
「夫婦共々よろしくお願いします」とは?使い方や敬語、言い換えなどの解釈と分かりやすい解説
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目上の人に使っても失礼ではない?
「共々」はへりくだる(自分のことを控えめにいう)意味合いが含まれるため、目上の人には使わないほうが無難です。失礼な印象を与える可能性が高いです。
相手や相手側の人を指して「共々」を使うと失礼にあたるため、注意しましょう。
相手に使う場合は「ご家族の皆様」「ご夫婦おそろいで」「皆様におかれましては」と言い換えましょう。
また、「共々」のなかに自分より目上の方が含まれるときも使うべきではありません。下記の伝え方は不適切のため、注意しましょう。
「共々」が指す対象は、身内です。「夫婦共々」といった場合は、自分と自分の妻(夫)を指しているため使用しても構いません。
「共々」は忌み言葉?
「共々」は同じ言葉を重ねる表現のため、結婚式や葬式で使ってはいけない「忌み言葉」やに「重ね言葉」あたるのでは?と迷う方も多いでしょう。
現代では気にする人も少なくなりましたが、縁起の悪い意味合いの言葉や、それを連想させたりする言葉は基本的にすべてNGです。
結婚式で避けられる「重ね言葉」とは、「重ね重ね」や「しばしば」など、同じ言葉の繰り返しを意味します。結婚しても離婚をしてまた結婚を繰り返す、と連想されるため、結婚式などでは「忌み言葉」として避けられている言葉です。
「共々」も言葉を繰り返していますが、「夫婦共々」という言い方は一般的であり、前後の文脈からもポジティブな意味合いであることがわかるので、「重ね言葉」や「忌み言葉」には当たらないため、謝辞などで使っても大丈夫ですよ。
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