2022.7.8

結婚式で渡すお車代とは?相場は?

結婚式のマナー
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お車代とは結婚・披露宴の仲人や主賓、司会、受付などをお願いしたゲスト対して、お礼としてお渡しするお金のことをいいます。主賓としてお招きして、スピーチや乾杯の音頭をお願いしたゲスト、また、司会や受付などの裏方業務を引き受けてくれたゲストに、ご尽力をいただいたことへの感謝の気持を表すためにお渡しするお礼です。

目次
  1. お車代の意味とは?
  2. お車代の相場は?
  3. お車代を渡す金額とタイミング
  4. お車代のマナー
  5. お車代は早めに準備を
  6. お車代を準備する手順
  7. お車代を渡さなくてもいいケース
  8. お車代の用意を忘れずに

お車代の意味とは?

近年では、結婚式に招待するゲストのなかには、遠方から足を運んでくださる方も増えてきました。新幹線や飛行機などを利用するので、往復の交通費はかなりの金額になります。
このような遠方から来られるゲストに対して、交通費の負担を少しでも軽くするためにお渡しするお金も、お車代といいます。

お車代は、招待したゲスト全員に渡す必要はありません。主賓など自分たちの結婚式・披露宴に何らかの力添えをいただいたゲストや、遠方からわざわざお越しいただいたゲストにのみお渡しするのが一般的です。

お車代の相場は?

お車代の相場は主賓や司会者、受付など、立場や役割によって異なりますが、お礼としてお渡しする場合は、5000円~3万円程度が相場です。
また、遠方からお越しいただいたゲストにお車代を渡す場合は、かかった交通費の半額~全額が相場となります。
たとえば、東京での結婚式・披露宴に大阪からお越しいただく場合、片道で約1万5000円、往復では約3万円かかります。ですからお車代は、1万5000円~3万円が相場となります。

必要となる交通費は、インターネットで調べましょう。電車か飛行機か?など、いくつかの交通手段があり、ゲストがどの方法でお越しになるのかわからない場合は、最も料金が高い交通手段を選び、その半額~全額をお車代とします。
遠方からお越しのゲストは日帰りが難しいので、宿泊されるケースも多々あります。このような場合は、交通費に宿泊費も加えた金額の、半額~全額を負担するのが一般的です。

また、現金を包むのではなく、事前に新幹線や飛行機などのチケットをこちらで購入してゲストにお渡したり、送迎バスを用意したり、宿泊する旅館やホテルを予約して支払いも新郎新婦が負担するケースもあります。

お車代を渡す金額とタイミング

主賓に乾杯の音頭をとっていただくなど、こちらから何らかの役割をお願いしたゲストには、お車代としてお礼のお金を渡します。

・主賓や乾杯の音頭をお願いしたゲスト

主賓や乾杯の音頭をお願いした場合、お渡しする金額は1万円~が相場となります。
主賓は新郎側と新婦側からそれぞれ1名ずつお願いすることが多いので、主賓となってもらうことや、乾杯の音頭をお願いした両家の親から手渡すのが一般的です。
披露宴での歓談時などに、親がご挨拶のためにゲストの席を回られると思いますが、そのときに他の方にわからないように、そっとお渡しするのがいいでしょう。

・スタッフ業務をお願いしたゲスト

親しい友達や知人などに司会をお願いした場合のお車代は、2~3万円が相場です。
司会は負担の大きい役割です。このためお車代はやや多めに包みましょう。
司会者は準備のために、開宴時間よりも早めに到着しますから、このときに両家の親から手渡します。
受付を担当してくれたゲストへのお車代は、3000円~5000円程度が相場となります。受付が始まる前に、お願いした側の親が手渡すのが一般的です。

撮影を担当してくれたゲストのお車代は、1~3万円程度となります。
要所要所のシーンのみのポイント撮影なら1万円程度でかまいませんが、披露宴を通じてさまざまな撮影を行った場合は3万円程度を渡しましょう。
披露宴終了後、親または新郎新婦から手渡します。

生演奏をお願いしたゲストにお車代を渡す場合も1~3万円程度となります。
1曲の演奏なら1万円程度、BGMなど披露宴を盛り上げるために何曲も演奏してもらった場合は3万円など、労力に合わせて金額を決めましょう。この場合も披露宴後に、新郎新婦から手渡します。

ブーケやウエルカムボードなどを製作してくれた場合も、材料費や製作にかかった時間などを考えて、お車代を渡しましょう。
3000円~2万円程度が相場です。披露宴終了後か、日を改めてなるべく早めに新郎新婦か、お願いした新郎または新婦から渡します。

二次会の幹事をお願いした友人には、1万円~3万円程度が相場となります。二次会の終了後に新郎新婦から渡します。

・遠方から出席するゲスト

親族の場合は、これまでの付き合いなどから判断し、いくら包むかを決めましょう。
若くて収入が少なければ全額負担ということもあるでしょうし、逆に地位が高くて親族のまとめ役となっている目上の人の場合は、やや控えめな金額のほうがいいなど、それぞれの立場や、おつきあいの程度によって、相手が気を使わない金額を包むのがよいでしょう。式の当日に、新郎または新婦の親から渡すのが一般的です。

親族以外の場合は、交通費または宿泊費を負担することを事前に伝えておき、当日、受付にて渡してもらうのが一般的です。
また、親と顔見知りだったり、交流があったりする場合は、親から手渡すのもいいでしょう。

お車代のマナーは???

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