
憧れのチャペルウエディングの流れや費用・ポイントを徹底解説
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チャペルウエディングは、いつの時代も女性の憧れです。仏前挙式・神前挙式・レストランウエディングなど、結婚式にもさまざまなスタイルがありますが、やはり王道はチャペルウエディングでしょう。でも、実際にいつまでにどんな手続きをすればよいか分かりにくいものです。
後から「しまった!」とならないためにも、チャペルウエディングを成功させるコツを理解しておきましょう。
- 目次
席次を決めるときの注意点は?
チャペルウエディングの席次には、一定の決まりがあります。まず、祭壇の前に牧師が立ちます。祭壇に向かって右側が新郎とベストマン、左側が新婦とメイドオブオナーの位置になります。ベストマンとは新郎側の付き添い、メイドオブオナーは新婦側の付き添いを指します。
参列者の席は、左側が新婦の関係者で、右側が新郎の関係者と決まっているのが通常です。
席次はそれぞれ、前に行くほど新郎新婦との関係が深い人が座ることになります。具体的には、新郎の父や母が最前列、次に親族・友人や知人といった順番です。チャペルウエディングの席次では祭壇に近いほうが上座となるため、同じ友人や知人の立場でも目上の人がより前側に座ることになるでしょう。
席次を決めるときは、参列者に失礼がないようにきちんと確認しておくことが大切です。
チャペルウエディングの流れ
当日に慌てないためにも、チャペルウエディングの一般的な流れを知っておきましょう。流れを理解しておけば、ちょっとしたハプニングが発生しても慌てずに対応できます。チャペルウエディングでは、最初にゲストたちに着席してもらいます。
開始時間の10分前までに着席が完了するよう、早めにアナウンスして協力してもらいましょう。開始後では、ゲストが着席するタイミングが難しくなります。
開始時間になると、最初に新郎が入場し、次に新婦が父親もしくは親族にエスコートされて入場します。その後、賛美歌を新郎新婦や参列者で一緒に歌い、聖書朗読、牧師に促されて新郎新婦が結婚の誓約を行います。
そして、クライマックスとなる結婚の誓約や指輪の交換、誓いのキスに進み、牧師が2人の幸せを願って祈ります。最後に、結婚証明書に2人でサインし、その場の参列者に結婚の成立を報告した後、新郎新婦が退場して終了します。
チャペルウエディングでも人前式の場合は、讃美歌を歌ったり聖書を朗読することはありません。誓いの言葉は、新郎新婦が用意したものを読み上げるのが一般的です。なお、チャペルや結婚式場によっては流れが一部異なることがあります。本番でのうっかりミスを防ぐためにも、もう一度流れを確認し、不明な点があるところは確認して不安をなくしておきましょう。
▽チャペル挙式のこだわりについての記事はこちら
チャペルウエディングにかかる費用は?
憧れのチャペルウエディングにいくらぐらい費用がかかるのか、気になるところでしょう。結婚式にも予算があるので、なるべく安く抑えることができるに越したことはありません。チャペルウエディングの費用は、平均して30~40万円程度が目安になります。
実際にいくら費用がかかるかは、本格的なチャペルで行うか、結婚式場やホテルの併設チャペルで行うかによっても随分異なるものです。まずは、気になるチャペルや結婚式場・ホテルなどに、どれぐらいの費用が必要か聞いてみるとよいでしょう。
チャペルでも安いところでは10万円前後から利用できますが、格式が高い結婚式場やホテルでは数十万円程度必要になることもあります。
また、チャペルウエディングでも、ウエディングドレス代や結婚指輪代など、さまざまな費用がかかるのは同じです。安く済むと聞いていたのに結局予算をオーバーした、という人もいます。単に費用を節約しようと考えてチャペルウエディングを選ぶのは、あまり意味がないと言えます。
チャペルウエディングにおすすめのドレスは?
せっかくのチャペルウエディングなら、式場によく映えるドレスを着用したいものです。具体的におすすめなのは、やはり純白のウエディングドレスです。チャペルウエディングでは、新婦がバージンロードを歩いて新郎のところにやってくる流れがあります。やはり、新婦の純真無垢さをアピールするのは、純白のウエディングドレスをおいてほかにないでしょう。
ただし、純白のウエディングドレスといってもさまざまなデザインがあります。ほとんど飾り付けのないシンプルなものから、フリルやスパンコールがたくさん付いた豪華なものまで、それぞれのよさがあるものです。ここで考えたいのは、チャペルが神聖な場所であるということです。
チャペルという神聖な場所にふさわしい、オーソドックスながらも花嫁の美しさを引き立てるデザインを選ぶのがおすすめです。体のラインを上品に拾うマーメイドラインや歩きやすいAラインのドレスなど、体形や好みに合わせて比較してみてください。実際に教会で立ったり歩いたりするイメージをしながら選ぶと、向き・不向きが分かりやすいでしょう。
結婚式場併設チャペルのメリット・デメリット
チャペルの中でも、結婚式場併設のチャペルなら気軽に利用できます。式場側のスタッフも手慣れているので、何かと安心できるでしょう。しかし、思わぬトラブルを避けるためにも、結婚式場併設チャペルならではのメリットとデメリットを両方ともきちんと理解しておくことが必要です。
結婚式場に併設されているチャペルなら、新郎新婦や親族だけでなく、参列者の待機場所も確保できます。どんなに大雨でも、暑さや寒さが気になる季節でも、外で待たせてしまうといったことなく、トイレなどの設備も問題ないので、余計な心配をせずに済みます。
また、結婚式が終わったら、そのまま披露宴会場に移動できるのも大きなメリットでしょう。厳かな結婚式に参列すると、本人たちでなくても雰囲気に飲まれて、意外と疲れてしまうものです。そんなときに、披露宴会場へすぐ移動できるのはとても助かります。本格的なチャペルでは結婚式が終わってから離れた場所にある披露宴会場に足を運ぶ必要があり、移動するだけでも大変です。
一方、デメリットもあります。結婚式場併設のチャペルでは、厳粛さに欠けるのが現状です。和やかな雰囲気の中で行われるのは確かですが、本来のチャペルではないので、本格的な結婚式を望む人には物足りないと感じることもあるでしょう。結婚式の自由度は高いものの、形式だけチャペルを利用した感じが強くなることもあります。
拘りたいなら相談するのがおすすめ!