2020.2.19

結婚がきまったらいつ結納をする?送る品物の相場と当日の服装はどうしたらよいか

結納・顔合わせ基礎知識
結婚お役立ち情報
282 views
続きをアプリで読む

恋人同士としてお付き合いをしている状態から、いよいよ結婚が決まったときに、2人の結婚準備がスタートします。古くからのしきたりを大切にする家族がいる場合、結婚準備の前に「結納」を行うべきと考えるかもしれません。

結納という言葉自体は知っていても、そもそも結納の意味合いや何をどうすればよいのか分からない方も多いでしょう。結納とは何か、いつ行うべきなのかなど結納についてご説明します。

目次[]
  1. 恋人から婚約者へと正式に婚約を整えるための儀式
  2. 本人同士だけでは決めないほうが良い
  3. 結婚式の半年前ごろで都合が合う日程を選ぶ
  4. 贈る品物や結納金相場は地域によって違いがある
  5. 結納品はデパートや式場で揃えることができる
  6. 服装も両家格を合わせて整えることが必要
  7. 実際に結納を行わなかったカップルのほうが多い
  8. 結納を行わない場合の顔合わせはどうするのか
  9. 結納は自分たちだけで決めず両家の両親の意見も取り入れよう

恋人から婚約者へと正式に婚約を整えるための儀式

プロポーズを受け、本人同士が結婚の約束を交わすと、実際にはその時点で婚約が成立します。ですが、この状態では口約束なので約束自体は不確かなものといえます。
約束を確実なものとし、本人だけではなく男性側女性側の双方の両親が「結納品」と「結納金」といった金品を送り合うことで、両家の約束として結婚の約束を整える儀式が結納です。

伝統的で正式な結納では、両家の家族が顔合わせをする前に、仲人と呼ばれる仲介人が結納品や結納金などの金品の受け渡しを担います。結納が整ってからはじめて両家が顔合わせを行うのです。

ただ、これでは仲人の負担が多いことから、会場を用意し仲人を挟み直接両家が顔を合わせ行われる略式結納や、金品を送り合わない両家顔合わせで済ませることも増えています。

本人同士だけでは決めないほうが良い

結婚といえばかつては両家の結びつきでしたので、家同士の考えが重要でした。今は本人同士の考えで結婚に向けた準備を行うカップルが増えています。
結納についても自分たちの考えで行うか行わないかを決めることはできますが、後々を考えると家族、特に両親と結納について話し合いを持つとよいでしょう。

伝統的な家庭や地域性、両親の意識によっては結納が必要と考える方もいます。
両家から祝福される結婚を行うためにも、結納を行うか行わないか、また行うならどのような形式で行うかは本人同士だけで決めないほうが良いでしょう。

▽顔合わせ・結納の関連記事はこちら

顔合わせとは違う、結納って何?関東式と関西式まとめ♡

結婚式の半年前ごろで都合が合う日程を選ぶ

結納を行うことになったら、いつ行うのか決めなければなりません。花嫁となる女性が妊娠中の場合や、早く結婚式を挙げたいといった事情がない場合は、おおむね結婚式の半年前ごろに結納を行うことが多くなります。
結納は両家の都合も考慮して行う必要があります。さらに伝統的で正式な結納を行う場合には、仲人の予定も合わせる必要がでてきます。両家が遠方にある場合には、仲人が行き来することも考え日程を組まなければなりません。

祝い事ということもあり、一般的に吉日と呼ばれる「大安」にあたる日取りが好まれます。特に伝統を意識する家族の場合には「六輝」を意識して日程調整を行うとよいでしょう。

六輝は六曜ということもありますが、その日の吉凶を示す占いのようなものです。大安(たいあん)・友引(ともびき)・先勝(せんしょう)・先負(せんぷ)・赤口(しゃっこう)・仏滅(ぶつめつ)の6つがあり、大安はこの6つの中では終日吉で祝い事に良い日とされています。

他に友引も昼以外は吉といわれる日で、友を引くという意味合いもあるため祝い事には良い日です。結納は午前中に行うことが多いため、午前中と昼は縁起が良いとされる先勝も選ばれることが多い日です。
大安や友引ではなかなか都合が合わない場合には、先勝の日を選び午前中のうちに結納を済ませることもよいでしょう。

贈る品物や結納金相場は地域によって違いがある

結納といえば男性側から女性側へ結納品や結納金を送り、女性側からは結納返しを送るイメージを持つ方は多いでしょう。ですが、地域によっては女性側からも結納品を送る習慣がある場合があります。
カップルの地元が異なるときには、どちらの地域性に合わせて結納を行うかを決めておく必要があります。

また、結納では結納金を送ります。結納金には決まりがありませんが、一般的にはキリの良い金額や縁起が良い金額が好まれます。キリの良い金額では100万円を選ぶ人が多く、縁起が良い金額では80万円、70万円、50万円といった金額が好まれます。
頭に奇数がつく70万円や50万円は2つに割り切れない縁起が良い数字といわれ、80万円は漢字で書くと「八」と末広がりとなるため縁起が良いとされています。

結納品もあわせて送るのが正式です。基本となる結納品は9品目で、関東と関西とで多少の違いがあります。

【関東の結納品9品目】
目録(もくろく)
長熨斗(ながのし)
御帯料(おんおびりょう)
勝男武士(かつおぶし)
寿留女(するめ)
子生婦(こんぶ)
友白髪(ともしらが)
末広(すえひろ)
家内喜多留(やなぎだる)

【関西の結納品9品目】
長熨斗(ながのし)
小袖料(こそでりょう)
松魚料(まつうおりょう)
寿留女(するめ)
子生婦(こんぶ)
高砂(たかさご)
寿恵広(すえひろ)
家内喜多留(やなぎだる)
結美和(ゆびわ)

結納品の飾り方にも違いがあるため、男性側と女性側のどちらの地域に合わせて結納品を準備するかを話し合っておく必要があります。
また、結納品を簡略化し7品や3品と減らす場合や、逆に13品や17品など増やすこともあるため、両家の意向のすり合わせが必要です。

結納品はデパートや式場で揃えることができる

基本となる結納品9品目をみて、パッとそのもの自体をイメージできる人は少ないでしょう。勝男武士(かつおぶし)子生婦(こんぶ)や寿留女(するめ)といったものも、読み仮名がふられていなければ想像できないと思います。
これらを揃える場合は、デパートやホテルのウエディングコーナーや、結婚式場に相談をするとよいでしょう。結納品セットとして準備されています。

また略式の結納式や食事会などがついた結納プランの用意があるケースもあるため、分からない時は相談にのってもらえます。

また結納では、結納品と結納金以外にも必要になるものがあります。
まずは婚約記念品です。男性から女性へと送られる婚約記念品としては婚約指輪が有名です。プロポーズの際にすでに婚約指輪を貰っている場合でも目録に入れます。

女性から男性へは時計などの婚約指輪のお返しにふさわしい金額の装飾品を送るのが一般的です。男性に何が欲しいか聞いておくとよいでしょう。

結納品を確かに受け取った証に「受書」を送ります。また、両家の家族を紹介するための書付となる「家族書」や「親族書」も用意して交わし合います。
結納式は結婚をする当人と、その両親、仲人の8人で行われるため、兄弟姉妹などの家族の紹介は家族書や親族書を用いるのが一般的です。

服装も両家格を合わせて整えることが必要

結納時の服装も、両家で服装の格を合わせる必要があります。伝統的な結納では正装が基本です。男性は五つ紋付きの羽織袴姿で、花嫁となる女性は振袖、母親は黒留袖か五つ紋の色留袖です。
ただし準礼装や略礼装といって男性はブラックやダーク系のスーツ、女性も黒以外のワンピースや上品なスーツでも構いません。

片方の家族高が正装、片方は準礼装といったように服装の格が異なることは避けましょう。

▽結納や顔合わせの服装に関する記事はこちら

顔合わせの服装はどう選ぶ?結納とは違うの?選び方と注意点をチェック

実際に結納を行わなかったカップルのほうが多い

かつては必要不可欠だった結納も、現在では結納を行ったカップルより行わなかったカップルのほうが多くなっています。結婚情報サービスのゼクシィが行った調査によると、結納のみを行ったカップルは3.4%で、結納の代わりに顔合わせ食事会を行ったというカップルは80.9%でした。

中には顔合わせ食事会も行っていない(無回答も含む)カップルも5.2%、結納も顔合わせ食事会も行ったというカップルが10.5%いました。堅苦しい雰囲気ではなく、気軽な雰囲気で顔合わせをしたいと望む両親も多くいます。

ですが、一方で伝統を重んじ「けじめ」として結納を行うべきと考える方もいますので、両親の意向を確かめることは大切といえます。

結納を行わない場合の顔合わせはどうするのか

結納を行わないカップルが増え、両家の顔合わせのための食事会のみ開くケースは増えています。結納金や結納品といった金品のやり取りもない場合、顔合わせはいつどこで行うべきで、費用負担はどうしたらよいか迷うところです。

一般的には結納の際に仲人の労をねぎらう会食はお嫁に行く女性側の家で行っていたため、その習慣に倣い女性側の両親が支払いを行うケースは多いようです。
ただし、男性側の両親は酒肴料として半額程度を包むため、最終的には両家が平等に負担をすることになります。男性側が婿として女性の名字を名乗るときには、逆に男性側の両親が支払いを行い、女性側の両親が酒肴料を包みます。

お互いの実家が遠方にあるときには、女性側の地元に男性側の両親が訪れ顔合わせを行うことが多く、会食費や会場料は女性側が負担をし、交通費や宿泊費を男性側が負担して費用負担を平等にするケースもあります。
金銭面でトラブルが発生すると後々まで禍根が残ります。両家の経済的な事情や希望を考えて調整し、費用負担について話し合いをするとよいでしょう。

地域によっては結納ではなく家族顔合わせであれば、普段から交流が深い親族も招いて食事会を開きたいと考える家族もいます。招かれたほうは結婚する本人とその両親や兄弟姉妹のみだったのに、相手側は伯父伯母や従兄弟まで揃っていたとなると気まずいでしょう。

どの程度まで集まる食事会なのかも確認しておくと安心です。

結納は自分たちだけで決めず両家の両親の意見も取り入れよう

古いしきたりや形式的なものとして結納を行わないでもよいと思うカップルも多いことでしょう。ですが、しきたりや形式的な物なだけに、こだわりをもつ世代の方もいます。結婚は本人たちの問題ではありますが、家族の問題とも言えます。
結婚を決めた報告と共に、結納について両親と話し合いをし、両家の両親の意見も取り入れるようにしましょう。

そうすれば、結婚式当日は新郎新婦だけでなく、両家にとっても心から喜べる日になるでしょう。

▽結納の関連記事はこちら

結納とは|結納を行う前に知っておきたいキホン

ウェディング診断
続きをアプリで読む
続きをアプリで読む