2019.11.22

結婚式で渡すお車代とは?相場は?

結婚式のマナー
結婚お役立ち情報
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お車代とは結婚・披露宴の仲人や主賓、司会、受付などをお願いしたゲスト対して、お礼としてお渡しするお金のことをいいます。主賓としてお招きして、スピーチや乾杯の音頭をお願いしたゲスト、また、司会や受付などの裏方業務を引き受けてくれたゲストに、ご尽力をいただいたことへの感謝の気持を表すためにお渡しするお礼です。

目次[]
  1. お車代の意味とは?
  2. お車代の相場は?
  3. お車代を渡す金額とタイミング
  4. お車代のマナー
  5. お車代は早めに準備を
  6. お車代を準備する手順
  7. お車代を渡さなくてもいいケース
  8. お車代の用意を忘れずに

お車代の意味とは?

近年では、結婚式に招待するゲストのなかには、遠方から足を運んでくださる方も増えてきました。新幹線や飛行機などを利用するので、往復の交通費はかなりの金額になります。
このような遠方から来られるゲストに対して、交通費の負担を少しでも軽くするためにお渡しするお金も、お車代といいます。

お車代は、招待したゲスト全員に渡す必要はありません。主賓など自分たちの結婚式・披露宴に何らかの力添えをいただいたゲストや、遠方からわざわざお越しいただいたゲストにのみお渡しするのが一般的です。

お車代の相場は?

お車代の相場は主賓や司会者、受付など、立場や役割によって異なりますが、お礼としてお渡しする場合は、5000円~3万円程度が相場です。
また、遠方からお越しいただいたゲストにお車代を渡す場合は、かかった交通費の半額~全額が相場となります。
たとえば、東京での結婚式・披露宴に大阪からお越しいただく場合、片道で約1万5000円、往復では約3万円かかります。ですからお車代は、1万5000円~3万円が相場となります。

必要となる交通費は、インターネットで調べましょう。電車か飛行機か?など、いくつかの交通手段があり、ゲストがどの方法でお越しになるのかわからない場合は、最も料金が高い交通手段を選び、その半額~全額をお車代とします。
遠方からお越しのゲストは日帰りが難しいので、宿泊されるケースも多々あります。このような場合は、交通費に宿泊費も加えた金額の、半額~全額を負担するのが一般的です。

また、現金を包むのではなく、事前に新幹線や飛行機などのチケットをこちらで購入してゲストにお渡したり、送迎バスを用意したり、宿泊する旅館やホテルを予約して支払いも新郎新婦が負担するケースもあります。

お車代を渡す金額とタイミング

主賓に乾杯の音頭をとっていただくなど、こちらから何らかの役割をお願いしたゲストには、お車代としてお礼のお金を渡します。

・主賓や乾杯の音頭をお願いしたゲスト

主賓や乾杯の音頭をお願いした場合、お渡しする金額は1万円~が相場となります。
主賓は新郎側と新婦側からそれぞれ1名ずつお願いすることが多いので、主賓となってもらうことや、乾杯の音頭をお願いした両家の親から手渡すのが一般的です。
披露宴での歓談時などに、親がご挨拶のためにゲストの席を回られると思いますが、そのときに他の方にわからないように、そっとお渡しするのがいいでしょう。

・スタッフ業務をお願いしたゲスト

親しい友達や知人などに司会をお願いした場合のお車代は、2~3万円が相場です。
司会は負担の大きい役割です。このためお車代はやや多めに包みましょう。
司会者は準備のために、開宴時間よりも早めに到着しますから、このときに両家の親から手渡します。
受付を担当してくれたゲストへのお車代は、3000円~5000円程度が相場となります。受付が始まる前に、お願いした側の親が手渡すのが一般的です。

撮影を担当してくれたゲストのお車代は、1~3万円程度となります。
要所要所のシーンのみのポイント撮影なら1万円程度でかまいませんが、披露宴を通じてさまざまな撮影を行った場合は3万円程度を渡しましょう。
披露宴終了後、親または新郎新婦から手渡します。

生演奏をお願いしたゲストにお車代を渡す場合も1~3万円程度となります。
1曲の演奏なら1万円程度、BGMなど披露宴を盛り上げるために何曲も演奏してもらった場合は3万円など、労力に合わせて金額を決めましょう。この場合も披露宴後に、新郎新婦から手渡します。

ブーケやウエルカムボードなどを製作してくれた場合も、材料費や製作にかかった時間などを考えて、お車代を渡しましょう。
3000円~2万円程度が相場です。披露宴終了後か、日を改めてなるべく早めに新郎新婦か、お願いした新郎または新婦から渡します。

二次会の幹事をお願いした友人には、1万円~3万円程度が相場となります。二次会の終了後に新郎新婦から渡します。

・遠方から出席するゲスト

親族の場合は、これまでの付き合いなどから判断し、いくら包むかを決めましょう。
若くて収入が少なければ全額負担ということもあるでしょうし、逆に地位が高くて親族のまとめ役となっている目上の人の場合は、やや控えめな金額のほうがいいなど、それぞれの立場や、おつきあいの程度によって、相手が気を使わない金額を包むのがよいでしょう。式の当日に、新郎または新婦の親から渡すのが一般的です。

親族以外の場合は、交通費または宿泊費を負担することを事前に伝えておき、当日、受付にて渡してもらうのが一般的です。
また、親と顔見知りだったり、交流があったりする場合は、親から手渡すのもいいでしょう。

お車代のマナー

お車代は、結びきりまたは鮑結びの祝儀袋の上部に、御車代、または御車料と書き、下部に両家の名字を書いて渡すのが一般的です。
1万円以下であれば水引が印刷された、簡易ポチ袋を使えばいいでしょう。1万円以上の場合は、水引がかかったご祝儀袋を使います。

そして、お金は新札を使うのがマナーです。事前に銀行の窓口またはATMで新札を用意しておきましょう。

▽ご祝儀袋に関するマナーはこちら

知らないと恥をかくマナー~ご祝儀袋の表書きと中袋の書き方

お車代は早めに準備を

お車代はほんのお礼だから当日に準備すれば大丈夫……と思っていると、当日になって新札が足らない、予算オーバーになったなどの理由で慌てることがあります。
お車代にいくら必要なのか、招待客を決める段階であらかじめ計算し、結婚費用の予算に組み込んでおくことが大切です。

結婚式にはさまざまな費用が必要ですから、お車代を予算に組み込むのを忘れると、予算不足に陥って困るケースがあります。
遠方からのゲストが多いと、それだけ費用がかかります。事前にしっかりと予算に組み入れ、なるべく早めに新札を準備しておきましょう。新札は、予算より、やや多めに用意しておくと安心です。

▽披露宴・結婚式の予算に関する記事はこちら

結婚式の費用負担4つの方法*両家で揉めがちなことや予算を抑えるコツとは

お車代を準備する手順

お車代は、結婚式・披露宴当日に渡すことが多いのですが、新郎新婦は当日は衣装の着付けなどで多忙ですから、親や受付担当者が手渡すのが一般的です。
ご祝儀袋にはお渡しする相手の名前は書きませんから、渡す相手を間違えるなど失礼がないよう、準備を怠らないようにしましょう。

事前の準備は、次の手順で進めるとミスが少なくなります。まず、お車代を渡すゲストのリストを作成します。
お車代を渡すゲストの氏名、お車代の金額、渡すタイミング、誰から渡すかを一覧表にしておきましょう。

そして、金額によって異なるご祝儀袋を用意します。1万円未満は熨斗が印刷されたポチ袋、1万円はシンプルな祝儀袋、2万円は押し模様が入っているなど、ワンランク上の祝儀袋、3万円は、他より1周り大きな祝儀袋……というように金額ごとに祝儀袋を用意しておくと、間違えにくくなります。
そして、必ず新札でご祝儀袋にお金を入れます。

最後に、山田一郎様、佐藤花子様など、ゲストの名前を書いた付箋を貼っておくと、誰に渡すのかがわかって便利です。
手渡すときは、付箋を剥がすのを忘れないでくださいね。

・お車代は2で割れる数字でもかまわない

結婚式のご祝儀では、1万円、3万円、5万円など奇数がよく、4万円や6万円など2で割り切れる数字は、別れを連想させて縁起が悪いとされています。
しかし、お車代としてゲストにお渡しする場合は、2万円など2で割り切れる金額でも失礼にならないとされています。
1万円では安すぎる、かといって3万円では高すぎるという場合は、2万円を包んでもさしつかえありません。

・なるべく金額に差をつけない

同じ地域から来られたゲストには、同額を包むのもマナーです。後で、同じ地域から出席したAさんとBさんのお車代の金額が違っていたことがわかると、不快な気持ちにさせてしまいます。
同様に、受付など同じ役割をしてくれた人にも、同額のお礼をして差をつけないことが大切です。

お車代を渡さなくてもいいケース

お車代のかわりに、こちらで交通チケットや宿泊費を負担するなど、新郎新婦側が費用を出す場合は、お車代を渡す必要はありません。

また、宿泊される場合、交通費と宿泊費の両方を負担したくても予算が厳しい、という場合は、交通費か宿泊費かのいずれかを負担すればいいでしょう。
両方負担できれば問題はありませんが、金銭的に余裕がなければそれも困難です。無理せず、できる範囲での気遣いをすることが大切です。特に親族の場合は、祝儀を受け取らないかわりにお車代は渡さないなど、事前に相談して負担を少なくするケースもあります。
また、親族間ではお互い様ということで、お車代は出さないのが暗黙のルールとなっている家庭もあります。

このほか、こちらでお車代を用意していても、辞退して受け取らないゲストもいます。
ゲスト側が新郎新婦に負担をかけないよう気遣ってくれているのですから、このような場合はゲストの厚意を無にしないよう、無理やりお車代を渡すのではなく、お気遣いに甘える形になりますが、お車代を渡さなくてもかまいません。

お車代の用意を忘れずに

お車代は結婚式や披露宴でお世話になったり、遠路はるばる来ていただいたりしたゲストに、新郎新婦が感謝を込めてお渡しするお礼の気持ちです。
実際に手渡すのは新郎新婦の親や受付係ですが、事前の準備は新郎新婦がしっかりと行う必要があります。結婚式のプランニングの段階から予算に組み込み、お車代を渡すゲストのリストを作って、当日失礼のないようにしましょう。

▽お車代に関連する記事はこちら

結婚式のお車代は渡したほうが良い?金額の目安は?

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