
撮影指示書を作成して納得のいく結婚写真をのこしましょう
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婚写真は、一生に一度の思い出を形に残す大切なものです。多くのカップルが10万円~20万円の予算をかけてプロのカメラマンに撮影を依頼します。そんな結婚写真は「こんな写真を撮ってほしい」とカメラマンにお願いできることを知っていますか?
カメラマンに任せっきりになってしまうケースが多い結婚写真撮影ですが、撮影指示書を作ってふたりの思い描く写真を残しましょう。
撮影指示書とは
撮影指示書は、新郎新婦が希望するアングルやシチュエーションをカメラマンにお願いするものです。撮影指示書の書き方に決まりはありませんが、言葉だけでなくイメージ写真などを添えます。
また、手書きで作成するのではなく、スマホやパソコンで作成し印刷してカメラマンに渡すのが一般的です。
誰が見てもわかる撮影指示書の作り方
撮影指示書は「書き方は自由」ですが、カメラマンに伝わらなければ意味がありません。要点がきちんと記載された指示書を作るようにしましょう。
○カメラマンに伝わりやすい撮影指示書
・A4用紙1、2枚でまとめてある
・イメージ写真+短い説明
・写真は大きさをそろえて整列している
・説明文の書き出しの位置やスタイルが統一している
撮影指示書を作るときの注意点
誰が見てもわかりやすい撮影指示書を作るように心がけるのがもっとも大切です。理想を形にしたい気持ちはわかりますが、「こだわりすぎ」はカメラマンを困らせてしまいます。また、「説明文が長い」と何を優先させて良いのかわかりません。
1ショットの説明は、イメージ画像1枚と1、2行の説明文にしましょう。忘れてはいけないのは、指示を出す相手はプロのカメラマンだということです。ですから、細かすぎる指示は避けるようにします。「大まかなイメージを伝えて、あとはカメラマンさんにお願いします」くらいのスタンスのほうがカメラマンのやる気とプロ技術を引き出すことができます。
「なんとなく」という表現も避けるようにしましょう。「なんとなくこんな感じにしてください」といっても気持ちは伝わりません。例えば「新郎新婦がつないだ手を撮ってください」というふうに、言葉で説明ができるくらいまではまとめておきましょう。
最後に、多すぎる指示はNGです。A4用紙1、2枚でまとめるようにします。
▽和装フォトについての記事はこちら
撮影指示書の作り方