
【完全マニュアル】これを見ればOK!顔合わせ食事会の段取り|事前準備やマナーを解説
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費用分担を決める
顔合わせの費用は主催した新郎新婦が負担するのが一般的ですが、他にも以下のようなケースがあります。
- 新郎が負担
- ふたりで折半
- 新婦が負担
- 両家で折半
- 一方の家族が負担
など、費用の分担方法はさまざま。顔合わせ当日に誰が支払うのかを決めるのではなく、事前にふたりで相談しておきましょう。必要であれば両家で相談します。結婚に関する費用はさまざまな部分で発生しますので、婚約指輪は新郎、顔合わせは新婦、結婚式費用はふたりで折半など、婚約・結婚に関する費用を全体的に見て分担するのもありですよ!
新婦が負担するケースはごく稀だそうで、男性側を立てる意味でも、新婦が負担していたとしても支払いは新郎にお願いするというケースが多いようです。費用の分担はトラブルを回避するためにもクリアにしておくことをおすすめします。
服装を決める
顔合わせの服装は男性ならスーツ、女性はワンピースやスーツなど、きちんとした服装をするのがマナーです。格式でいうと、礼装の中では最もカジュアルな「略礼装」が適しているといえるでしょう。顔合わせでは新郎新婦ふたりの格を合わせる他、両家でも格を合わせる必要があります。会場の雰囲気に合わせてデザインや雰囲気を統一するのも素敵ですが、まずは同じ格式の服装に身を包みましょう。どちらか一方の格式が高すぎるということのないよう、事前にどんな服装で参加するか、相談をしておくことをおすすめします。
両家でいろいろな決め事を共有・相談するのは難しいため、ふたりが連絡役となり、両家で情報が共有されるようにしてくださいね。服装に関してのマナーをポイントでまとめるとこのようになります。
【女性】
- 膝丈、膝下丈のワンピース(淡く明るい色がおすすめ)
- スーツ(スカートタイプがおすすめ、リクルートスーツNG)
- ジャケットスタイル
- 訪問着
- 色留袖(紋の数で格式が変わるため要確認)
- 振袖(格式の高い第一礼装のため、着る際は要相談)※新婦のみ
【男性】
- ブラックスーツ、ダークスーツ(シャツは白、ネクタイやソックスは落ち着いたカラーを選ぶ)
- 靴下や靴は綺麗なものを選ぶ
- 紋付羽織袴(振袖同様、格式が高いため要相談)※新郎のみ
一般的にスーツやワンピースで参加する新郎新婦がほとんどで、両親の服装に関してのマナーも上記の通りです。両親は新郎新婦と同様の格、もしくはそれ以下の服装を着用します。兄弟などが参加する場合、学生なら制服でOK。成人していれば、上記のポイントに基づき服装を選びます。結納では振袖や紋付羽織袴を着用している方もいますが、顔合わせでは珍しいケースかもしれません。会の雰囲気に合わせて適切な服装を選んでみてくださいね。
手土産を決める
顔合わせの食事会に手土産は必須ではありませんが、持参する方は多いようです。手土産を用意する場合は時間を設けてくれたことへの感謝の気持ちを込めて、かさばらないものを贈るといいでしょう。
- 地元や出身地の名産品
- 老舗和菓子屋の品物
- 縁起物の洋菓子
- 相手側のご両親が好きなもの
などなど。おめでたい席にはお酒などの贈り物が選ばれることもありますが、顔合わせの際は持ち運びのことを考えると、菓子折りなどが無難ではないでしょうか。また、手土産を持参することに決まったら、両家ともに持参するようにし、予算も揃えます。顔合わせの手土産の予算は3,000円~5,000程。一方だけしか持って来ていない、または一方の手土産が高価すぎるということのないように注意が必要です。
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