
ポケットチーフとは?新郎におすすめのポケットチーフ折り方7選
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新婦にはウェディングドレスを着て、ベールやティアラで飾り、ブーケを持って…と、大体決まったスタイルがありますが、新郎はどんな格好をしたら良いのか、どこまでおしゃれを楽しむべきかと悩むかもしれません。
結婚式はせっかくの晴れ舞台。いつもと違うおしゃれを楽しみたいなら、ポケットチーフでワンポイントを作りましょう。
新婦を引きたてつつ、自分らしい個性を出すことができます。
ポケットチーフとは?ポケットチーフの歴史は?
スーツやタキシードの胸ポケットに挿す小さなハンカチのことをポケットチーフといいます。ポケットチーフが誕生したのは19世紀初頭のことでした。というのも、ジャケットに胸ポケットが作られるようになったのが1920年代のことだからです。
ですからポケットチーフの歴史はまだ100年ほどでしかありません。比較的新しいファッションアイテムなのですね。
ちなみに、英語ではpocket square(ポケットスクウェア)と呼ばれます。日本語のポケットチーフは和製英語で、pocket(ポケット)とhandkerchief(ハンカチーフ)を合わせたものです。
では、それ以前はというと19世紀以前、ハンカチは高貴な身分の人々だけが持つことのできる高価なファッションアイテムでした。中世の貴族たちはハンカチにジュエリーを施し、形も現在のような正方形ではなく楕円形や三角形、星型などさまざまだったのです。
ところがハンカチがあまりにも華美になりすぎたため、マリー・アントワネットの夫である国王ルイ16世が「ハンカチはすべて正方形」という法令を出すほどでした。
ポケットチーフの元祖であるハンカチも最初は実用的なアイテムではなかったのです。
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ポケットチーフの効果は?
ポケットチーフを挿すだけで胸元にワンポイントができ、華やかな印象になるので、結婚式の晴れ舞台を迎えた新郎にふさわしい装いとなります。フォーマルな印象が強まり、よりきちんとした感じの着こなしができるでしょう。
また、ポケットチーフを添えることで胸元にボリュームが加わり、立体的になることでスーツに高級感が出ます。
色や素材を変えることで、着こなしの印象が変わるので自分らしさを演出できますし、新婦の装いに合わせることで統一感を出せます。
ハンカチとポケットチーフの違い