2019.11.16

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乾杯の挨拶を頼まれたら?新郎新婦に失礼のないようにしっかり準備をしましょう

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結婚式の披露宴では、ウェルカムスピーチ・主賓祝辞・友人祝辞の他に、乾杯の挨拶があります。
ゲストに1人1杯ずつ乾杯用のドリンクが配られ、乾杯の挨拶で新郎新婦とゲストが一斉に乾杯する場面です。

披露宴の中でも盛り上がる演出のひとつのため、乾杯の挨拶を頼まれたら気合を入れて準備しましょう。
準備と言っても、挨拶を考えて当日しっかりとスピーチすれば大丈夫です。

結婚式の乾杯の挨拶ってなんでやるの?

頼まれたのはいいけれど、なぜ乾杯の挨拶をわざわざゲストに頼むのかと思う方もいるでしょう。確かに乾杯の声かけだけ司会の人に行ってもらってもいいような気がします。
乾杯の挨拶をゲストに依頼して披露宴の演出の1つとする理由について、明確な説明はありません。そのため、もちろん司会者の方が乾杯と声掛けしてもいいのでしょう。

しかし、乾杯の挨拶は披露宴の中でも盛り上がるものの1つです。乾杯の挨拶をきっかけに、みなさんでわっと盛り上がって乾杯し拍手が起こります。
乾杯の挨拶の後は食事が運ばれてくることが多いので、厳粛な披露宴の雰囲気から同じテーブルのゲストと食事をしながら歓談し楽しめる雰囲気へと変わるのです。

乾杯の挨拶を親しいゲストへお願いするということは、その人に披露宴の雰囲気を作ってほしいという、新郎新婦の願いが込められていると言えます。
一生に一度の披露宴での乾杯を、自分たちと親しい大切なゲストにお願いしたい、乾杯の挨拶で雰囲気を和ませてほしいということです。

このように書くと責任重大とプレッシャーを感じるかもしれません。しかし乾杯の挨拶は1分程度のスピーチですので、あまり気負いすぎずにマナーさえ守って話せば大丈夫です。
一生に一度の披露宴で、自分に乾杯の挨拶を依頼してくれた新郎新婦のために、素敵な乾杯の挨拶をしてください。

乾杯の挨拶の基本構成はコレ

乾杯の挨拶を頼まれたら、スピーチの内容を考えるところから始めます。何を話せばいいかというと、基本的な構成は決まっているので、それに沿って考えれば大丈夫です。
乾杯の挨拶の基本構成は「自己紹介」「挨拶」「祝辞」「新郎新婦とのエピソードやはなむけの言葉」「乾杯の発声」となります。

自己紹介では、自分の名前や新郎新婦との関係性を話しましょう。
会社の上司や友人です、という役職や関係性をわかりやすく簡潔に話すと、他のゲストにわかりやすいです。
挨拶では「僭越ではございますが」「大変恐縮ではございますが」などと一言加えてからスピーチするのがマナーとなっています。
「僭越」というのは、自分を下げて相手を持ち上げる謙虚な姿を表すことができる言葉です。結婚式には新郎新婦の親族や仕事の上司、お世話になった方など目上の方もたくさんいるでしょう。
その方々を代表して自分が挨拶するので、謙虚な姿勢を表すことができる「僭越ではございますが」という言葉を付け加えるのが一般的です。

そして新郎新婦への祝辞は、シンプルに「○○さん(新郎の名前)、○○(新婦の名前)さん、ご結婚おめでとうございます」で大丈夫です。
そのあとに「新郎新婦とのエピソードやはなむけの言葉」を話します。例えば「新郎とは職場が同じで一緒に働いています。彼はとても仕事ができて頼りがいがある人です」「新婦は職場で明るく接してくれてとても人気があります」などでいいでしょう。

はなむけの言葉も簡単に「これからお2人で力を合わせて素敵な家庭を築いてください」程度でいいです。
最後に「乾杯の掛け声」ですが、「お2人の新たな門出を祝って」「それではご唱和ください」など、乾杯と言う前に一言付け加えるのがいいでしょう。他のゲストに乾杯のタイミングをわかりやすくするためです。

このように基本の構成にそって簡潔なスピーチにしてください。1分程度の短いもので大丈夫です。だいたい原稿用紙1枚程度300~400文字くらいにしましょう。
なぜなら乾杯の挨拶の間、新郎新婦もゲストも立っており、乾杯の挨拶が終わるのを待っています。長い間立たせておくことのないように、1分程度の短いスピーチにしてください。

▽スピーチに関する記事はこちら

結婚式で友人スピーチを任された!慌てないためのダンドリとは

新郎新婦との関係性で挨拶文を変えましょう

乾杯の挨拶は、基本の構成にそって考えれば大丈夫です。しかし、内容を考えるときには「新郎新婦との関係性」もふまえて考えるのが重要なポイントとなります。
例えば乾杯の挨拶を頼まれることの多い、職場の上司や先輩の場合は、新郎新婦とのエピソードで仕事の内容や職場での人柄を話してみるといいでしょう。
友人の場合は、新郎新婦と仲良くなったきっかけや、友人から見ての新郎新婦の性格やほほえましいエピソードなどを話すといいです。

1分程度の短いスピーチですから、あまり詳しく話す必要はありません。長すぎるとマナー違反となります。長くても2分程度にして、話しすぎないように注意しましょう。

そして話す内容や言葉遣いは丁寧な言葉にしてください。特に友人の方が乾杯の挨拶をするときに多いのですが、敬語を使わないくだけた話し方にする人もいます。
あくまでも「披露宴の乾杯の挨拶」で、自分より目上のゲストや新郎新婦の親族も注目しているので、カジュアルすぎる挨拶にならないようにしてください。

学生時代からの友人だと、昔は悪いこともやっていたとかあまり勉強せずに遊んでばかりいて一緒に怒られたとか、マイナスのイメージを抱きやすい内容を話す人もいます。
少しだけならば微笑ましいエピソードになるでしょうが、あくまでも「乾杯の挨拶」です。目上の方もたくさんいる中で代表して自分が挨拶していることを忘れないようにしましょう。

友人代表の祝辞ならば少しくらいはくだけた内容でもいいですが、乾杯の挨拶ではカジュアルになりすぎないように、新郎新婦とのエピソードは仲良くなったきっかけやポジティブな印象を与えてくれる仕事の成功談などを話す程度にしてください。

お辞儀のタイミングはココ!

乾杯の挨拶では、何度かお辞儀をするタイミングがあります。基本的に式場のスタッフが案内してくれますし、スタッフの合図を見てそれに合わせてお辞儀をすれば大丈夫です。
しかし前もって知っておいた方が当日慌てませんし、スタッフが合図を出してくれな場面でも、お辞儀をした方がいいときもあります。
スピーチの内容を考えるときに、一緒にお辞儀のタイミングも覚えておくといいでしょう。

まず司会者が紹介してくれたときに一礼です。席を立つ前に座ったまま周囲の方に一礼しましょう。
そして席を立って歩く前に一礼します。次にマイクの高さをスタッフが調節してくれるので、調節が終わって話す前にまず新郎新婦へ一礼してから他のゲストへ向けて一礼してください。

あとはスピーチをして、全て話終えた後「乾杯」の掛け声を終えればゲストが拍手をしてくれます。この拍手が止まない間に一礼して、歩いて席に戻りましょう。最後に席に座る前に一礼をして終わりです。

乾杯の挨拶は1分程度ですが、これだけの回数お辞儀をするタイミングが出てきます。
知らなくてもスタッフの方が一礼お願いします、と小声で話してくれたり手で合図をしてくれるので大丈夫です。

しかしすべて合図を出してくれるわけではありません。特に席を立つ前や話終えて席へ戻ったときは、合図がないこともあります。
乾杯の挨拶はゲスト全員が注目していますので、自分だけではなく新郎新婦が恥をかかないために、お辞儀のタイミングを覚えておきましょう。

やっちゃダメ!乾杯の挨拶のタブー

乾杯の挨拶では、やってはいけないタブーなことがいくつかあります。
まず挨拶の内容に「忌み言葉」を絶対に使わないでください。忌み言葉とは「別れる」「切れる」「離れる」など、縁起の悪い言葉のことです。
結婚式はおめでたい場所なので、絶対に忌み言葉は使わないでください。
また「重ね言葉」もタブーです。「またまた」「しばしば」など同じ言葉を繰り返すもので、何度も繰り返す言葉は「結婚をまた繰り返す=離婚する、別れる」という悪い意味に捉えられてしまいます。
縁起が悪いのでこちらも使ってはいけません。

新郎新婦とのエピソードでは、主役のお2人をけなすようなエピソードは厳禁です。例えば「仕事ではミスが多い」「友達が少ない」など、マイナスのイメージが強いものは避けてください。
そして「乾杯」の言葉を言うタイミングは明確にしましょう。「乾杯」と声掛けをした後にゲスト全員で「乾杯」と言うので、タイミングがわからないと会場が和やかになるどころか冷えてしまいます。
「それでは」「ご唱和ください」など、乾杯の声掛けがわかりやすいように締めるようにしましょう。

話す内容以外では、当日挨拶の前にお酒を飲みすぎないことです。緊張しているからとお酒で紛らわそうとする人がいますが、酔っ払いすぎて何を話しているのか支離滅裂になる人もいます。
乾杯の前にお酒はあまり飲みすぎないようにしましょう。

▽スピーチの基本についてはこちら

【例文あり】成功する結婚式の祝辞とは?!主賓・上司のスピーチから友人代表スピーチまで

明るく元気にスピーチを忘れずに!

乾杯の挨拶の基本の構成からお辞儀のタイミングまで、当日までに準備しておくことや覚えることはたくさんあります。
しかしいくら準備を万全にしていても、当日いざ乾杯の挨拶をするときに、ボソボソと何を話しているのかわからない小さい声で話したり、暗い雰囲気で行うと台無しです。
乾杯の挨拶は披露宴で盛り上がる演出の1つで、「乾杯」の掛け声で会場の雰囲気がガラっと変わります。何を話しているのかわからないと、乾杯の掛け声が聞こえなかったりわからなくて、他のゲストや新郎新婦も戸惑ってしまうでしょう。

乾杯の挨拶を頼まれたら内容も大切ですが、本番では「明るく笑顔ではっきりと」が重要なポイントとなります。いくら挨拶の内容が良くても、これができないと意味がありません。
「乾杯」の挨拶で披露宴の雰囲気が和やかに切り替わるように、話すのに自信がない方は「明るく笑顔ではっきりと」話す練習をしておきましょう。

▽スピーチの例文についてはこちら

結婚式・披露宴で乾杯の挨拶を頼まれた!例文やスピーチのポイントを知ろう

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