2021.10.15

結婚しても夫婦別姓にしたい!知っておきたいメリットとデメリットとは?

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日本の現在の法律では、夫婦別姓は認められていません。そのため、結婚している夫婦は、夫か妻どちらかの姓に変える必要があります。世帯主が男性である家庭が多い日本では、結婚によって姓を変更するのも妻が多いものです。

しかし、働く女性やキャリアを求める女性が増えている昨今では、結婚しても姓を変えなくても良いという夫婦別姓に注目が集まっています。

目次
  1. 夫婦別姓はドラマのテーマにも取り上げられた話題
  2. どうして夫婦別姓が注目されているのか?
  3. 日本人夫婦が夫婦別姓でいるための方法とは?
  4. 夫婦別姓のメリットとは?
  5. 夫婦別姓のデメリットとは?
  6. 少しずつ進み続ける夫婦別姓への道のり

夫婦別姓はドラマのテーマにも取り上げられた話題

夫婦別姓は、欧米諸国だけでなくアジア諸国でも、認められている国は少なくありません。例えば中国や韓国、シンガポールなどでは、結婚しても基本的には別姓のままです。タイやフィリピンでは婚姻によって妻の姓が夫のものへと変わりますが、タイは選択的に別姓でいることは可能ですし、フィリピンでも妻の姓を夫の姓に加えることができます。

欧米諸国では、夫婦が自由に同姓か別姓化を選択できる国が多いです。またブラジルやアルゼンチンなどの南米では、自分の姓と夫の姓をつなげるという制度もあります。

日本では、法律によって夫婦別姓は認められていません。そのため、夫婦別姓を求める声が多くても、現時点では夫婦で別姓にすることはできません。しかし社会的に注目されている話題のため、テレビドラマのテーマとして取り上げられたり、国会などでも取り上げられる話題となっています。もしかしたら将来的には、日本でも夫婦別姓が認められる日が来るかもしれません。

夫婦別姓は、大きく分けると2つの方法があります。

1つ目は、選択的な夫婦別姓です。これは、結婚する際に夫婦が従来通りに同姓にするか、それとも別姓にするかを選択できるというものです。法律で認められていなくても制度として導入されれば、選択的に結婚後にも夫婦別姓でいることが可能となります。

2つ目は、例外的な夫婦別姓です。法律で定められている夫婦同姓の制度を原則としながらも、夫婦別姓を希望する夫婦に対しては例外的に別姓を認めようというものです。

上記した通り、現在はどちらの方法もまだ認められていません。しかし法律を変えることは難しくても制度を導入することで対応してはどうかという議論が国会でも行われています。テレビドラマのテーマとして取り上げることもまた、国民の注目を集めて多くの人が考えるきかっけとなっています。

▽法律婚と事実婚に関する記事はこちら

法律婚と事実婚の違いは?入籍のメリットは?

 

どうして夫婦別姓が注目されているのか?

夫婦別姓に対しては、賛否両論です。しかし世論調査を見ると、反対派よりも賛成派の方が多いという統計もあります。特に若い世代ほど、賛成派が多くなっています。法律によって認められていない夫婦別姓が、どうして多くの人の注目を集めているのでしょうか?

その理由は、大きく分けて2つあります。1つ目は、婚姻によって姓を変えることで、女性にとっては社会進出の障害となる可能性が懸念されているからです。多くの職場では、女性の社会進出を応援する姿勢を持っていながらも、女性が結婚すると妊娠して出産、そして会社を退職するのではないかと考えてしまいます。その結果、既婚女性は戦力外という扱いを受けてしまうことが少なくありません。

約65%程度の企業では、婚姻後も女性が旧姓で働くことを認めていますが、全ての職場というわけではありません。しかし夫婦別姓なら、結婚しても姓を変える必要がないため、女性にとっては男性と同じ土俵で勝負できる環境を手に入れることができるでしょう。

2つ目の理由は、結婚したら姓を変えなければいけないというルールは、人によっては結婚の障害となってしまう可能性があります。少子化が進む日本においては、一人っ子の女性が結婚して姓が変わると、その旧姓はそこで途絶えてしまいます。

そのため、自分の家族や家系を守りたいと考える女性にとっては、結婚することで姓が変わるなら、結婚そのものを躊躇してしまうという事態になりかねないのです。

日本人夫婦が夫婦別姓でいるための方法とは?

日本人夫婦が別姓でいるためには、いくつかの方法があります。

1つ目は、入籍せずに事実婚という形式を選択する方法です。事実婚では法律上の夫婦となるわけではありませんが、姓を変える必要もないため、お互いの姓を維持できます。ただし、事実婚は法律によって保護されている夫婦の形態ではないので、法律的に弱者となってしまうというデメリットがあります。

2つ目は、海外で結婚するという方法です。日本の法律では、海外での婚姻の事実は、そのまま日本においても有効というルールがあります。そのため、海外で結婚して日本に婚姻届けを提出しなければ、ルール上は夫婦となることができ、別姓を維持できます。しかしこの方法も事実婚と同様に、日本国内で法律上の夫婦となっていないため、法律の点で弱者となってしまいます。

3つ目は、通称を使って日常生活を送るという方法です。芸能人の芸名は、よく知られた通称です。日本の社会では、職場などで本名ではなく通称を使うことが認められています。そのため、結婚して姓が変わった後でも旧姓を通称とすれば、職場や日常生活においては、これまでと変わらない生活ができるでしょう。

ただし通称を使って生活する場合には、職場の人事や経理の手続が面倒になってしまうこともあり、不利益を被ってしまう可能性があることは理解しておきましょう。

夫婦別姓のメリットとは?

夫婦別姓には、たくさんのメリットがあります。1つ目は、婚姻によって姓が変わらないため、面倒な手続きが必要ないという点です。姓が変わると、銀行口座やクレジットカードの名前変更の手続きが必要となりますし、保険や免許証、パスポートなども手続きが必要となります。オンラインでサッと簡単にできるものばかりではないため、忙しい人にとってはこうした手続きは、とても面倒なものです。

2つ目のメリットは、プライバシーを保てるという点があります。女性の姓が変わると、周囲に何も言わなくても、結婚したのだなという事実が伝わります。しかし夫婦別姓が認められれば、結婚しても姓が変わらないため、こっそり結婚して周囲にも知られずにいることも可能です。つまり、プライバシーを保ちたい人にとっては、別姓は大きな魅力なのです。

3つ目のメリットは、男女平等の実現が可能となるという点です。男性でも結婚して女性側の姓を引き継ぐケースはありますが、ごく少数です。世間一般では、結婚した女性が姓を変えるものだと考えられていますし、女性が姓を変えたくないから夫に姓を変えてくれと言っても、認められるケースは少ないでしょう。むしろ、破談となってしまうリスクが高いのではないでしょうか。

しかし夫婦別姓が法律や制度で認められれば、男性も女性も平等へと近づきます。

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夫婦別姓のデメリットとは?

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