2022.7.7

結婚式の費用負担4つの方法*両家で揉めがちなことや予算を抑えるコツとは

結婚式・基礎知識
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費用分担で揉めがちなこと

両家の意見の食い違い

結婚式の費用の負担の話をする際に、結婚式そのものの規模について盛大にするのか、親戚のみを招いた小人数の式にするのかなどで折り合いがつかずに揉めてしまうことがあります。結婚式の規模は両家の意見や地域性なども大きく影響します。また、結婚式の規模によって負担する費用に大きな違いが出てきますので、両家の考えに隔たりがある場合には丁寧に話し合いをする必要があります。

費用の分担においても両家の意見に食い違いがあるのは当然のことです。大切なのはお互いの意見を尊重して調和点を見出すことです。両家の調整役は本人同士ということになりますので、ふたりの意見は事前にしっかりとすり合わせて、両家での話し合いに臨みましょう。どうしても折り合わない場合には、話を一度保留にしておいて、家族以外の人に相談してアドバイスをもらってもよいでしょう。

新婚生活費用との折り合いも考えて

結婚にかかる費用には結婚式だけでなく新婚生活費用も含まれます。新婚生活には初期費用として引っ越しや家具、家電などを揃えるための大きな費用が必要となりますし、生活を継続していくための費用もかかります。結婚式でふたりの資金を使い尽くしてしまったり、ローンを組んでしまったりすると新婚生活にマイナスの影響が出る可能性があるためにおすすめできません。新婚生活費用について考える際には、初期費用をどのように負担するのかということと、毎月の生活費をどのように誰が用意するのかなどについてしっかり話し合い計画する必要があります。計画なしに進むと早々に生活が破たんしてしまいかねません。

結婚式はふたりの人生の節目として大切なセレモニーのひとつではありますが、結婚式がゴールではありません。結婚式は新婚生活のスタート地点なのです。よきスタートを切るために、金銭的な計画においても結婚式が到着地点となってしまわないように注意しましょう。

両親から資金援助があると、親の発言力が強くなる

結婚式には多額の費用がかかります。費用がかかることについては、基本的に費用を出した人に決裁権があると考えられます。そのため、両親からの資金援助があると、親の発言力が強くなるのは当然の流れです。結婚式はふたりの自由にしたいという気持ちから両親からの資金援助を断るというケースもあるほどです。資金援助しながら「結婚式の内容はふたりで自由に決めなさい」と言ってくれる両親もいるようですが、人それぞれです。

結婚式を自分達の自由に演出したいという気持ちが強いときには、正直に、「結婚式の費用は自分達で出すから、式の演出もふたりらしいものにさせてほしい」とふたりの気持ちを伝えましょう。きっとわかってくれるはずです。ただし資金を出してもらわないからといって、親の願いを一蹴するような態度は考えものです。一方で、親のアドバイスと資金援助はありがたいという気持ちから喜んで受け入れるケースもあります。結婚式の費用の負担や援助について、たったひとつの正解はありません。自分達の両親のタイプやふたりの気持ちを考えた上で、結婚式の資金援助を両親にしてもらうのかどうかを決めましょう。

結婚式予算を超えないコツ

プラン見積の時点で要望をすべて盛り込んでおく

結婚式のプランニングは、最初はシンプルなプランを用意して軸とし、ふたりの要望などを追加していくという形式が一般的です。そのために、見積もり額も要望が追加される度に増えていきます。このようなプランニングではふたりの要望が増えるたびに見積額が増えてしまうため、ふたりの予算内で収めることが難しくなります。そのため、ふたりの理想とする結婚式の実現と費用との間でいちいち迷ってしまい、希望していた演出をやめることになったり、すべて実現して予算をオーバーしてしまったりするケースが少なくありません。

予算内に収めることを念頭においてプランニングをしていくにはテクニックがあります。まず、ふたりが理想とするプランを作って、見積もりを出してもらいます。そうすると最初の見積もりが最高額での見積金額ということになります。その見積もりから、削ることができるものや割引してもらえるもの、外注などで安く抑えることができるものを探り、予算に近付けていくという方法がおすすめです。費用と理想とを冷静に見つめるとこができるため、工夫やアイデア次第で理想に近い結婚式を予算内で実現しやすくなります。

プランの小物、装飾、料理や引出物のランクは希望通りか

式場にとって結婚式とは、実際のところはビジネスでもあります。式場から提案されたプランの小物や装飾、料理や引き出物のランクは、ふたりのリクエストよりも高いランクの設定や不要なものがセットで加算されていることがあります。見積もりをもらったら詳細をしっかりと確認してみましょう。不要なものや必要以上に単価が高いものは含まれていませんか。見つけたら遠慮なくプランナーに相談してみましょう。値下げやランクダウンを相談すると対応が雑になるのではと不安に感じる人もいるようですが、一方的な申し出でなければ、申し出内容に係わらず、式場はきちんと対応してくれるはずです。不安や疑問を抱えたまま当日を迎えてしまうほうが精神的にもよくありません。まずは見積もり書を用意して、詳細について項目ごとにふたりで一緒に確認しましょう。両親からの冷静なアドバイスも参考になりますよ。

 結婚式の費用負担についてもめることは少なくない

結婚式の費用について、負担の仕方で両家の意見が合わずに揉めるという話は意外とよくあります。自分達だけが揉めているのではという不安になることはありません。金銭感覚や結婚観は家庭や地域によって異なって当然です。しかし両家が揉めてしまうと結婚後のお付き合いにも影響しますので、両家の違いを上手に調整することが大切です。ふたりの結婚をお祝いしたいという気持ちはどちらの両親にも共通することであるはずです。それなのに両親の意見がお互いにあまりに異なるようであれば、ふたりの意見や気持ちを尊重してもらえるように資金面でも両親に援助を期待しないなどの覚悟が必要です。

結婚式の費用の負担割合とは両家の割合を決めると同時に、両親とふたりの負担割合でもあります。ふたりが両親を安心させることが任せてもらえることにもつながります。どうしてもふたりの結婚に資金援助をしたいと申し出を受けているけれど両家での負担割合で揉めそうだという場合は、新婚生活の費用に充てさせてもらえないだろうかと使い道を変えて提案し、結婚式の費用についてはふたりで用意するというのも一案です。結婚式の費用の負担の在り方で両家ができるだけ揉めないように、ふたりの気持ちや考え方を事前にしっかりと合わせておくことが非常に大切です。

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