2022.7.8

結婚式の日取り決め|六曜って気にする?それぞれのメリットとデメリット

結婚式・基礎知識
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それぞれの六曜結婚式のメリットデメリット

大安(たいあん)は最高の日取り!デメリットも

六曜の中で、何をやってもうまくいく最高の日取りとされる大安。結婚式を挙げるには最高の日取りです。スピーチでよくある「本日はお日柄もよく・・・・・・」という定番の挨拶を使えるのも嬉しいですよね。縁起よく結婚式を挙げたい人はおすすめの日取りです。

一方でデメリットは予算面とスケジュール。大安と土日祝日がかぶる日はとても人気が高いため、割引特典が受けられることはほとんどありません。また、スケジュールについても予約がとりづらく、ほかの結婚式とかぶる可能性も高いです。ほかの友人・知人と結婚式がかぶることもあるので、どうしても来て欲しいゲストがいるときはあえて大安を避けることもあります。

友引(ともびき)は大安の次に人気の日取り

友引は「友を引く」という意味をもち、結婚式の日取りとして大安の次に人気です。幸せのおすそわけという意味を込めて、引出物を発送する日として選ぶ人も多いようです。友引は大安の次に縁起のいい日とされているので、六曜を気にする親族やご両親がまわりにいたとしても、まず反対されることはないでしょう。

デメリットとしては昼ごろの挙式がおすすめできないこと。友引の昼は縁起が悪いとされているため、結婚式を挙げるならお昼ごろは避け、午後からのスタートにするのが一般的です。スケジュールの都合上、昼挙式がいいという人にとっては友引のメリットはあまりないといえます。

先勝(せんしょう・さきがち)は午前中の式が吉

先勝は「先んずれば勝ち」という意味があり、午前中が吉、午後2時~6時の縁起があまりよくないとされています。六曜にこだわりがある人でも、先勝の午前中の式ということであれば、納得してくれるはず。また午前中の式であれば午後にさしかかったとしても問題ないといわれています。

デメリットとしては先勝の日の午後挙式であれば反対される可能性があるということ。午後挙式のほうが都合がいいようであれば、先勝の挙式は控えたほうがよさそうです。

先負(せんぷ・さきまけ)は午後挙式が吉

先負は、先勝の反対、つまり「何事も急ぐことなかれ」という意味です。言葉の通り、午前は運が悪く、午後は吉であるといわれています。結婚式を挙げるのであれば、午後挙式を選びましょう。先勝に比べるとゆったりとスケジューリングを組めるので、じつは六曜のなかでもおすすめのお日柄です。結婚式として選んだ日程が先負であってもそこまで気にする必要はないでしょう。

デメリットとしては午前中を避けること。また、急いだりばたばたとせわしなくしたりするとあまりよくないとされているので、午前中にぱぱっと式を挙げたいという人には不向きです。

赤口(しゃっこう)は避けられやすいお日柄

縁起の良い順に並べると、5番目にくるのが赤口です。つまり仏滅の次に縁起が悪いとされる日です。そのため、赤口を結婚式の日に選ぶ人は少ないのが一般的。ただ、お昼の時間帯(11時~13時ごろ)は吉とされています。結婚式を行うならこの時間帯がおすすめ。また選ぶ人が少ないため割引を行っている式場もあります。仏滅は認知度が高いのに比べて、赤口はあまり知られていません。六曜に詳しくない世代であれば気にする人は少ないはずです。

デメリットとしては、六曜を気にする人がいれば反対される可能性があるということ。あるいは反対まではされないにしろ、微妙な反応をされる可能性はあります。

仏滅(ぶつめつ)はもっとも特典や割引を受けやすい

仏滅は六曜のなかでももっとも凶日とされており、結婚式の日取りとしては避けられることが多い日です。ですが、そのために予約がとりやすかったり、特典や割引を受けやすいというメリットがあります。式場によっては大幅な割引や特典を受けられるので予算面でかなりのメリットがあります。

デメリットは、やはりイメージの悪さです。六曜について詳しくない人でも仏滅がなんとなくよくない日であることは知っていますし、六曜を気にかける親族などからは怪訝な表情をされる可能性があります。まだまだ「結婚式は大安、仏滅に行うなんてもってのほか」という文化が根付いていることは確か。そうした反応があるだろうことも想定したうえで、日取りを決めましょう。

少人数なら平日婚も選択肢のひとつ

どうしても大安にこだわりたい人は、平日婚も選択肢のひとつです。最近では少人数婚も人気ですし、自分たちふたりと親族を何人か交えた結婚式ということであれば、全員の日程も合わせやすいため、必ずしも土日祝日にこだわらなくてもよくなります。

土日祝と大安がかぶる日となると、どの式場も人気で予約が埋まっていますし、希望の挙式時期までに時間がなく、土日祝日の中で気に入る六曜がないのであれば平日を選ぶことも少なくありません。平日婚なら割引や特典を受けられる可能性もありますし、メリットは充分にあるといえそうです。ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてください。

結婚式よりも入籍日の六曜を重視する人も多い

結婚式の日取りは、ふたりだけの意見で決めるには難しいところがあります。両親や親族の意見もとりいれつつ、周囲の人が全員納得した形で円満に式を挙げるのが理想。今後も長い付き合いになる人たちなので、誰かが納得していない状態で式を挙げるべきではないのかもしれません。

結婚式の日取りはほかの人の意見もくみ上げつつ決める必要がありますが、入籍日なら周りの人のスケジュールを考慮することなくふたりだけで決められます。結婚式はスケジュールの都合上、大安にすることはできなくても、入籍日なら大安に提出することも可能です。周囲の人へ説明するときも、このように伝えれば理解してくれるはず。

六曜の捉え方はふたり次第

六曜はもともと中国から伝播した占いのようなものです。そこにはなんの根拠もありませんし、単なる言い伝え、迷信であるといえます。ですが、これだけ私達の生活に定着してしまうと、仏滅に結婚式をあげることを周囲からとやかく言われたり、そのせいで結婚式前に思わぬ不安におそわれたり、ということがあり得ます。

六曜に対する考え方、捉え方はふたりの自由ですし、ほかの人にとっても同じこと。大安に式を挙げることにも、仏滅に式を挙げることにも、それぞれメリットがあります。もし反対意見がでたときに、「自分たちはこういう理由でこの日に結婚式を挙げたいんです」という説明を堂々とできるようにしておけば、きっと周囲の人も理解してくれるはずです。大事なのは式の主催者の気持ち。その後悔いが残らないような日柄を選びましょう。

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