました」「爽やかな初夏の風が吹く頃となり」など。
6月は梅雨の時期なので「初夏の候」「梅雨明けの待たれる今日この頃」「紫陽花の花に雨が滴り鮮やかに見えます」など。

夏を迎える7月は「盛夏の候」「猛暑が到来いたしました」「梅雨が明け木々の緑が濃く感じられる今日この頃」など。
真夏を迎えた8月は「残暑の候」「毎日暑い日々が続いておりますが」「暦の上ではもう秋ですがまだ残暑が続くようです」など。

秋を迎える9月は「初秋の候」「秋風が立ち始め過ごしやすい季節となりました」など。
10月は「秋雨の候」「コスモスが風に揺れる秋天の候」「金木犀の香りが甘く漂う季節となりました」など。
秋も深まる11月は「晩秋の候」「日ごとに寒さが厳しくなるこの頃」「初霜の折」「立冬のみぎり」など。
そして1年を締めくくる12月は「寒冷の候」「年の瀬も押し迫り慌ただしい時期となりました」「行く年を惜しみながら新しい年へ希望をはせる今日この頃」など。

このように時候の挨拶には「~の候」といった漢語調の慣用句と、口語調の言い回しがあります。

▽お礼状マナーに関する記事はこちら

【結婚内祝い】知っておきたい常識&マナー*お礼状からギフト選びまで

お礼状の文例

上司や恩師など目上の方へのお礼状の書き方です。
「謹啓 初春の候 ○○様(または部長、係長、先生など)におかれましてはご清祥のこととお喜び申し上げます
この度は 私どもの結婚に際してお祝いを賜り誠にありがとうございました ささやかではございますが 内祝いに心ばかりの品をお贈りいたしますのでどうぞお納めください
新居への引っ越しもすませようやく新生活がスタート致しました
今後は二人で力を合わせ温かい家庭を築いていく所存です どうぞ今後ともご指導ご鞭撻いただきますようお願い申し上げます
末筆ながら○○様のご健勝を心よりお祈り申し上げます 謹言」

最後に日付、新居の住所、新郎新婦の名前を入れます。このように、上司や恩師などの目上の方へは丁寧な文言でお礼状を書くのがマナーです。
そして、句読点を使用しないのが結婚の内祝いの礼状の特徴です。句読点は句切りや終わりを意味するので、一般的に慶事には使いません。

親族へのお礼状の書き方文例は下記のとおりです。
「拝啓 秋も深まってまいりましたが 皆様いかがお過ごしでしょうか
この度は私どもの結婚に際し心のこもったお祝いを頂きありがとうございました ささやかですが心ばかりの品をお贈りいたします どうぞお納めください
ようやく新居も片付きました お近くへお越しの際にはぜひお立ち寄りください まだまだ未熟な二人ではありますが笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思っております
どうぞこれからも変わらぬご指導をよろしくお願いいたします 敬具」

さらに近しい間柄の親族へのお礼状の書き方文例です。
「拝啓 新緑が芽吹く爽やかな季節となりましたが みなさまお元気でしょうか 先日は素敵な結婚祝いのプレゼントをありがとうございました
いただきました圧力鍋のおかげでお料理のレパートリーが増えました お礼にささやかですが内祝いの品をお贈りいたしましたのでどうぞお納めください
今後はお二人のような仲の良い夫婦を目指して二人で助け合っていきたいと思っています どうぞこれからも温かく見守ってくださいますようお願い致します
お近くへお越しの際はどうぞ新居へお立ち寄りください 末筆ながらどうぞ夏バテなどされませんように 敬具」

友人へのお礼状は堅苦しくする必要はありません。
「暑い毎日が続きますがお元気ですか。先日は素敵なお祝いをどうもありがとう。頂いたジューサーで毎朝スムージーを作るのが日課になっています。
感謝の気持ちを込めてささやかな内祝いを贈りますね。どうぞ新居へも遊びに来てください。これからは夫婦共にどうぞよろしくお願いします。」

など、ストレートに感謝の気持ちを伝えましょう。ラインやメールで済ませずに手書きの封書で送る方が喜ばれるでしょう。

内祝いが遅くなってしまったら

結婚式が終わっても新居への引越しや様々な手続きなどで忙しい日々が続きます。新しい生活に慣れるのも大変で、あっという間に時間がたってしまいます。
ふと気がついたら内祝いを贈らないまま数カ月たってしまったというカップルは少なくありません。そんな時は、遅れてしまったお詫びの言葉を添えて贈れば大丈夫。親族の方などには、あらかじめ電話などで遅れてしまったお詫びをお伝えしておくと丁寧です。

一番よくないのは、内祝いを贈らずにお祝いをもらいっぱなしになってしまうことです。たとえ遅くなってしまっても、そのことで怒るような人はいないはず。
素直にお詫びすれば分かってくれますから、それほど心配する必要はないでしょう。もし、心配ならば、両親や義理両親にも事情を伝えておくと安心です。

メールやラインですませることが増え、なかなか封書の手紙を書く機会がないという人は少なくありません。ですが、お礼状はお祝いを頂いたことへの感謝を伝える大切なもの。
さらに、夫婦になり家庭を築いていくことの決意を表すものでもあります。丁寧に相手を思って書きましょう。

「若くてもしっかりしている」「こんなパートナーなら安心」と親族の評価もグッと上がるはずです。物事はなんでも最初が肝心ですから、ぜひ心のこもったお礼状を贈りましょう。

▽お礼の選び方に関する記事はこちら

結婚祝いのお返しのマナーとは?「時期」や「品物の選び方」まで

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