2019.11.10

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招待状と一緒に届くゲストカード、その使い方と書き方

結婚式のマナー
結婚お役立ち情報
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ゲストカードとは、簡単に説明すると芳名帳の代わりに受付に渡す出席カードです。従来、結婚式でのゲストの出席確認には、式場受付の芳名帳に住所と名前を書いて行います。
しかし結婚式にゲストが多い場合、手書きでは時間がかかって長い順番待ちが発生してしまう事もあります。そういった場合に備えて使われるのがゲストカードです。

結婚式招待状に、ゲストカードが同封されていたら

ゲストカードには名前と住所、カードによってはメールアドレスの記入欄や本人写真を貼る欄があり、ゲストは当日までに全て記入しておきます。
そして当日に受付にカードを渡す事で、芳名帳での記入とは異なり、あらかじめ書いてあるものを渡すだけなので、並ぶ事なくスムーズな入場が可能になります。

そうした用途のものなので、ゲストカードが同封されていたら招待状の返信と一緒には送り返さず、当日まで無くさないように手元においておきます。
そして結婚式当日には忘れないように必ず持参しましょう。もしゲストがゲストカードを忘れてしまっても、通常は当日の受付で予備のカード等で出席確認が出来るようになっています。

しかしゲストカードは、ゲストから結婚式を迎える二人へのメッセージを書く欄があります。
折角気合を入れたメッセージを考えたのに持参し忘れてしまい、当日受付で完全に再現できずに味気ない文章になってしまった、といった事態は避けたいところです。
当日や前日前夜に慌てて書くのではなく、早めに準備して、当日持っていく鞄の中に早めに入れておきましょう。

ゲストカードは誰が見る?式場での使用方法とその後

受付に提出する出席確認のカード、という性質上、メッセージは新郎新婦だけが見るものではありません。
また、受付確認だけに使われて捨てられる、といったものでもありません。出席確認で集められたカードはバインダー等でまとめられ、新郎新婦がメッセージを読み返せるように、手元に残る結婚式の思い出の品となります。
つまり、ゲストカードはゲストを招いた新郎新婦どちらかの手元に届くのではなく、新郎新婦の双方が目にする機会があるものです。

忌み言葉を使わない以外のマナーは殆ど存在しないと言って良いゲストカードですが、思い出の品の中に新郎新婦にとって不快な内容、わざわざ嫌な話題を書くのは人間としてマナー違反です。
悪気なくとも、再婚時のゲストカードに気安い友達だけが見る感覚で「今度の結婚は長続きするといいね」「今度の人は大丈夫そうだね」といった失礼な言い回しをしていないか充分気を付けましょう。

同様に、身内だけが判るような偏った話題、下ネタや下品な内容も、友達同士では笑えるものであってもその伴侶が見てどう思うかは判らない、とてもリスキーな内容です。
それが思い出だからどうしても渡したい、といった事情もあるかもしれませんが、そうしたものはゲストカードではなく個人的にカードを作って渡す手もあります。

一生の思い出の品になるカードであること、新郎新婦のどちらも読むものであること、或いはそのご両親が見る可能性も勿論あります。そういった意識を念頭において、ゲストカードには純粋にお祝いの気持ちを前面に出したメッセージの文面を考えましょう。

スピーチのマナー応用で!ゲストカードの書き方

ゲストカードに唯一存在するマナーが、結婚式に送る文章なので忌み言葉を使わないというものです。メッセージの文章は黒いボールペンで記入するのが一般的ですが、上司の結婚式などより正式な書き方が求められる場合には、黒い毛筆でしたためるのが最も正式な記入方法です。

また、昨今は減ってきていますが、ゲストカードに書かれた記入欄に「お」名前、「ご」住所など、接頭語がついている場合は、その部分のみ二重線で消しておくのがベストです。

忌み言葉とは辛い事や病気、死、別れを連想させる言葉です。何気ない言葉が実は忌み言葉だった、という事もあるので、こちらはスピーチを書く際の注意点をまとめたサイトなどを見ながら考えるのがオススメです。
結婚式のスピーチも同様に、忌み言葉を使わない事が求められます。文章量が多い分、うっかり使ってしまう事の無いように忌み言葉が詳細にまとめられているページが多く存在しています。

「忌み言葉 言い換え表現」で調べるのも有効な検索テクニックです。メッセージで使いがちな言葉としては、いよいよ、ますます、しみじみ、といった繰り返し表現です。
これは一見ネガティブなイメージの無い言葉ですが、結婚式においては「繰り返す」というのが再婚を連想させる為、避けるべき忌み言葉とされています。

また、日本語のメッセージの場合には句読点を使わない、というのも忌み言葉に関係があるマナーです。区切りを意味する句読点はあまり縁起が良く無い、とされています。
1文章が長くなってしまい区切りたい場合には、空欄1文字を挟む感覚でスペースを挟む、或いは改行して読みやすさを考えていきましょう。

▽ゲストカードの書き方についてはこちら

最近流行りのゲストカードの書き方

内容さえ押さえれば書き方は自由。工夫次第で彩り豊かなゲストカードに

メッセージ内容にさえ気を付ければ、ゲストカードはゲスト側が自由に装飾しても良いメッセージカードです。
色移り、色落ちがしないペンを選んで虹や星などのマークで煌びやかにしても良し、メッセージを際立たせるイラストを描き入れてもOKです。漫画のキャラクターがお祝いのメッセージを喋っているかのようなイラストを描き入れた例もあり、ゲストの発想次第で世界に1つしかないゲストカードを贈る事ができます。

装飾したいけれど絵心が無い、という人におススメなのはシールによる装飾です。ポップなものからお洒落なものまで、シールならそのシールの絵柄によって装飾の幅、カードに作りたい雰囲気の幅が広がります。
猫好きな新郎新婦なら猫の肉球や猫そのもののシール、旅行好きなら観光地のシンボルや国旗のシールなど、新郎新婦の趣味に合わせやすいのも魅力です。

実は趣味までは良く知らない、という場合には、結婚式の開かれる季節に合わせた季節のシールを使ってみましょう。
春夏秋は花や果物、紅葉といった行楽のシールがあり、冬は雪やクリスマス、お正月と月ごとにイベントが豊富です。もっと単純に、結婚式モチーフのシールで装飾しても良いでしょう。

キャラクターや絵としてのシール以外にも、昨今装飾テープとしても名前が上がりつつあるのがマスキングテープです。
本来、画材や塗装の際に塗りたくない所を保護するテープの名称ですが、最近はカードやポップの装飾用に、デザイン性を重視したテープが種類多く存在しています。メッセージが際立つようにメッセージ欄の下に一直線に貼るだけでも、一味違ったゲストカードが仕上がります。

▽ゲストカードの装飾についてはこちら

結婚式の招待状の返信にイラストを書くのはマナー違反?多少の装飾はOKです

ゲストカードのメッセージが浮かばない!困った時の英文、名言、四字熟語

ゲストカードのメッセージは、あくまでゲストから新郎新婦に向けたお祝いのメッセージなので、無理に奇をてらう、凝りすぎる必要はありません。
しかし、そうは判っていても悩んでしまうと中々浮かばなくなってしまうものです。

英文にはシンプルに、お洒落に見えるという利点があります。「Happy Wedding !」(結婚おめでとう!)、「Happy Ever After.」(ずっとお幸せに)といった短い文面が、意味の通じやすさからメッセージに人気です。
長い文章にする場合、小さく訳文を下側に入れておくと、意味がきちんと伝わるので読み手にとって親切です。またこの時、英文ならピリオドを打っても問題ありません。

また、こうした言葉と言えば作家や詩人、哲学者です。国内外を問わず、愛や結婚にまつわる良い言葉をたくさん残しています。
名言を見つけるのに最も簡単な手段としては「結婚 名言」「愛 名言」で検索すれば、胸に沁みる言葉からシニカルな言葉まで、様々にまとめられたサイトが見つかります。

愛の名言の中には、革命家や数学者も驚くほどロマンティックな言葉を残している事があり、読んでいるだけでも楽しめます。
しかし、一見見た目の触りが良くて選んだ言葉が、たまにとんでもない皮肉である事があります。引用する際にはよく読んで選びましょう。

日本語ならでは、四字熟語を使った文章も、漢字のカッチリとした印象がゲストカードを引き締めてくれます。年齢にもよりますが、目上の人や上司へのゲストカードにはこうした熟語を用いた方が意味に親しみやすく、喜ばれることがあります。

「比翼連理の例えのように、いつまでも仲睦まじく」(比翼連理 男女の情愛の深く仲睦まじい例え)
「二人の人生行路に幸多からん事を」(人生行路 人がこの世を生きていく事を旅に例えた言葉)
「二人ならきっと和気藹々とした夫婦に」(和気藹々 仲が良く、和やかな気分が満ち溢れている様子)

もちろん、現代に生きている芸能人、芸術家、作家、音楽アーティストも良い言葉を日々生み出しています。
自分が尊敬する、或いは新郎新婦が尊敬する現代の人物を知っていれば、その人の明言を名前と一緒に併記して引用するのも喜ばれる文章になります。
いずれ後世に継がれるかもしれない名言を、最先端で使わせていただきましょう。

上司や目上の人、カジュアルではないゲストカードの内容は

ゲストカードを貰う機会があるのは、カジュアルな内容が書ける友人同士、親しい同僚同士とは限りません。
上司や目上の人、或いはあまり付き合いの無い同僚へのゲストカードは、親しみよりも礼節を重視した文章が求められます。

装飾を控える事は勿論、薄墨ではないはっきりとした色のでる黒の毛筆を使い、しっかりとした文章を考えて書きましょう。「ご結婚おめでとうございます」「お招き頂きましてありがとうございます」から始まり、「まことにおめでとうございます」「当日を心待ちにさせていただきます」といった文面が入ると良いでしょう。
招かれた事のお礼、丁寧な祝福の言葉を入れる事でフォーマルな印象を強めていきましょう。

▽デストカードのマナーに関してはこちら

結婚式のゲストカードの書き方!マナーはあるの?

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