2022.7.7

顔合わせにふさわしい服装マナー|男性・女性・家族の場合

結納・顔合わせ基礎知識
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両家の顔合わせを行う際の服装をご存知ですか?

「結納」よりもカジュアルなイメージがある顔合わせですが、パートナーのご両親やご家族もいる場ですので、あまりにもカジュアルな服装はNGです。両親からすれば我が子の婚約者となる相手の心が表れる服装は、こと細かくチェックしてしまうもの。服装ひとつで印象を損ねないためにも、顔合わせにふさわしい服装のマナーを確認しておきましょう。気になる顔合わせの服装マナーを、男女別にご紹介します!

>> 結婚挨拶時の男性の服装マナー|基本はスーツ!「スーツ以外で」と言われたら?

目次
  1. 顔合わせの服装マナーって?
  2. 顔合せの服装のマナー(女性)
  3. 顔合せの服装のマナー(男性)
  4. 顔合わせの服装マナー(両親)
  5. 顔合わせの服装マナー(兄弟・姉妹)
  6. 当日はマナーを守って好印象な服装を

顔合わせの服装マナーって?

顔合わせの服装マナーは“よそいき”なきちんと感を出すことが大事!顔合わせの際の服装マナーを守ることは、相手に気持ち良く時間を過ごしてもらうための配慮でもあります。男性ならスーツ、女性ならワンピースやスーツなど。顔合わせは単に食事をするだけではなく、家族の紹介をしたり両家の親睦を深めたりする場です。両家の家族が総出となるわけですので、TシャツGパンではさすがにいけませんよね。

もし、相手の両親が遠方に住んでいて、自分自身も中々会う機会がないとすれば、こうした1回1回の顔合わせがとても大事になってきます。そうでなくても、結婚前は両家で顔を合せる機会が少ないと思うので、いかに良い印象を残して、今後のお付き合いに繋げていくかが重要です。服装は人の印象を大きく左右するものですので、充実した食事会にするためにも、服装で相手の気を散らすことのないようにしましょう。

顔合せの服装のマナー(女性)

顔合わせに着ていく女性の服装は、露出が少ない清楚なスタイルが理想です。洋装ならワンピースやスーツ、ジャケットスタイルなど。訪問着や色留袖などの和装も素敵ですよ。それぞれが持つ印象やコーディネートのポイントをご紹介します。

【ワンピース】

女性らしく、程よい“きちんと感”が出るため顔合わせにぴったりな服装です。また、ワンピースは結婚式などにも着ていくことができる格式の高い服装。ワンピースといってもデザインは様々ですので、一番は露出の少ないタイプが望ましいです。カラーは爽やかで明るい色味がGOOD。パステルカラーやベージュなど、柔らかい色味は好印象を与えます。スカートは「ひざ丈」もしくは「ひざ下丈」がマスト!

ワンピースがノースリーブのデザインなら、上にカーディガンやジャケットを羽織ることをおすすめします。羽織物は、季節的によって暑い場合もありますので、待ち合わせ時は肩にかけておくだけでもOK。それだけで品がよく見えます。ちなみに顔合わせ会場では、夏でも冷房が効いているかと思いますので、きちんと袖を通して羽織りましょう。

【スーツ】

女性のフォーマルウェアで一番格式が高いのは「ワンピース」であるため、できればワンピースが望ましいですが、程良い“きちんと感”を出せるスーツでもOK。リクルートスーツのようなものはNGです。黒のスーツではなく、できれば明るい女性らしい色味を選びます。スカートがおすすめですが、パンツスタイルでも構いません。清潔感のある服装なら、相手に良い印象を与えてくれるはずです。

ちなみに、結納金や婚約記念品などを用意してきちんとした「結納」を行う際は、スーツよりもワンピースの方がいいでしょう。

【訪問着】

顔合わせに着物はかしこまり過ぎるのでは?と思う方も中にはいるかもしれません。しかし、訪問着は「略礼装」といって、フォーマルウェアの格式の中で、3番目にあたる正装です。【正礼装】【準礼装】【略礼装】の順に格付けされているため、フォーマルウェアの中では最もカジュアルな服装といえます。カジュアルとはいえ、結婚式でいえば親族やゲストが着るものに値しますので、きちんとしている事に違いはありません。顔合わせという場にふさわしい服装といえます。和食料理屋や料亭などで顔合わせを行う際には、シーンにもマッチしていて素敵ですよね。

【色留袖】

黒地以外で上半身は無地、裾のみに模様が入っているものを色留袖といいます。ちなみに訪問着とよく似ていますが、訪問着は上半身にも模様が入っています。黒留袖と同じく慶事に着用される色留袖は、黒以外のものを指し、既婚・未婚問わず女性の正装として親しまれています。昔は既婚女性のみが身につけるものとして知られていましたが、現在では特に縛りはないようです。

色留袖は紋の数によって格式が変わります。五つ紋の色留袖は、婚礼や受賞式など、格式の高いシーンで用いられます。ちなみに色留袖は、五つ紋をつければ略礼装から黒留袖と同様の正礼装まで格式がアップします。三つ紋や一つ紋は訪問やゲストとして呼ばれたパーティー、会食などに適しており、顔合わせにはこの三つ紋や一つ紋がいいかもしれませんね。

【振袖】

顔合わせや結納に振袖を着ていく方も多くいます。振袖は未婚女性の第一礼装で、最も格式の高い服装。未婚のうちにもう一度着ておきたいという方が多いのでしょう。意外と人気のある服装です。ただし、顔合わせには少し格が高すぎるようにも思えます。場の雰囲気が明るくなって良いという意見の親御さんもいれば、顔合わせには固すぎるという意見を持つ方もいます。顔合わせに参加する全ての人が第一礼装で揃えるのであれば特に問題はありませんが、ひとりだけ格式が高いということのないように注意が必要です。とはいえ、振袖は品がありおめでたい席にはふさわしい正装ですので、会場の雰囲気や参加する両家の皆さんに合わせながら検討してみてくださいね。

顔合わせの服装マナー

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