
結婚式のお祝いメッセージ。NGと例文
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意外と悩む、結婚式のお祝いメッセージ。大切な人の門出に失礼の無いよう想いを伝えたいですよね。今回は、お祝いメッセージのマナーや、例文について書いていきます。
マナーについて
・マナー1「カードは片面記入」
カードにメッセージを記入する場合は片面のみにしましょう。縦折りのカードは右側の面、横折りのカードは下側の面に書きましょう。
寄せ書きにメッセージを書く場合には、裏面まで書くとメッセージカードを貼り付けられなくなるので注意してください。
・マナー2「インクは基本黒」
黒か濃いブルーでの記入がベストです。昨今はボールペンでの記入が多いようですが、できれば筆ペンや万年筆で記入し相手への敬意や友情を示すとよいでしょう。
・マナー3「句読点を使わない」
句読点は終止符の意味があるので、結婚に終止符をうつというイメージがあり縁起が良くないとされています。昨今では余り厳しくは言われていませんが、気にする人もいるためなるべく使用を避けましょう。
・マナー4「重ね言葉に注意!」
重ね言葉は同じ言葉を繰り返すことから、再婚を想起されるため結婚祝いのメッセージではタブーとされています。
「いろいろ、いよいよ、たまたま、再び、再度、再三、しばしば、ますます、返す返す、くれぐれも、重ね重ね、重々、重ねて、次々、繰り返し、相次いで、わざわざ、たびたび」
などなど、結構ふっと気軽に使ってしまう言葉が多いので気をつけましょう。
・マナー5「不吉な忌み言葉に注意!」
結婚での忌み言葉はいわゆる「別れを連想する言葉」や「人生に難を及ぼす言葉」です。
他意もなく「一生別れず幸せにいてね」などと書いてしまうと、意味としては理解できても文面に「別れ」の文字が入っていて縁起が悪いと感じるものです。注意して書きましょう。
「別れる、離れる、終わる、破れる、冷める、ほどける、遠のく、最後、短い、涙、流れる、消える、負ける、病む、焦る、とんでもない、切れる、衰える、終わる、失う、出る、逃げる、帰る、戻る、返す、絶える、滅びる、去る、悲しむ、移る、飽きる、嫌う、変わる、浅い、薄い、欠ける」などなど。あげると切りが無いので、ぱっと下書きしてみて少しでも不吉なイメージが連想されるものは削除しましょう。
・マナー6「不吉な数字に注意!」
実は、偶数・4・9 などの数字も避けた方が良いと言われています。
それぞれ、4は死を連想させ、9は苦を連想させるためです。
偶数がダメな理由は「割り切れる数字」であることから別れを連想させてしまうためです。
ちなみに、小見出しにある「6」も「無」を連想させて、繁栄を妨げるため避けた方がよいです。偶数の中でも特例で8は末広がりで縁起も良いことから使ってよいとされています。
マナーって結構難しいですよね。考えれば考えるほどややこしく、どれもタブーに思えてしまい筆が止まってしまいます。
ここでは、筆が止まったときの参考に例文を乗せていきます。
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