
【完全マニュアル】これを見ればOK!顔合わせ食事会の段取り|事前準備やマナーを解説
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当日の流れ
1.ふたりの案内で会場へ
当日は現地集合ではなく、ふたりがそれぞれ家族をエスコートして会場に向かいましょう。他愛もない会話を楽しみながら会場に向かうことで、両親や自分自身の緊張を解く目的もありますよ。会場には5~10分前くらいに到着するようにしましょう。待ち合わせ時間に遅れないようにするためのエスコートでもあります。
また女性側が先に到着し、会場で男性側を待つというマナーもあるのですが、両家ともに平等にいきましょうということであれば、時間に遅刻しないよう余裕も持って向かえばOKです。
2.開始の挨拶(新郎)
顔合わせ食事会のはじまりの挨拶は、一般的に新郎が行います。中には新郎の父親が行うケースもありますので、相談するといいでしょう。
例「本日はふたりの婚約にあたりお集まりいただき、誠にありがとうございます。どうぞ最後までよろしくお願いいたします。」
など、お礼の言葉を述べてはじまりの挨拶とします。このタイミングで新郎新婦の自己紹介を簡単に挟むのもいいかもしれません。
新郎新婦がお互いの名前を呼ぶときは普段呼んでいる呼び方ではなく、「○○さん」と呼びましょう。相手の両親のことは「○○さんのお父様」「○○さんのお母様」と呼ぶのがふさわしいです。
3.両家の家族紹介
両家の家族紹介は新郎新婦ふたりがそれぞれ行います。初めに男性側の家族を紹介し、続いて女性側の家族を紹介しましょう。家族全員の紹介を終えたら、新郎の父親、新婦の父親、新郎の母親、新婦の母親の順に一言述べ、しばし会話を楽しみます。
紹介:例「それでは私の家族を紹介します。私の父親である○○、隣におりますのが母親の○○…(家族が他にも出席していれば紹介を続けます)、本日はよろしくお願いいたします。」
新郎、新婦どちらも同じ様に紹介しましょう。名前の後に趣味や性格などを付け加えるのもおすすめですよ。
父母:例1「○○さんはいつも話に聞いているように、とても誠実で素敵な方だとお見受けしました。私どもの○○と婚約をしたと聞いたときは、心から喜んだものです。今後もご迷惑をおかけすることと思いますが、末永く○○のことをよろしくお願いいたします。」
父母:例2「○○さんは一度お会いしたときからとても印象が良く、○○の結婚相手になってはくれないかと密かに願っていたものです。そのため、今回婚約の話を聞いて心から嬉しく思いました。○○さんのようなパートナーを見つけた私どもの○○は本当に幸せものです。何卒、末永くよろしくお願いいたします。」
両親からの言葉は、我が子のパートナーを称賛する言葉や、婚約・結婚を嬉しく思っていることなど、場の雰囲気が良くなるような言葉を述べるとGOODです。あくまでも相手を褒めることに留め、我が子を謙遜しすぎる言葉は、相手側も困ってしまうので控えたほうがよさそうですね。
4.記念撮影
食事の前、おわりの挨拶の前に2回写真撮影を行うケースが多いようです。お酒が入る前に撮っておきたいという方が多く、撮影スタジオを完備しているホテルなどが会場の場合は、スタジオできちんと撮影してもらってもいいかもしれません。おわりの挨拶の前には、顔合わせ食事会の記念として楽しげなショットを撮影しておくといい思い出になりますよ♪
5.乾杯、会食
乾杯の音頭は新郎の父親が行うことがほとんどです。中には新郎本人が行うことも。こちらも事前に打ち合わせをして、誰が乾杯の声かけをするか相談しておくといいでしょう。
乾杯:例「本日はこのようなおめでたい会を開くことができ、誠に嬉しく思っております。ふたりの幸せと、両家の深い繋がりを祝福し、乾杯!」
グラスを交し合ったらいよいよ会食のスタートです。昔話やふたりの今後についての話題に花を咲かせながら食事を楽しみましょう。お酒の飲みすぎには注意してくださいね。
6.締めの挨拶・お礼
締めに新郎新婦ふたりより、おわりの挨拶とお礼を述べます。その後に両家の父親からそれぞれ一言を述べましょう。
例「本日はふたりの婚約にあたり、お忙しい中時間を作ってくださり誠にありがとうございます。今後は結婚式の準備などでお世話になるかと思います。その際はどうぞよろしくお願いいたします。」
など、感謝の気持ちや先の予定などを簡単に織り交ぜるといいでしょう。お会計をスムーズに済ませ解散となります。
顔合わせのマナーを知りたい♡