2022.7.8

謝辞の長さは短いほうが良い?緊張するなら暗記より見ながら伝えよう

結婚式・基礎知識
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準備した謝辞は練習をしてスムーズに伝えられるようにしよう

謝辞の文章ができたら、何度か実際に声に出して読んでみましょう。文字では分からない言いにくさや、聞き取りにくい部分が出てくる可能性があります。
スムーズに伝えられるように、言いにくい部分は修正し、できれば暗記できるくらい伝える練習をしましょう。

つい早口になりやすい場合には、ストップウォッチを使いゆっくりと話すよう心がけるとよい練習ができます。1分間に300~350字くらいのペースで話すと、年配の方でも聞き取りやすくなります。

・見ながら謝辞を伝えてもよい
謝辞を繰り返し練習し、当日は紙を見なくても暗記で謝辞を伝えられることがベストですが、多くのゲストを前にして緊張することも考えられます。
事前に読み上げるための紙を用意しておき、見ながら謝辞を伝えても構いません。感極まってしまい忘れてしまうこともあるため、謝辞の紙は用意しておくと安心です。

当日荷物の中に入れっぱなしにしてしまい、必要なときに手元にないと困るため、式直前に式の進行を担当するスタッフの方に渡しておくと安心です。
詰まってしまったときにそっと手渡してもらえるよう打ち合わせしておきましょう。

謝辞で使ってはいけない言葉に気を付けよう

披露宴はお祝いの場です。お祝いの場では避けたほうが良い、使ってはいけないと言われている言葉がいくつかあります。
ゲストもスピーチを考えるときに配慮してくれるケースが多いのに、当人である新郎がこのような言葉を使ってはいけません。

不幸や不吉を想像させる言葉や別れを連想させる言葉は「忌み言葉」、繰り返しを連想させる「重ね言葉」は避けるよう心がけましょう。

【忌み言葉】
苦しい、悲しい、負ける、衰える、滅びる、しめやかに、別れる、離れる、切れる、割れる、敗れる、捨てる、ほどける など

【重ね言葉】
重ね重ね、次々、たびたび、しばしば、くれぐれ、繰り返し、再び、戻る、還る

自分らしい言葉でスピーチをしたいと考えたとき、つい忌み言葉や重ね言葉を使いたいと感じるかもしれません。ですが、言い回しを変えることで忌み言葉や重ね言葉を避けることができます。
工夫して使わないようにしましょう。

謝辞にふさわしい内容かを精査することも忘れずに

来てくださったゲストやお祝いをしてくれた方への感謝の気持ちを伝える謝辞ですが、中には結婚式の締めの挨拶としてとらえ、謝辞にふさわしくない内容となってしまうケースがあります。
自分1人の気持ちに浸らずに、謝辞にふさわしい内容かを精査することも忘れないようにしましょう。

・恋愛遍歴や自慢話、下ネタは避けるべき
恋多き方や自意識が高い方の中には「今まで付き合ってきた女性の中で一番彼女が良かったから結婚した」など、新婦を持ち上げる気持ちではあっても、過去の恋愛遍歴をのぞかせたり自慢につながったりする話をしてしまう方がいます。
また、披露宴でついアルコールが進み、ぽろっと下ネタを言ってしまうケースもあります。

もし普段から少し自慢話をしやすいタイプだったり、お酒を飲むと陽気になるタイプだったりする場合は新婦にも協力してもらいましょう。
謝辞の内容を新婦に精査してもらうことや、酔いがひどいと感じたときには新婦にたしなめてもらうとよいでしょう。

・宗教や政治の話題は避ける
宗教心が厚い方や、政治に強い興味を持つ方の中は、自分の思いを伝えるためにスピーチに宗教や政治について言及したくなるかもしれません。
ですが、謝辞で伝えるべき内容ではありません。ゲストの中には違う考えを持つ方がいる可能性を考えましょう。ゲストが不快に感じるようなスピーチは謝辞としてふさわしくないのです。

▽謝辞の内容に関する記事はこちら

【結婚式挨拶】新郎謝辞の例文と書き方のポイント

結婚式のスタイルに合わせて謝辞を伝えることが重要◎

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