
新郎新婦の門出に良いスピーチで締めくくりたい!新郎父の挨拶とは
アプリで記事を保存・購読
新郎父挨拶の一例
それでは、実際に新郎父の挨拶の例をご紹介します。進行役から紹介があったら、軽く会釈をしながら立ち上がり、マイクの位置まで進んでください。そして、次のように自己紹介をしましょう。
「ただいまご紹介に預かりました、新郎の父の○○○○と申します。」
あるいは、シンプルに「新郎の父の○○○○と申します。」でも良いでしょう。
続いて、次のフレーズを入れましょう。
「僭越ではございますが、両家を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。」
自己紹介が終わったら、メインとなるゲストへの感謝の気持ちを伝えましょう。
「みなさまご多用の中(足元の悪い中、コロナの騒動の中)、二人のためにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。」
あるいは、「みなさまご多用の中、新郎新婦のためにご列席いただきまして、本当にありがとうございます。」としても良いでしょう。
もし仲人さんがいらっしゃるのであれば、「また、○○様ご夫妻には本日の媒酌人の労を引き受けてくださいまして、誠にありがとうございます。」と入れることも忘れないでください。
次に、新郎の子ども時代のエピソードを入れると良いでしょう。
例えば「○○(新郎の名前)は一人っ子ですが、幸いなことに良い友達に恵まれまして、中学・高校時代は野球に没頭しておりました。弱い部分もありますが、大変な努力家でして、レギュラーになるために、毎日遅くまで一人練習しておりました。」というような、状況がわかるエピソードを盛り込みましょう。
そして、新婦に対して感謝の気持ちを述べた後、ゲストのみなさんに対して、「どうか二人に対して、変わらぬご指導とご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。」と締めくくります。
ご紹介した例文はあくまでも一例であり、ご自身の言葉で適宜内容を変えて、挨拶をしてください。そして、新郎新婦に対して良いスタートとなるような素敵な言葉を残してあげてください。
▽披露宴でのスピーチマナーについてはこちら