
結婚式に出席するときのご祝儀の平均相場はいくら?
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欠席する場合のご祝儀相場は?
出欠の返信ハガキを出す時点で、すでに欠席と知らせていた場合は、1~2万円がご祝儀の目安になります。結婚式の1~2週間前までに現金書留または手渡しで新郎又は新婦に渡すのがマナーです。
もし、それほど親しい関係ではないのなら、新郎新婦にリクエストを聞いたうえでプレゼントを贈るか、電報を送るだけですませてもかまいません。
当初は出席予定だったのに、急病や身内の不幸など、やむを得ない事情で結婚式を急遽、欠席することになったらご祝儀はどうすべきでしょうか。
このようなケースでは、お料理や引き出物のキャンセル料は10~20日くらい前から発生するため、出席するのと同額包むのがマナーとなります。新郎新婦が余計な負担をすることがないように気をつけましょう。
できれば結婚式の1週間前には現金書留で郵送するか手渡ししたいものですが、予期せぬ出来事で結婚式までに渡せない場合は、できるだけ早く郵送するか手渡しできるようにしましょう。
結婚式から数カ月も経ってしまうことがないように気をつけてください。
▽ご祝儀袋の渡し方に関するマナーはこちら
ご祝儀で避けた方がよい金額は?
結婚式にまつわるお祝いごとにはマナーがつきものです。ご祝儀も例外ではありません。ご祝儀の金額は割り切れない奇数が良いとされています。
偶数は割り切れるため、一般的にはNGです。特に4は死を連想させますから、結婚式のご祝儀にはふさわしくありません。9も同様に苦につながり忌み嫌われます。
ただし、偶数であっても最近では「2」はペアという考え方もあり、2万円でもよいとする風潮が生まれています。20代でまだ収入が少ない、失業中で経済的に厳しいなどのケースでは2万円でも問題ないでしょう。8も偶数ですが末広がりで縁起が良いため問題ありません。
日本において、結婚にまつわる事は地方ごとの習慣や風習の影響を受けているため、ご祝儀に関する常識も地域ごと、または家ごとに異なることがあります。相場はあくまでも全国の平均であり目安にすぎませんから、一緒に出席する人や結婚式を挙げるエリアに住む人から情報を得ておくと安心です。
大切なのはいくら包むかではなく、お祝いする気持ちです。あまり細かいことは気にせず、素直な気持ちで祝福しましょう。
▽ご祝儀袋に関するマナーはこちら