2022.7.8

結婚式の招待状への返信はどのように書くの?基本のマナーと返信期限

結婚式のマナー
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結婚式の日取りが決まると、新郎新婦は招待を予定する方々に招待状を発送します。多くの場合返信用のはがきが同封され返信期限も記載されていますが、返信期限までに返信すればよいわけではありません。

結婚式の招待状が送られてきたときの基本的な返信マナーを確認しましょう。

目次
  1. 返信は出席の場合と欠席の場合で異なる
  2. 返信ハガキは必ず黒字で
  3. 修正や消込は二重線で訂正
  4. 返信ハガキを書くときのマナー
  5. メッセージの記載方法と文例
  6. 返信ハガキに装飾を施すのはNG?
  7. お祝いの気持ちと招待を喜ぶ気持ちを伝えましょう

返信は出席の場合と欠席の場合で異なる

多くの場合招待状への返信期限が記載されていますが、実はこの期限は新郎新婦が最終的に出席者の人数を決定しなければならないぎりぎりの期日の場合があります。できるだけ早く出席人数を決定し、席次などを考えなければならないため、返信はできるだけ早くするのがマナーとされています。

【出席の場合】

招待された結婚式に出席する場合には、できるだけ早くが原則です。招待状が届いたら2~3日以内に返信するようにします。最低でも1週間以内に返信ハガキを差し出しましょう。

メールやSNSなどで出席を伝えた場合でも、必ず返信ハガキで出席することを伝えるのもマナーです。メールやSNSでの連絡はあくまでも口約束や仮約束の状態になります。正式に出席を伝えるためには返信ハガキを差し出す必要があります。

出張や帰省などでどうしてもすぐに返信ハガキを使った返信ができない場合にはまず電話で事情を説明し、期限内には返信ハガキが届くよう配慮しましょう。

【欠席の場合】

欠席時には招待状が届いてから1週間ほど経過してから返信ハガキを差し出すようにします。即答で欠席連絡すると、検討の余地すらなかったのかと新郎新婦が思ってしまいます。色々調整しても出席が叶わなかったと思ってもらえるよう、少し余裕をもって差し出すようにします。

ただ欠席だからと返信ハガキを送らないといったことや、メールやSNSで伝えたからよいといった判断はいけません。必ず欠席を伝える返信ハガキを差し出します。また返信期限ぎりぎりに届くようにするのではなく、1週間ほどたってからという期間を守りましょう。

新郎新婦側としては、他の招待者を探したり打診したりする可能性もあります。その判断する余裕が持てるよう配慮しましょう。

【返信ハガキを棄損してしまった場合】

招待状と共に送られてきた返信ハガキを棄損してしまった場合は、正直に新郎新婦に無くしたり汚したりしてしまったことを伝え、代わりのハガキを用意して送信します。この際ハガキ代は自分で負担しましょう。

返信ハガキには出欠の連絡と自分の名前、連絡先を記載し、新郎新婦へのメッセージも書き添えます。もし他に記載すべきことがないかは、新郎新婦に返信ハガキを棄損したことを伝えるときに確認しておきましょう。

【返信ハガキがない場合】

何かしらかの手違いで返信ハガキが同封されていない場合や、そもそも理由があり返信ハガキが同封されず招待状が届く場合があります。このようなときには必ず新郎新婦に返信ハガキがなかったことを伝えましょう。

もし手違いであれば早めに送ってもらえるよう伝えればよいですし、理由があって入っていなかった場合には、どうしたらよいか尋ねます。もしかしたらウェブ上で出欠を確認する仕組みなのかもしれません。招待状の内容をよくチェックしてみるとよいでしょう。

▽招待状のマナーについてはこちら

招待状返信にはマナーがある?正しい書き方や欠席するときの配慮について。招待しても返信が来ない時の新郎新婦の対処法も!

 

返信ハガキは必ず黒字で

結婚式の招待に対する返信ハガキは、必ず黒字で記載します。毛筆や万年質で記載するとよりよいですが、普段書きなれていないとうまくかけず書き損じてしまう心配があります。そのためボールペンなど使い慣れた筆記用具でも問題ありません。

ポイントは黒であることと、消えない筆記用具であることです。

修正や消込は二重線で訂正

返信ハガキを書き損じた場合や消込む場合には、定規を使いまっすぐに2本の線を引いて訂正します。修正液や修正テープで訂正するのは避けます。文字列が縦書きの場合には縦に二重線を引き、横書きの場合には横に二重線を引いて訂正します。

返信ハガキを書くときのマナー

ここからは実際に返信ハガキに記載していく時のマナーをチェックしていきましょう。かなり細かいと感じるかもしれませんが、基本的なマナーとして身につけておきましょう。

【宛名面】

宛名面には新郎新婦のどちらかの名前や住所がすでに記載されています。このとき名前の下には「行」や「宛」と記載されていることが一般的です。このまま差し出すのは失礼にあたるため、二重線で消し込んで横に「様」と敬称に書き換えます。

もし氏名に「寿」の文字がない場合には、二重線ではなく「寿」という文字を使って消し込んでもよいとされます。これは結婚式の時だけ使われる「寿消し」という消し込み方です。寿消しをするときには朱文字といって赤で「寿」と記載するのがマナーです。

宛名面には自分の住所や氏名は記載せず、メッセージなども記載しません。

【通信面】

通信面には出欠の有無や住所氏名を記載できるようすでに印刷されていますが、この際敬称が印字されているのが一般的です。まず敬称は全て二重線で消し込みます。寿消しで消し込んでもよいですが、ごちゃごちゃとした印象になるときには寿消しよりは二重線で消し込んだ方が見やすくなります。

出席か欠席の文字を○で囲むよう指示がある場合には、敬称を消し込んだのち、出席か欠席の文字を○で囲みます。出席の場合には「御欠席」を、欠席の場合には「御出席」の全体を二重線で消し込みましょう。

ワンランク上のマナーとして、出席の際は「御」の文字を消し込んだあと出席の文字の上に「慶んで」出席の文字の下に「致します」と追記するとより丁寧な印象を与えますよ。

親族からの招待で家族全員が招待されているなど複数名の連名で返信する場合には、氏名を記載する欄に出席者全員の氏名を記載します。招待されていない家族が出席を望む場合には、勝手に氏名を記載するのではなく、先に新郎新婦に招待外の家族が出席したがっているがどうしたらよいか尋ねましょう。

人数の関係でどうしても出席が難しい場合もあるため、無理を通すことは避けましょう。

▽招待状のデコレーションについてはこちら

招待状返信ハガキのマナーを守って可愛くデコレーション!デザインとコメントでお祝いの気持ちを伝えよう*

メッセージの記載方法と文例

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