2020.3.31

両家の顔合わせを成功させるための段取りと注意点

結納・顔合わせ基礎知識
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これから結婚する二人にとって、両家の顔合わせほど緊張するものはないでしょう。結婚のあいさつというハードルを無事クリアした後にやってくるのが、両家の顔合わせです。万が一、顔合わせで失敗してしまったら結婚の話がなくなってしまう可能性もあります。

思わぬトラブルを避けるためにも、当日の段取りをきちんと整えておくことが必要です。お互いの親族が笑顔になるような気配りができれば、結婚後の生活も何かとうまくいくものです。そこで今回は、顔合わせの段取りと注意点について詳しくご紹介します。

目次[]
  1. 顔合わせは親族紹介の大切な儀式
  2. 顔合わせの日程を決めるときの注意点
  3. 席次を間違えないようにチェックする
  4. 顔合わせの成功は段取りにカギがある
  5. 顔合わせの場で好ましい話題
  6. 料理はアレルギーや好みに気を付けると好印象
  7. 顔合わせで失敗しない服装の選び方
  8. なごやかに終わればまずは成功

顔合わせは親族紹介の大切な儀式

顔合わせは、これから新郎と新婦の家族が親族となる前の大切な儀式です。単なる食事会のように適当に会場を手配した結果、出席者から不評を買ってしまい、長い間文句を言われることもあります。また、顔合わせに出席しても、結婚式には呼べなかったり、また親族の都合で式を欠席したりということもあるでしょう。

それに、結婚式当日は、両家の親族だけで集まって話をする機会はほぼありませんから、前もっての顔合わせは重要です。

つまり、正式に結婚する前とはいえ、顔合わせは両家の親族にとって特別な場ともいえるのです。今後は、一つの親族として仲良くしていく必要があります。これから何かあるごとに集まって顔を見せることになります。
また、何か困ったことがあれば、頭を下げて支援をお願いすることもあるでしょう。今後の親せき付き合いをスムーズに進めるためにも、顔合わせが重要な儀式であることを認識しておくことです。

顔合わせの日程を決めるときの注意点

顔合わせの日程は、結婚することが決まってから結婚式までの間で調整することになります。一般的には、結婚式の半年から3か月前までに行うのが基本です。たとえば、土日祝日など、仕事がある人でも集まりやすい曜日に設定するとよいでしょう。
日程選びでもう一つ頭に入れておきたいのが、縁起の良い日かどうかです。たとえば、大安や友引といったお祝いごとに向く日に設定すると無難でしょう。

また、具体的に日程を決めるときは、両家の都合を優先することが大切です。いくら縁起のよい日を押さえることができても、両家のメンバーがそろわないのでは意味がありません。少なくとも、両家の両親と新郎新婦となる自分たちの都合を最優先してください。

そのほかの出席者には、なるべく都合を合わせてもらえるようにお願いしましょう。また、時間帯はお昼がおすすめです。昼間の明るいうちに集まって顔合わせをすれば、夕方には解散することができるので、遠方から足を運んでいる人にも配慮できます。

席次を間違えないようにチェックする

顔合わせでは、席次を間違えないようにチェックするのも重要です。席次を間違えてしまうと、大変失礼に当たります。場合によっては、常識のない人だと評価される原因になります。特に、年配者は席次にうるさい人もいるので十分に注意してください。顔合わせの間、ずっと不機嫌になられても困りますし、非常識だという印象がこの先に付いて回るのも厄介です。

席次を決めるときは、上座に新郎新婦の両親を配置してください。さらに、入り口から遠いほうに新郎の両親が座るようにアレンジしましょう。新郎と新婦は、基本的に入り口に近い下座になります。祖父母や兄弟姉妹など、そのほかの親族が加わるときは、新郎新婦より下座に配置するのが一般的ですが、ケースバイケースになります。

新郎新婦と両親の間に挟まれて話題に困るといったケースもあるので、最終的な席次を決めるには、両親の意見も参考にするとよいでしょう。

顔合わせの成功は段取りにカギがある

顔合わせを成功させるためには、段取りを整えておくことが大切です。集合時間と実施場所を早めに決めるだけでなく、事前に、大体の時間配分を想定しておきましょう。また、手土産の用意や帰宅方法の確認と手配も忘れてはいけません。出席予定者に年配者や妊娠中の方がいるのなら、会場に相談して配慮することも必要です。

顔合わせを行う会場の立地は、両家の中間地に位置するのがベストです。いずれかの家に近くて便利でも、もう片方の家から遠くて大きな負担がかかるのは好ましくありません。また、ホテルのレストランや料亭など、少し改まった場所を選びましょう。

結婚前の顔合わせでよく使われるところなら、何かと相談に乗ってもらえます。初めてのことなので、どんどん聞いてアドバイスをしてもらうとよいでしょう。当日の段取りもきちんと伝えておけば、大きなトラブルにつながることもありません。

▽顔合わせに関する記事はこちら

顔合わせの進行方法マニュアル|誰がいつ何を言う?

顔合わせの場で好ましい話題

顔合わせの場では、話題に気を付けることも必要です。両家の親族が集まっているのですから、さまざまな世代や考え方の人が混在しています。特定の世代だけに通用する話題や、特定の思想に偏り過ぎた意見は、避けましょう。
たとえ、一般論としては問題なくても気を悪くする人もいるからです。その場ではなごやかに進んだように見えても、不快に感じる人が結婚に反対する可能性もあります。

顔合わせでは、軽く自己紹介することから始まりますが、その後しばらくは緊張が続きます。親族の中には、気を遣って話題を振ってくれる人もいるでしょう。
しかし、顔合わせの主役はあくまでも新郎・新婦となる2人であることを忘れてはいけません。何のために両家の親族が集まっているか考えれば、単なるお飾りとして座っているだけにならないようにしましょう。

最近の時事ネタを話題にすること自体はタブーではありませんが、政治的な意見やシリアスな内容は、お祝いの席には望ましくありません。気持ちが明るくなるような内容のネタにとどめ、場の雰囲気を暗くしないように気を付けましょう。

▽顔合わせにピッタリなしおりについての記事はこちら

新郎新婦の紹介やメモリアルにも最適!「両家顔合わせ」しおり作成のコツ

料理はアレルギーや好みに気を付けると好印象

顔合わせの場では、料理にも気を付けてださい。顔合わせはおめでたい席なので、いつもより奮発して豪華なメニューを注文することが多いでしょう。しかし、豪華なメニューにはさまざまな素材が使われています。もしも、アレルギー持ちの人がいれば、知らないうちに口に入れてしまい大変なことになる可能性があります。
アレルギーはごく微量であっても、反応してしまうのが問題です。思わぬトラブルを避けるためにも、出席予定者には、アレルギーの有無と内容を必ず聞いておくようにしましょう。

また、なるべく嫌いな食材や避けたい食材もリストアップしておくことをおすすめします。せっかく料理が出されても、口に合わない食材だとなかなか食が進まなくなります。また、持病などで特定の食材に摂取制限がかかっている可能性もあります。
聞きづらい内容であっても、最初から申告してもらったほうがお互いのためです。親に頼んで親族に聞いてもらうと、話がスムーズです。

料理はコースになっているものを選ぶと、食事に集中できる時間もできて便利です。大皿を取り分けるスタイルもざっくばらんでよいのですが、顔合わせの席には難しいでしょう。特に、対面方式で両家の親族がずらりと並ぶような席では、現実的ではありません。

また、メニューはなるべく万人受けする内容にして、誰でも食べやすいものを中心に用意してもらうと無難です。

顔合わせで失敗しない服装の選び方

服装に十分に気を付けることで、顔合わせの印象を最大限に良くすることもできます。男性は、スーツが無難でしょう。スーツは、どんな世代の人にも好印象を与えることができます。色は、ダークグレーやネイビーなど、やや堅いイメージの色がおすすめです。
できるなら、スーツを新調することをおすすめします。自分の体に合った上質なセミフォーマルスーツをオーダーしておくと、今後、改まった場に出席するときにも便利です。

ネクタイや靴などの小物にも気を配りましょう。お祝いの席にふさわしいフォーマルな印象を与えるものを選ぶことが肝心です。靴はよく磨いておき、髪型は清潔感があるようにまとめてください。男性が意外と忘れがちなのが、爪のお手入れです。爪は短く切って整え、不潔な印象にならないようにしてください。

女性は、明るい色のスーツやワンピースがよいでしょう。肌の露出は控え、スカート丈はひざが隠れる程度にしてください。体のラインを強調しないデザインで、ごくオーソドックスなものを選ぶことが大切です。靴も、ピンヒールやサンダルなどはふさわしくありません。
顔合わせは、自分を美しく魅力的に見せるための場所ではありませんから、誰にでも好感度の高い服装になるように心がけましょう。髪型も、食事をすることを考えてまとめたり、ネイルも控えめのもをの選んだりすると好印象です。

スーツやワンピース以外では、振袖もおすすめです。振袖は未婚女性向けのものであり、結婚後は着用することができません。結婚前の美しい時期をより美しく彩ってくれるだけでなく、相手の親族に対してきちんとしている印象を与えられるのもよい点です。

たとえば、お見合い写真を撮影することをイメージするとしっくりくるでしょう。スーツやワンピースをまとった女性より、振袖を身に着けた女性のほうがより美しく、品があるように見えます。せっかくの機会なので、振袖を着用することも考えてみてください。

▽顔合わせの服装に関する記事はこちら

顔合わせにふさわしい服装を解説!

なごやかに終わればまずは成功

両家の顔合わせがなごやかに終われば、まずは成功です。顔合わせは、すでに結婚を前提としての親族紹介なのですし、問題なく終わればこのまま正式に結婚式に進むことができます。中には、もっとこうすればよかったなど、後悔するケースもあるでしょう。しかし、大きな失礼も失敗もなく終わることができれば、十分なのです。

さて、顔合わせの締めくくりとして忘れていけないのが、お見送りです。中には、遠くからはるばる足を運んでくれた親族もいることでしょう。お菓子などの手土産を渡しつつ、感謝の言葉を伝えてお見送りしてください。
最後まできちんと気配りできれば、顔合わせに良い印象を残して終えることができます。

何事も、最初が肝心です。今後の親族付き合いにもかかわるので、最後まで段取りを意識して気を抜かないようにしましょう。

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