
赤口(しゃっこう)って?赤口に結婚式を挙げても大丈夫?
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赤口の由来
赤口には赤舌日(しゃくぜつにち)という別名があります。陰陽道の赤舌神という神様が支配する日だと言われています。赤舌神は極悪を生じ衆生を惑わすという神様です。この鬼神のいる方向や、赤舌神が支配する日に物事を行うと凶となります。
また、「赤」は火や血を連想させるため、赤口の日は、火の元に気をつける方が良い、刃物を使うときは注意をすべきと言われています。ちなみに午の刻(11~13時)が吉とされるのは、赤舌神がこの時刻に寝ているからなのだそうです。
赤口に結婚式を挙げてもいい?
赤口に結婚式を挙げるかどうかですが、それはふたりが六曜を信じているかどうか、縁起ごとにこだわる人でないかどうかということにもよります。
ふたり、または新郎か新婦どちらかが六曜を信じている場合や縁起にこだわる場合は結婚式を挙げることは控えた方が良いでしょう。物事をスタートさせたり、慶事を行うのに不向きな日ですから、トラブルがあってはいけないので赤口を避ける方がよいかもしれません。入籍日も赤口を避けるべきでしょう。
披露宴の際にはキャンドルサービスやケーキカットがあり、火や刃物を使うこともありますので、やはり赤口の披露宴は避ける方が良いでしょう。
ふたりとも気にしないという場合でも、できれば赤口は避けた方が良いかもしれません。親族の方、特に年配の方の中には六曜を気にされる方もいますし、お住まいの地方によっては年配者でなくても気にする方もいます。結婚式や式後に何かトラブルが起きた際に「赤口に結婚式を挙げたから…」と言われるのは気分が良いものではありません。
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