
人前式はゲストに誓う結婚式の形。おふたりらしい個性的なスタイルや演出で心に残る挙式に。
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自分たちらしいスタイルで結婚式を行いたいと考えるカップルの間で「人前式」が人気となっています。神前で永遠の愛を誓いあう従来の挙式とは異なり、人前式は結婚式に来てくれたゲストに向かい、二人が永遠の愛を誓いあう儀式です。
そのスタイルは様々で、まさしく「自分たちらしさ」が演出できます。
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人前式ってどんなスタイル?メリットやデメリットを知ろう
白無垢姿で神職に立ち合いをしてもらう「神前式」や、ウェディングドレス姿で牧師や司祭に立ち合いをしてもらう「キリスト教式」の挙式では、目前の「神様」に愛を誓いあう儀式となりますね。このため、二人のために集まってくれたゲストに対しては、背を向けて二人は愛を誓いあうことになります。
ですが、人前式ではゲストに対して愛を誓いあうため、儀式はゲストに向かって行います。二人のために集まってくれたゲストに背を向けることなく儀式を行なうのが特徴です。
また、人前式では神職、牧師や司祭といった宗教者をはじめ立ち合いに必要となる人物が不要となります。このため挙式費用を安く抑えられるのです。例えば、キリスト教式では10~25万円ほどの費用が挙式のためだけに必要となりますが、人前式なら5~20万円と、5万円程度はコストが下げられることもあるのです。
人前式は決まったスタイルもないため、衣装をはじめ進行も自由に決められます。ゲスト参加型の挙式にもできますよ。
人前式のデメリットとしては、自由に決められる分「どうしたら自分たちらしいのか」という点で迷うことがあるでしょう。ゼロベースから決めようと思うと、何をどうしたらよいか分り難いですよね。ですが、ある程度「このような流れに」というフォーマットがあるので、その流れに従って自分たちらしさを組み入れていくとよいでしょう。
人前式は現在では人気が高く、若い世代の方なら、ゲストとして一度は出席したことがあるという方もあるかもしれませんが、親族や両親といった年配の方にとっては馴染みがないスタイルかもしれません。理解しがたいと感じる方がいるかもしれません。この点も考慮し「儀式を重んじる」タイプの方がいる場合には事前に相談をしておくと安心ですね。
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