2020.2.19

謝辞の長さは短いほうが良い?緊張するなら暗記より見ながら伝えよう

結婚式・基礎知識
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披露宴の締めくくりには、新郎より感謝の気持ちを込めた「謝辞」を伝えるシーンがあります。できればびしっと決めたい謝辞ですが、多くのゲストを前にすると緊張することもあるでしょう。

どのような謝辞を伝えるべきか、参考となる文例もご紹介します。

目次[]
  1. 謝辞は披露宴の主催者である新郎新婦からゲストへ向けた感謝の挨拶
  2. 謝辞は3つの構成で考えるとまとまりやすい
  3. 準備した謝辞は練習をしてスムーズに伝えられるようにしよう
  4. 謝辞で使ってはいけない言葉に気を付けよう
  5. 謝辞にふさわしい内容かを精査することも忘れずに
  6. 式のスタイルに合わせて謝辞を伝えよう
  7. 長くなりすぎず新郎らしさもうかがえる謝辞となればベスト

謝辞は披露宴の主催者である新郎新婦からゲストへ向けた感謝の挨拶

披露宴も終わりに近づくと、自分たちの門出を祝福しに集まってくれたゲストや親族に向けて感謝を伝える挨拶を行うことになります。
かつては結婚式の主催者として新郎の父が行うことが多かった謝辞ですが、新郎新婦が主催者となる披露宴が増えたため、新郎が挨拶を行うことが一般的になってきています。

自分たちのために時間を割き式場に集まってくれたことに対する感謝だけではなく、今後の抱負なども伝えることが多くなります。

また、感謝の気持ちを伝える挨拶ですが、だらだらと感謝を伝えることは避けます。
長いスピーチを行うと披露宴全体が間延びした印象になるため、短く簡潔にまとめます。短めなら式全体が締まり、内容もゲストに伝わりやすいでしょう。

目安としてはスピーチ全体で2~3分くらいの長さを目指します。はっきりと伝えようと意識をして話すと、文字数では500文字~1,000文字程度の量となります。短いかなと思うくらいでもよいのです。

謝辞は3つの構成で考えるとまとまりやすい

普段スピーチを行う機会がない新郎の場合、どのように謝辞を組み立てるべきか悩むところです。
文字数も限られるため、複雑な構成にする必要はありません。大まかに3つの構成で考えればまとまりやすいでしょう。

1.集まってくれたことや祝福してくれたことに対する謝意
2.今の気持ちと今後の抱負
3.結びの言葉

具体的にこの3つの構成の中身を確認していきます。

1.集まってくれたことや祝福してくれたことに対する謝意

自分たちが挙式や披露宴を行うために、ゲストや親族は予定を開けて集まってくれたのです。
まずは集まってくれたという事柄について謝意を伝えます。ここは謝辞の導入部分にもあたるため、長くする必要がありません。あわせて祝福をいただいたことについても感謝を伝えましょう。

【文例】
「本日はご多用の中、私たちのためにお集まりいただきありがとうございました。また、皆様からのお祝いや励ましの言葉をいただき、嬉しく思います。」

「ご列席いただきました皆様、ご多用の中私共のためにお越しいただき誠にありがとうございました。
またお忙しい中お祝いの言葉や余興など、準備をしてくださりありがとうございました。」

2.今の気持ちと今後の抱負

謝辞の本題となる部分です。新郎が今感じている気持ちや、これから夫婦二人で目指す家族像、生活に対する抱負を伝えます。
固い印象の文章もよいですが、新郎の人柄が普段からユニークな方なら、多少くだけた内容でも新郎らしさが感じられてよいでしょう。

【文例】
「このように多くの方に支えられていることを改めて感じ、身の引き締まる思いです。
私たち二人は未熟で、この先二人だけでは解決できないことも出てくるかと思います。そのようなときには手を貸していただければ嬉しく思います。」

「婚姻届けはすでに提出済みで半年ほど前から2人での生活をスタートしていますが、結婚式を挙げることでより強い絆を結べたと感じています。
これからも笑顔の絶えない家庭が築けるよう2人で協力し支え合っていきます。暖かい目で見守っていただければ嬉しく思います。」

「結婚式の準備期間中は意見が食い違いケンカをすることもありましたが、お互いに異なる意見を言い合える仲にもなりました。
二人の性格上時には衝突することがあるかもしれませんが、それも許容できる夫婦、喧嘩するほど仲が良いといわれるような夫婦となっていければと思います。」

3.結びの言葉

謝辞の締めであり、さらに披露宴全体の締めとなる部分です。改めてゲストや親族に対して感謝の気持ちを伝え、前向きなイメージとなる挨拶を心がけます。

【文例】
「このような幸せな時間を過ごせたのは、ここに集まっていただいた皆様のおかげです。あらためてお礼申し上げます。また、この場をお借りして私たちをここまで育ててくれた両親に感謝いたします。ありがとう、そしてこれからもよろしくお願いします。」

「未熟で至らぬことも多々あったかと思いますが、楽しい時間を過ごしていただけていたら幸いです。
これからも至らぬ部分があるかと思いますが、ご指導ご鞭撻いただければと思います。本日は誠にありがとうございました。」

「不慣れな私たちでしたが、会場スタッフの皆様のお力添えで思い出深い披露宴が行えました。集まっていただいた皆様にも重ねて感謝申し上げます。
本日は二人のために貴重なお時間を作っていただきありがとうございました。」

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準備した謝辞は練習をしてスムーズに伝えられるようにしよう

謝辞の文章ができたら、何度か実際に声に出して読んでみましょう。文字では分からない言いにくさや、聞き取りにくい部分が出てくる可能性があります。
スムーズに伝えられるように、言いにくい部分は修正し、できれば暗記できるくらい伝える練習をしましょう。

つい早口になりやすい場合には、ストップウォッチを使いゆっくりと話すよう心がけるとよい練習ができます。1分間に300~350字くらいのペースで話すと、年配の方でも聞き取りやすくなります。

・見ながら謝辞を伝えてもよい
謝辞を繰り返し練習し、当日は紙を見なくても暗記で謝辞を伝えられることがベストですが、多くのゲストを前にして緊張することも考えられます。
事前に読み上げるための紙を用意しておき、見ながら謝辞を伝えても構いません。感極まってしまい忘れてしまうこともあるため、謝辞の紙は用意しておくと安心です。

当日荷物の中に入れっぱなしにしてしまい、必要なときに手元にないと困るため、式直前に式の進行を担当するスタッフの方に渡しておくと安心です。
詰まってしまったときにそっと手渡してもらえるよう打ち合わせしておきましょう。

謝辞で使ってはいけない言葉に気を付けよう

披露宴はお祝いの場です。お祝いの場では避けたほうが良い、使ってはいけないと言われている言葉がいくつかあります。
ゲストもスピーチを考えるときに配慮してくれるケースが多いのに、当人である新郎がこのような言葉を使ってはいけません。

不幸や不吉を想像させる言葉や別れを連想させる言葉は「忌み言葉」、繰り返しを連想させる「重ね言葉」は避けるよう心がけましょう。

【忌み言葉】
苦しい、悲しい、負ける、衰える、滅びる、しめやかに、別れる、離れる、切れる、割れる、敗れる、捨てる、ほどける など

【重ね言葉】
重ね重ね、次々、たびたび、しばしば、くれぐれ、繰り返し、再び、戻る、還る

自分らしい言葉でスピーチをしたいと考えたとき、つい忌み言葉や重ね言葉を使いたいと感じるかもしれません。ですが、言い回しを変えることで忌み言葉や重ね言葉を避けることができます。
工夫して使わないようにしましょう。

謝辞にふさわしい内容かを精査することも忘れずに

来てくださったゲストやお祝いをしてくれた方への感謝の気持ちを伝える謝辞ですが、中には結婚式の締めの挨拶としてとらえ、謝辞にふさわしくない内容となってしまうケースがあります。
自分1人の気持ちに浸らずに、謝辞にふさわしい内容かを精査することも忘れないようにしましょう。

・恋愛遍歴や自慢話、下ネタは避けるべき
恋多き方や自意識が高い方の中には「今まで付き合ってきた女性の中で一番彼女が良かったから結婚した」など、新婦を持ち上げる気持ちではあっても、過去の恋愛遍歴をのぞかせたり自慢につながったりする話をしてしまう方がいます。
また、披露宴でついアルコールが進み、ぽろっと下ネタを言ってしまうケースもあります。

もし普段から少し自慢話をしやすいタイプだったり、お酒を飲むと陽気になるタイプだったりする場合は新婦にも協力してもらいましょう。
謝辞の内容を新婦に精査してもらうことや、酔いがひどいと感じたときには新婦にたしなめてもらうとよいでしょう。

・宗教や政治の話題は避ける
宗教心が厚い方や、政治に強い興味を持つ方の中は、自分の思いを伝えるためにスピーチに宗教や政治について言及したくなるかもしれません。
ですが、謝辞で伝えるべき内容ではありません。ゲストの中には違う考えを持つ方がいる可能性を考えましょう。ゲストが不快に感じるようなスピーチは謝辞としてふさわしくないのです。

▽謝辞の内容に関する記事はこちら

【結婚式挨拶】新郎謝辞の例文と書き方のポイント

式のスタイルに合わせて謝辞を伝えよう

挙式や披露宴には様々なスタイルがあります。大きな会場を借り、新郎新婦の親族や職場の上司・同僚、友人などを招き大々的に行う昔ながらのスタイルだけではなく、ごく身近な家族や友人のみで行う小規模のスタイル、格式張らないカジュアルなスタイルなど多様です。

格式を大事にする親族が集まるような式で、くだけた内容の謝辞を伝えると後々親族から苦情が上がるケースもあります。ある程度形式を守り、かしこまった謝辞を考える必要があるでしょう。
逆にカジュアルなスタイルの式で、型にはまったような硬い謝辞を伝えると場がしらける可能性があります。ゲストや祝福に対する感謝という本題を押さえつつ、式のスタイルに合わせた伝え方を選ぶことも大切です。

長くなりすぎず新郎らしさもうかがえる謝辞となればベスト

感謝の気持ちを伝える謝辞なので、だらだらと長くなりすぎるのは避けましょう。また例文集から取り出したままの謝辞では、新郎らしさが感じられず気持ちが伝わらないと感じるゲストもいるでしょう。
謝辞の中盤に、披露宴の最中に感じたことや思い出として残ったエピソードを加えると、新郎のリアルな気持ちが伝わります。

最後に気持ちがこもった謝辞を伝えることで、披露宴自体に温かみが宿り思い出深い式となるでしょう。

▽謝辞に関する記事はこちら

披露宴を締めくくる大切な謝辞!構成やポイントを抑えて心から感謝を

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