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婚姻届の提出時間と必要なもの
婚姻届の準備が出来たらいよいよ提出です。平日の役所の開庁時間である午前9時から午後5時であれば間違いなく受理されます。もし、不備があって訂正の必要があった場合でも受理日に変更はありません。
どうしても仕事を休めなくて平日に提出できない、或いは結婚式の始まる前や終わった後に婚姻届を提出したい、といった場合ですが、婚姻届は夜間窓口があれば年中無休24時間いつでも受理してくれるので安心してください。
ただし、時間外の場合は提出窓口が異なるので注意が必要です。また、時間内に担当課に提出した場合は修正があっても受理日は変わりませんが、時間外に提出した婚姻届に修正があった場合、受理日は後日になるので、入籍日にこだわりたいけど時間内には行けないという場合は婚姻届にミスが無いようしっかりと確認しましょう。
提出課は、時間内ならば役所の戸籍住民課、時間外ならば休日夜間窓口になります。
提出可能な役所は、結婚前の2人の本籍地、新しい本籍地。現在地のいずれかに当てはまる場所の役所になります。ただし役所によっては休日夜間窓口がないところもあるので、事前に確認しておくといいでしょう。
婚姻届を提出する際に必要なものとあったほうがいいものもあります。必要なものは、まず当然ながら記入済の婚姻届。本籍地以外で提出する場合は戸籍謄本、身分証明書。あった方がいい物は、旧姓の印鑑と証人の印鑑です。
これは、万が一訂正が生じた場合にその場で修正出来るからです。
アンケートによると、結婚記念日を婚姻届を出した日にしたカップルが約7割を占めます。何度も足を運んで結婚記念日がズレていくよりは、1日で済ませたいものです。
また、1割近くのカップルは結婚式と婚姻届受理日を一緒の日にしたい、又は一緒の日にしています。その場合は、挙式当日は忙しくなるので、時間外に提出するつもりでいた方がいいでしょう。
結婚式の日に提出するならば、忘れ物が無いように、また時間外窓口の場所を確認すること、事前に記入済みの婚姻届を役所で確認してもらっておけば安心でしょう。本籍地と現住所が異なる場合に戸籍謄本を取り寄せることは忘れがちですし、戸籍謄本が提出日に間に合わないこともあるので、余裕を持って行動しましょう。
また、万が一の為に結婚する二人の捨印を押しておくのもおすすめです。捨印とは、万が一修正が必要になった場合には修正して構わない、という意思表示になります。捨印を押しておけば簡単な修正ならば役所で修正対応してもらえるのでおすすめです。
あまりあることではありませんが、代理人が婚姻届を提出することもあります。その場合は、婚姻する二人が署名捺印した委任状、婚姻する人の本人確認書類、これはコピーでも構いません。
次に代理人の身分証明書、代理人の印鑑です。基本的にはこのようになりますが、役所によって異なる場合もあるので、必ず事前に役所に確認したうえで準備するといいでしょう。
婚姻届は受理されたけど、入籍はちゃんとできているかな、そんな不安を持つ方もいるでしょう。入籍がきちんとできているかを確認するにはいくつかの方法があります。
まず、婚姻届受理証明書を発行してもらうことです。
1通350円から取得可能で、新しい戸籍が出来るまでの間、戸籍謄本の代わりになるので、新婚旅行の為のパスポートの申請や寿退社した場合の失業保険の受給手続きなどに利用できる優れものです。
次に、住民票や戸籍謄本を取ることです。婚姻届が受理されていれば新しい戸籍謄本が作成されます。それに伴い、住民票に記載の苗字や本籍地をはじめ、筆頭者や世帯主との続柄といった情報も変更されます。
ただし、新しい戸籍が出来るまで数週間かかる場合もあります。受理された次の日に戸籍謄本と取り寄せて変更されていない場合でもあわてる必要はありません。心配な場合は婚姻届受理証明書を取得しましょう。
最後に、なかなか役所に行く時間が取れないという場合は、開庁時間に役所に電話で問い合わせる方法があります。
電話での問い合わせでも婚姻届が受理されたかどうか教えてもらえる場合もあるので、忙しい方は電話確認が便利でしょう。
婚姻届の提出には、記載内容に不備がないか、提出時間ごとの提出先、必要な書類など確認しなければならないことはたくさんありますが、二人だけの思い出に残るデザインの婚姻届で、思い出に残る日に提出して、是非役所の受付の人に「おめでとうございます」と言ってもらいましょう。
結婚式の準備とは別にやらなければいけない事なので、やることはたくさんありますが、かわいくお洒落な婚姻届の記入したり準備したりする時間はきっと楽しいことでしょう。
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