芳名帳を手作りして、ウェルカムスペースを楽しく、ゲストの記入の手間を「おもてなし」に変えよう

基本の手作り芳名帳の作り方

芳名帳はもちろん手作り可能です。「でもセンスがないから…」というお悩みもよく聞きますが、最近はインターネット上でたくさんの無料テンプレートを入手できます。ぜひ活用してみましょう。

ここでは、バインダー式やリング式の手作り芳名帳の作り方をご紹介します。基本的には100円ショップなどで購入したバインダーやリング式のファイルに綴ればよいだけで、紙にテンプレートを印刷すればOKなのでとても簡単です。
テンプレートに手が加えられるならばメッセージ欄を設けたり、額縁のモチーフを加えたりすればエレガントな印象になります。「名前」「メッセージ」などの文字のフォントにおしゃれなものを選ぶのもコツ。

そして、手作り芳名帳がプロフェッショナルに出来上がる最大のポイントは、何といっても紙の質感が大切です。和装の結婚式なら和紙を使ったり、洋装の結婚式なら少し厚めのクラフト紙や光沢紙や上質紙を用いるなどすれば、それだけでも高級感がアップしてプロっぽい仕上がりになります。

せっかくだから、芳名帳をまとめるバインダーにも装飾をしたいもの。これはもう新郎新婦の好みですが、100円ショップでも良い素材はけっこうあります。太めのリボンや金色の写真立てのフレームだけを芳名帳の表紙にボンドで接着して、周りにドライフラワーなどをあしらえば、高級感がアップします。
夏の結婚式なら貝殻をつけても季節感が出ますし、冬なら雪の結晶やクリスマスカラーの装飾にしてもいいでしょう。

「そんなセンスもない…」というふたりには、あえてごくシンプルにするのも手です。
濃い赤やゴールドっぽいベージュ色のベルベット素材の布で表紙を包むなどすれば、装飾の素材はもはや必要ないラグジュアリー感が出ます。イミテーションのパール素材をボンドで接着すれば、簡単でさらに素敵です。

▽芳名帳におすすめのペーパーアイテムについてはこちら

【ペーパーアイテム】結婚証明書♡芳名帳にも♩

ワードを使った芳名帳の作り方

芳名帳はパソコンソフトのワードでも作成できます。ファイル等のサイズに合わせたサイズ、A4かB5で作成するとスムーズです。
手順ですが、まずは記入欄を作る罫線の作成からです。文字の大きさは大きめにしましょう。文字サイズは48くらいがポピュラーです。ツールバーから「ページレイアウト」を選択し、「ページ罫線」を選択します。
線の太さは好みで設定し、一行目には「Guest」などの文字をおしゃれなフォントで記入します。

より高級感や個性的な面を出したいなら、フレーム素材といったものを無料でダウンロードして挿入しましょう。プリンターがインクジェットのものならカラーで印刷できますし、紙の素材も比較的広範囲に対応していますから、よりプロフェッショナルな仕上がりになります。

▽テンプレートを利用した芳名帳についてはこちら

テンプレートを利用すれば簡単！芳名帳の作り方

シートタイプの手作り芳名帳の作り方

シートタイプの芳名帳は、バインダーを用意する必要がないのでシックな感じを出すのに最適です。最近はおしゃれなバインダーがインターネットでも安く手に入りますので、まずはこちらを購入しましょう。
あとは印刷した芳名帳のシートを挟むだけです。シンプルだからこそ、選ぶバインダーによって高級感が出てしまうのが不思議でもあります。

他には、バインダーの代わりに木製のボードを使って、こちらも木製のクリップなどでシートタイプの芳名帳を挟むといった方法もあります。
ナチュナル派の方は、こうした木製ボードのものにドライフラワーを添えるなどすれば、ぐっとおしゃれになりますね。

カード形式の手作り芳名帳の作り方

カード形式の芳名帳にしたいなら、ぜひ高級感をアップするために使いたいアイテムが「ハトメ」です。ハトメパンチと呼ばれる工具で、紙などに穴をあけて金具をはめ込むもの。金具の素材には、ゴールドやアルミなどさまざまな種類があるので、おしゃれなものを選びましょう。
ハトメには片面だけのタイプと両面のタイプがあります。初めてハトメにトライするなら、両面タイプがいいでしょう。両面タイプのハトメなら、紙の表と裏とがきれいに仕上がりやすいです。もちろん、ハトメであけた穴はカードをまとめるのに役立ちます。

「ハトメは難しそう…」という方には、普通のパンチで穴をあけてリボンを通すなどというのもおしゃれですね。この場合には、カードをまとめるためのカードケースを別に用意することも必要です。
木箱や少し厚めの紙箱などに収めれれば、いつでもふたりの結婚式の記憶を引き出せる記念の宝箱になりそう。

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芳名帳とゲストカードの違いとは？それぞれの特徴を抑えましょう