2022.7.8

永遠の愛を誓う指輪のプレゼント。指輪の歴史と、はめる指ごとの意味を解説!

婚約指輪・結婚指輪
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指輪の交換というのは、聖なる誓いといった印象もあり、恋人にプレゼントで渡すにしても特別感のあるアクセサリーです。

そもそも指輪はどういった風に私たちの文化に根付いていったのか、その詳細について触れます。

目次
  1. 指輪の歴史
  2. 薬指なのは何故か
  3. 指輪を買うとしたら
  4. デザインはシンプルが一番
  5. 指輪は想いを託すアイテム

指輪の歴史

指輪は古代から、魔除けや護符としての役割を担ってきました。特に有名なのは結婚指輪の文化です。マリッジリングとして文化に根付いてきた指輪の歴史は長く、起源とされる逸話はたくさんあります。
神聖な雰囲気のある指輪の誓いですが、キリスト教では昔は反対されていました。その理由は、諸説ある起源の内のひとつにあります。

・ギリシャ神話と指輪物語
ギリシャ神話に登場するプロメテウスは人類の誕生に関わったとされる神です。人間をこよなく愛していたプロメテウスは、人間嫌いの天界の王であるゼウスに逆らうこともしばしばありました。
ゼウスの怒りをかってしまったプロメテウスはコーカサス山で縛り付けられ鳥に臓器を食べさせられるという拷問を受けることになります。その後に解放されたプロメテウスはゼウスへの絶対服従の証として、自身を縛っていた鎖で作った指輪をはめることになったのです。

これが結婚指輪の大元になったという説があるのです。この奴隷契約的な由来が昔はキリスト教では嫌悪感があったようです。
しかし、その後、キリスト教は結婚指輪の風習を神への誓いとして広めていくことになります。

・記録に残る結婚指輪の歴史
結婚指輪の習慣に似たものは世界中で見られていました。それは、指輪に限らず紐であったり腕輪であったり媒体が様々です。
指輪としては、古代エジプト時代では象形文字の輪の形が結婚を示したり「永遠を象徴する」として夫婦の絆を固めるために活用されていました。

正式な結婚指輪としては、ローマ教皇のニコラス1世が指輪を結婚の証としてみなしたとされます。ローマ時代について書かれた記録にも結婚指輪に金の指輪と鉄の指輪を交換していると残されています。
結婚指輪をはめることで2人の絆を神へ誓う風習はキリスト教の流布とともに広がっていき、教会が交換儀式を見守るようになりました。

・日本での定着
もともと日本で結婚指輪どころか指輪の文化自体が希薄でした。
日本へ指輪が伝来したのも江戸時代のことだったようです。その当時、鎖国などでヨーロッパの文化や宗教を拒んでいた日本が、指輪を受け入れたのは、直接ヨーロッパから伝わったものではなく中国を介したためでした。

その後、結婚指輪として文化が定着したのは昭和中期と、日本での指輪の歴史は、まだ日が浅いです。明治時代には結婚指輪の広告が出されるようになり、大正時代には広まっていくという流れです。
とくに戦争後は、それまで接収されていたダイヤモンドなどの宝飾が人気になり、指輪の文化は一般に定着していきました。

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