2022.7.8

【ブライダル保険は必要】台風や入院でキャンセルになったら補償されるってホント?祖父母も対象になる?

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楽しみにしていた結婚式も、予期せぬ新型コロナの流行、台風などの自然災害、
身内の不幸や病気など不測の事態に見舞われて、予定通りに行えないことがあります。
何カ月も、あるいは1年以上も前から準備をしていても、
全く予想していなかった災難に見舞われる可能性は絶対に0だとは言えません。

問題なく結婚式を迎えることができても、
式の当日にトラブルが生じることもあり得ます。
考えたくないことではありますが、万が一のことも考えて
万全を期しておけば、安心して晴れの日を迎えることができるでしょう。

目次
  1. ブライダル保険とは?
  2. ブライダル保険の補償内容は?台風・地震でも適用される?祖父母の入院は?
  3. 結婚式最中にトラブル発生!補償される?
  4. どこで加入できる?どのタイミングで加入すべき?

ブライダル保険とは?

災害や病気など、なんらかのアクシデントで結婚式が挙げられなかった場合の
キャンセル料は高額です。そのため、日を改めて結婚式を挙げたくても、
断念しなければならないこともあるかもしれません。
さらに、結婚式当日に式場の設備や備品、レンタル衣装を破損したり、
損傷してしまったり、ゲストの方が急病やケガで搬送される…
なんていうことだってあり得ます。

ブライダル保険または結婚式総合保険とは、このような万が一の時のための保険です。
交通事故に遭いたくないけれど、もしもの時のことを考えて保険に入るように、
高額な費用がかかる結婚式にも保険があったら助かるのではないか、
そんな新郎新婦の想いにこたえるために生まれたのがブライダル保険です。

式場と契約を交わして内金を納めた後にキャンセルをすると、
キャンセル料がかかります。当日キャンセルならば全額になりますし、
挙式費用400万円の場合、前日キャンセルならば320万円、
10日前ならば160万円のキャンセル料がかかるのが一般的です。

高額なキャンセル料を支払ったため、
日を改めて挙式をすることが叶わなかったという
カップルが少なくありませんから、保険は大切です。

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ブライダル保険の補償内容は?台風・地震でも適用される?祖父母の入院は?

大きく分けると式のキャンセル、式当日のトラブルの2つの補償があります。

【挙式・披露宴のキャンセル補償】

・当事者または家族の不幸によるキャンセル
(式を挙げる当事者2人、両家の両親、子供、兄弟姉妹に限る)
・当事者または家族の病気、
ケガによる7日以上の継続入院(当事者2人、両家の両親、子供に限る)
・式当日の入院または医師により待機指示(式を挙げる当事者のみ)
・地震、台風、火事、風災、雪災などの災害による
当事者の自宅や家財の一定以上の被害

【式当日の補償】

・会場の設備、備品を破損、損傷
・レンタル衣装や装飾品の破損
・式の最中のゲストの救急搬送

補償内容はプランにより異なりますので、確認してください。

台風や地震などの自然災害や火事などによって式が中止になる場合、
結婚式場の免責事項には該当しないため、キャンセル料が発生します。
キャンセル料が発生しないのは、交通規制により
食材やスタッフの到着が困難であったり、
停電や結婚式場の破損などによって式を行えないなど、
結婚式場が原因となるケースがほとんどです。

多くは料金は前払いのため、後から損害賠償しなければなりません。
また、式場は食材など必要なものは前日までに搬入していますから、
よほどのことがなければ式場が原因でキャンセルされることはないでしょう。

電車やバスなど交通機関が欠航しても、キャンセル料は発生します。
なぜなら、式場も準備のためにすでにお金を使っているからです。
料理の準備、生花や引き出物などの準備などにかけた料金を回収するために、
キャンセル料が発生するのは仕方のないことです。
だからこそ、ブライダル保険が必要なのです。

災害が原因で式を中止する場合、ブライダル保険であれば補償されます。
ただし、補償に伴う条件があります。
たとえば台風の場合では、新郎新婦いずれかの家屋が半壊以上したか、
あるいは家財に100万円以上の損害が生じた場合に補償されます。
プランによって補償の条件が違うので、事前に契約書で確認してください。

では、コロナやインフルエンザでキャンセルの場合も補償されるのでしょうか。
結婚式の直前で新郎新婦のどちらかが入院した場合、
1人だけで結婚式を挙げるわけにもいきませんから、
ほとんどの場合はキャンセルになるでしょう。
心痛や心労に加えて、もしかしたら高額の医療費が必要になるかもしれませんし、
さらに高額のキャンセル料が発生するためのストレスは計り知れません。
突発的なケガ、コロナウイルスや
インフルエンザのようなウイルス性疾患にかかることもあり得ます。

新郎新婦または両家の両親、子供が7日以上継続入院した場合、
ブライダル保険の補償対象になります。
また、新郎新婦が式当日に緊急入院したり、
もしくはコロナウイルス感染のような事態になり
医師から自宅待機を指示された場合もブライダル保険で補償されます。

授かり婚だけでなく、式場に予約をしてから式までの間に妊娠が判明するケースも少なくありません。
母子ともに順調ならば何も問題はありませんが、
つわりがひどくて入院が必要になったり、
切迫流産の恐れがあり絶対安静が必要になるなど、
妊娠中はどんなトラブルが発生するか分かりません。
妊娠による体調不良で安静が必要な場合も補償されるのでしょうか。

当日キャンセルならばほとんどの式場では全額キャンセル料として支払いが必要ですし、
前日までのキャンセルでも費用の8~9割程度キャンセル料がかかります。
そんな時でも、ブライダル保険に加入していれば、
式の当日までサポートしてくれるので安心です。
結婚式のキャンセル料が返ってくれば、体調が落ち着いてきたから、
あるいは出産後に改めて式を挙げることも可能でしょう。

万全の体調でない時に式を挙げても、
せっかくの人生の晴れ舞台を心から楽しめませんし、
何よりも無理をしたことで、赤ちゃんやママに万が一のことがあってはいけません。
ゲストや家族にも心配をかけないためにも、式はキャンセルした方がいいでしょう。
保険に入っていれば、決断が容易になるはずです。

挙式までの間に、身内のケガや病気、あるいは考えたくないことですが、
不幸がある可能性もなくはありません。
ですが、身内の逝去によるキャンセルの場合は、補償の対象となるのは当人たちと、
両家の両親、子供、兄弟姉妹に限られます。
ですから、祖父母に不幸があった場合は補償対象となりません。

病気やケガによる7日以上の継続入院でキャンセルが生じた場合、
新郎新婦と両家の両親、子供だけが補償の対象となります。
このケースでは、兄弟姉妹、祖父母は補償の対象になりません。
式当日の緊急入院、または医師によって自宅待機指示があったというケースでは、
新郎新婦のみが対象となります。

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