婚姻届のデザインを自分たちのスタイルで一生の宝物に!
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結婚を決めたらまず必要なのは「婚姻届」です。挙式を行う場合も行わない場合も、「婚姻届」だけは必ず必要になります。この「婚姻届」を提出した日が入籍日、つまり「夫婦になった日」になるわけです。
婚姻届と言えば名前を書いて提出すればOKのようなイメージがありますが、実際はもう少し手間がかかります。
婚姻届の書き方
まず、役所で婚姻届を貰ってきます。次に二人の戸籍謄本を取り寄せて、本人確認書類もそろえます。現住所と本籍地が異なる場合は、本籍地に行って戸籍謄本を発行してもらうか、本籍地の役所に郵送で発行してもらう必要があり、時間もかかるので注意が必要です。
そして氏名や住所、本籍地、新しい本籍地、夫婦の職業、どちらの姓を名乗るか、などを記入し、捺印したら、証人二人にサインしてもらいます。
この証人は20歳以上の方でないといけません。未成年の方が同じ歳の友達に記入してもらっても受理されないのです。また、未成年の方は保護者の承認が必要な場合もあります。
無事すべての書類をそろえすべて記入し終わると、役所で受理され、「おめでとうございます」と声をかけられます。婚姻届は書き間違えてもいいように少し多めに役所で貰ってくることをお勧めします。
最近は事実婚を選ぶ方も増えてきていますが、事実婚の場合は当然婚姻届は不要です。
ちなみに海外で婚姻された場合には、日本語訳が添付された婚姻証書を持って3か月以内に日本で届け出る必要があります。
▽おすすめの入籍日に関してはこちら
婚姻届のデザイン
ところで、婚姻届は何も役所で必ずもらってくる必要はありません。今はかわいくデザインされた婚姻届の無料ソフトやデザインを手掛けている会社がたくさんあります。婚姻届のテンプレートさえそのままで、戸籍法にのっとっているのであれば、デザインは自由なのです。
よくゼクシィの付録でついているものや、インスタグラムにアップされたものを見たことがある方もいるのではないでしょうか。
「婚姻届製作所」というサイトでは、安いものでグリム童話をモチーフにしたデザインのテンプレートが1650円、有名キャラのデザインなら3050円から6000円ほど、完全オーダーメイドの婚姻届で6100円ほどです。記念保存用の婚姻届と記念写真を飾れるアルバムが4400円です。
何しろ種類が豊富なので、自分たちの好みのデザインを選べることが出来るという点でおすすめです。
シンプルにカラーだけ変えたり、自然や和柄、星や英字などモチーフから選んだり、結婚する時期に合わせて四季から選んだりもできます。無料ダウンロードが出来るデザインのものもあるので安心です。
また、婚姻届の書き方も無料でダウンロードできるので、書き方に不安がある方も安心して使用することが出来ます。
一生に1度の婚姻届、自分たちの好みやスタイルに合わせた婚姻届は、記念になるのではないでしょうか。
ただし、ダウンロードしてプリントアウトする際に、重要な注意点が一つあります。それは必ずA3サイズで印刷すること。それ以外の大きさでは受理してもらえません。
また、フリーソフトの中にはごくまれに婚姻法に則っていない婚姻届もありますので、必ず婚姻法に則っているかを確認しましょう。また、記入欄に模様が入っている婚姻届もNGなのですが、これは電子化する際に絵柄と文字を区別できなくて読み取るのが困難だからです。
無料や有料のテンプレートをダウンロードする際は記入欄に模様が入っていないものがベストでしょう。もしも受理されるか心配な場合には、あらかじめ役所で見せて確認してもらえば安心です。
また、感熱紙に印刷したものや、和紙や厚紙に印刷したものは文字が消える可能性があるので上質紙への印刷がおすすめです。
サイズはA3用紙で、と書きましたが、切り込みなどを入れて用紙の形を変えてしまうのもNGです。「婚姻届製作所」のものは500種類以上のデザインがありますが、どのデザインのものでもガイドラインに則って製作されているので安心です。
有料の婚姻届は役所に提出するために2枚、保存用に1枚セットになっているので、保存用を飾っておくのも記念になるでしょう。
また、記念になる婚姻届にはしたいけどお金はかけたくない、というカップルには「アニヴェルセル婚姻届」がお勧めです。「アニヴェルセル婚姻届」というサイトはかわいいデザインのものやお洒落なデザインの婚姻届がすべて無料でダウンロードできるサイトです。書き損じた場合も再ダウンロードできるので安心です。
普通の婚姻届で構わないけど取りに行く暇がない、という方は札幌市役所のホームページからダウンロードできるので、安心してください。
「家にプリンターがないのだけど」そんな方はコンビニのネットプリントを利用したり、図書館などに設置されているパソコンとプリンターを利用したり、PDF化してUSBメモリやSDカードに取り込んでコンビニでプリントアウトする方法がおすすめです。
言うまでもないことですが、プリントアウトできるのは婚姻届のテンプレートのみで、記入は手書きで行わなければなりません。
字に自信がないからとテンプレートにパソコンで氏名などを打ち込んでからプリントアウトしても、受理されません。
▽入籍を済ませた後の記事についてはこちら
婚姻届の提出時間と必要なもの