
結婚挨拶後はお礼状を!あなたのマナーは大丈夫?【シーン別文例】6パターンも*
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結婚挨拶後に送る【お礼状】のOKマナー8つ
1、結婚挨拶後、数日以内(遅くとも一週間以内)に手紙やハガキで送る
お礼状は、結婚挨拶に限らず、タイミングが大切。結婚挨拶をした当日や翌日には投函します。
忘れた頃に届くようなお礼状では、ずぼらな人だという印象を与えてしまうだけになります。どんなに遅くても1週間以内にご両親の手元に届くように送りましょう。
2、お礼状に使う封筒は白無地・長形4号
お礼状に使う封筒や便箋は白無地・縦長を使います。白の封筒や便箋であれば多少の型押しや透かし模様などは構いません。
※茶封筒はビジネス用、カジュアルな色柄の封筒はプライベート用に使いましょう
サイズは「長形4号」が使いやすくおすすめです。二重になっているものか、厚手のものを選びましょう。
中身の便箋は3つ折りにして、書き出し部分を上にして封入します。
色・柄がついている便箋はやめておいたほうがいい?
色や柄が入っているものは、相手の好みとそぐわない場合があるのであまりおすすめできません。カジュアルすぎるデザインのものは控えておいたほうがよさそう。
もし色・柄の便箋を使うときは、控えめで上品なものを選ぶといいでしょう。
3、筆記具は毛筆・筆ペン・万年筆・ボールペン
お礼状を書くときにふさわしい筆記具は
- 毛筆
- 筆ペン
- 万年筆
- ボールペン
インクの色は黒かブルーブラックを使います。鉛筆や消えるインクのペンはNGです。
ボールペンは軽い印象となりがちなので、目上の人に対するお礼状にふさわしい毛筆か万年筆で書くことがおすすめです。最も格が高い印象となるのは毛筆書きです。
4、縦書きの便箋を使うとよりきちんと感が出る
日本では伝統的に縦書きの文章のほうがきちんと感が伝わります。手紙やハガキも同様です。
封筒の宛名も縦書きにしましょう。縦書きは不慣れだという人もいるかもしれませんが、1行の文字数や文字のサイズなどが丁度よく配置されるように考えて、まずは練習しておきましょう。その後に清書すると上手くいきますので試してみてくださいね。
5、よく知っている間柄でも改めて送ると好印象
交際中から家族ぐるみで親しくしてもらっているような場合、改まったお礼状を出すのは照れくさいと感じるかもしれません。しかし、交際と結婚は気持ちの上でも法律上も意味合いが異なります。
結婚という人生の大切な節目を迎えるふたりが、両親に対してけじめある態度を見せる大切なタイミングです。ぜひ、お礼状を用意しましょう。きっとふたりの株が上がるはずです。
6、パソコンではなく必ず手書きの手紙で送る
中には手書きが苦手でパソコンに慣れているという人もいるはず。
ですが、結婚挨拶のお礼状は手書きが基本です。
パソコンで作成してプリントアウトしたお礼状は形式的な印象が強くなり、気持ちが伝わりづらくなります。字に自信がなくても、一文字ずつ丁寧に書くことで相手に気持ちが伝わります。
丁寧に下書きして時間をかけて用意しましょう。
7、結婚に快く承諾してもらえなかった場合も感謝の気持ちを手短に
結婚の挨拶で、快い対応を頂けなかった場合も、自分自身が上手く挨拶できなかった場合も、時間を作ってくださったことや話を聞いてくださったことに対するお礼の気持ちを伝えましょう。
このような場合は、手短に感謝の気持ちを伝える文章にしてお礼状をすぐに送ることが大切です。例文はのちほどご紹介します。
8、お礼状に書くのはお礼のみ
お礼状は、あくまでもお礼を述べる手紙なので、ついでにほかの要件を書くのはNG。
また「追伸」もついでのようなイメージを与えてしまい、失礼にあたるので控えましょう。
結婚挨拶のお礼状の基本的な書き方について