
結婚式の大人気演出ムービーを自作するには?
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大切なゲストを招待する結婚式には、みんなが喜んでもらえる素敵な演出が欠かせません。そんな演出に大人気なものの一つがムービーです。新郎新婦が退席しているシーンでも場面を盛り上げることができますし、盛り込む内容を工夫すると2人のことをより深く知ってもらうのにも大活躍してくれます。
ムービーは、機械関係があまり得意ではないという方なら間違いなく自作したくなるところですが、そうではないという方でも意外と簡単にできてしまいます。
結婚式のムービーの使い方
結婚式のムービーは、いくつかのシーンで使うとより効果的です。例えば披露宴のオープニングにムービーを流せば、これから始まる披露宴に向けてゲストの期待感を大いに高めることができます。このタイミングで流すタイプはオープニングムービーと呼ばれており、新郎新婦入場の直前に流すのが一般的です。時間はあまり長くしないで1分くらいにまとめておくと良いでしょう。
内容はさまざまですが、例えば式に向けて一生懸命準備している2人の様子を動画にしてみるというのもオススメです。挙式のリハーサルシーンやウェディングドレスの試着シーンなども喜んでもらえることでしょう。ゲストの皆さんには、今日の披露宴はこんなふうに準備してきたんだな、というのがよくわかり、披露宴へのワクワク感がより一層高まっていくに違いありません。
また、ムービーにはBGMを入れるのが一般的ですが、オープニングムービーの場合は、その後に続く新郎新婦入場のBGMと違和感がないものを選んでおくことがポイントです。この2つがスムーズにつながると、オープニングは非常に完成度の高いものとなるでしょう。
それから、新郎新婦がお色直しで中座している最中にムービーを使うというのも人気があります。本人たちがいなくても、ゲストのみなさんを飽きさせる心配がありません。このタイミングに流すものとしてはプロフィールムービーがよく使われます。
内容は、2人の生い立ちやなれそめ、そしてお互いの親族を紹介すると良いでしょう。会場に来てくれたゲストと一緒に写した写真を盛り込んでみるというのも良いアイデアです。きっとそのテーブル周辺は大いに盛り上がるはずです。プロフィールムービーの長さは4~5分程度にまとめると良いでしょう。
また、披露宴が終わった新郎新婦は扉の外でゲストの皆さんをお見送りすることがほとんどですが、この時にムービーを流すのもよく使われる方法です。これはエンディングムービーといい、映画のエンドロールのようなおしゃれな雰囲気を演出することができます。
内容は、忙しい中、会場にまで足を運んでくださってどうもありがとうございました、という感謝のメッセージにするのもオススメです。エンディングムービーの長さは2~3分程度というのが一般的です。
それから、エンディングの場合、映像製作会社に依頼すると当日の様子をその場で編集して流すという式場サービスもあるようです。自作では少々難しくなってしまいますが、ついさっきの映像がスクリーンに流れるのは、特に年配のゲストにとっては、とても新鮮な印象を持ってもらえるはずです。エンディングムービーのみを制作会社に依頼するというのも良いのではないでしょうか。
他にも、極度に緊張するという花嫁なら、両親への手紙をムービーの中で読み上げるという方法もあります。これは、失敗しても取り直しができるというメリットがありますし、リラックスしていればより心を込めて手紙を読み上げられるはずです。
その他、用事で出席できないゲストのお祝いメッセージをムービーにして当日に流したりするという方法もあります。さらに、今後も変わらないお付き合いをしてもらいたい気持ちを込めて、新居の紹介ムービーを流すのも良いのではないでしょうか。このように、アイデア次第でいろんな内容を盛り込めるのが自作ムービーのメリットなのです。
▽お色直し中の演出についての記事はこちら
結婚式のムービーの作り方