2019.10.12

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結婚式のゲストにふさわしいアスコットタイの結び方は?色と柄は?

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19世紀、イギリスの上流階級の間でモーニングコートやフロックコートに合わせるために誕生したアスコットタイ。結婚式や二次会で新郎やゲストの男性が身につけるのにふさわしいエレガントでフォーマルな装いです。
素材や結び方によってはカジュアルダウンもできる便利なアイテムです。意外と知られていないアスコットタイの選び方や結び方を知って、大人のおしゃれを楽しみましょう。

アスコットタイとは?どんなときに着用できる?

アスコットタイは、もともとイギリスのアッパークラスの紳士たちが、上流階級の大切な社交行事のひとつであるアスコット競馬に行くときに身に着けたのが始まりです。
昼間の第一礼装に位置付けられているので、午前中から夕方の間に行われる結婚式で着用するのがマナーです。夜に開かれるナイトウェディングにアスコットタイはマナー違反になります。二次会で身につける場合は、アスコットスカーフがオススメ。ちなみにアスコットタイとアスコットスカーフは、一応まったくの別物とされています。
アスコットスカーフはあくまでもカジュアルなものなので、フォーマルな式には着用できないとされています。ただし、日本では、厳密にはそこまで服装のマナーが厳しくなく、西洋式の服装の歴史も浅いためか、アスコットタイもアスコットスカーフも同じ扱いにされているケースも多いです。百貨店や結婚式場、レンタル衣装のショップなどでも、アスコットタイとアスコットスカーフの扱いを厳密に分けていないこともあるので、よほど格式の高いお宅でないかぎりは、あるいは格式の高い式場でない限りは、そこまで気にする必要はないかもしれません。

服装に対してTPOをわきまえることは大切ですが、いちいちアスコットタイの歴史や起源にまでさかのぼってマナーを調べる人はそう多くありません。一般的に、結婚式に出席する人が関心があるのは、新郎があるいはゲストがアスコットタイをつけても良いのか、というてんでしょう。
マナーを気にする人ならば、あるいはマナーを非常に気にする、マナーを熟知している家族や親族がいることが分かっているならば、昼間の挙式に限ってアスコットタイを身につけるとよいでしょう。夜に行われる式でも、カジュアルな式ならば、素材や色さえ選べば自己責任になってしまいますがアスコットタイを着用してもほとんど問題ないでしょう。

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アスコットタイのコーディネート

アスコットタイを合わせるのは、モーニングコートかフロックコートが正式なコーディネートだと一般的には言われています。三つ揃いのモーニングにウィングカラーシャツ(立衿シャツや襟高シャツといわれることもある)、アスコットタイを組み合わせると、イギリスの伝統的なスタイルになります。
モーニングコートは、昼間の時間帯で最も格式の高い礼装ですから、新郎や両家のおもだったゲスト、主賓にふさわしい装いです。グレーのモーニングとアスコットタイのコーディネートは、欧米では新郎の定番スタイルとなっています。モーニングコートは黒のジャケットにベスト、縞のコール地のスラックスが基本ですが、新郎や若い人が着る場合は、黒ではなくグレーを選ぶとよいでしょう。

ネイビーやダークグレーのダークスーツまたは略礼装のブラックスーツにウィングカラーシャツとアスコットタイの組み合わせは、結婚式や披露宴にオススメの装い。新郎の父や仲人の方は、ブラックスーツの上着にモーニングのストライプスラックスにウィングカラーシャツとアスコットタイを合わせる、楽礼装と呼ばれるものがオススメです。
ちなみに、新郎やゲストの服装として一般的なタキシードには、蝶ネクタイを合わせるのがマナー。タキシードは夜の礼装であり、アスコットタイは昼の礼装なので、タキシードにアスコットタイを合わせることはありません。ですが、日本では、タキシードにアスコットタイを併せる人も多く、カジュアルな式場では特にマナー違反とみなされないケースもあります。

ジャケットの裾が長いフロックコートにアスコットタイを組み合わせるのも素敵です。ウィングカラーシャツにアスコットタイ、そしてフロックコートの組み合わせはクラシカルでまさにジェントルマンの装い。華やかな雰囲気が漂います。背の高い人にオススメです。

アスコットタイの選び方

アスコットタイをつけるなら、定番のシルバーがおススメです。フロックコートやモーニングコートと合わせるとおしゃれ度がアップしますし、ゲストの方ならばブラックスーツと合わせてもいいでしょう。華やかさを出したいなら、光沢のある素材を選びましょう。タイリングやパールピンでとめれば、より華やかな印象になります。
ネイビーやグレーなどの落ち着いた色合いやホワイトのアスコットタイも魅力です。ブラックのアスコットタイは、お悔やみを連想させてしまうので避けた方が無難でしょう。無地もいいですが、小さめドットや細いストライプ柄もおしゃれです。ライトブルーやシャンパンゴールド、ベビーピンクも爽やかでオススメです。ポケットチーフと色や柄、素材を合わせるとおしゃれ上級者に見えます。

二次会やカジュアルな式ならば、イタリアンカラーシャツに、柄物のアスコットタイや少し派手目の色のアスコットタイを選んで遊び心を出してもいいでしょう。ただし、目立ちすぎる色、品のないデザインは避けましょう。あくまでも主役は新郎新婦なので、新郎よりも目立ったり、悪目立ちするのはNGです。

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アスコットタイの結び方

ブラインドフォールドノットは、アスコットタイの正式な結び方です。
シャツはウィングカラーシャツを選びましょう。左右非対称になるように首にアスコットタイをかけます。巻き付ける方を長めにとるようにしてください。短い方を軸にし、長い方を上から1周巻き付けます。このときしわくちゃにならないように注意します。輪の中をくぐらせ長い方の先端を裏側から上から下へ通します。強く引っ張りすぎると結び目が小さくなってしまうので気をつけてください。
形を整え、普通のネクタイと同じ要領で結び目を持ち、輪に通した方を軽く下に引きます。下側に来ている方の先端を持ちあげて、結び目の部分の外側へ向けてたらします。このようにすると、結び目が隠れます。ふんわりとさせて、形を整えたら完成です。パールのついたピンでとめるとアクセントになります。

ダブルオーバーハンドノットは華やかな印象になります。
ウィングカラーシャツの襟はすべて立てておきます。
アスコットタイの真ん中で幅を半分に折り、のどぼとけの方全面から後ろに巻きます。首の後ろで交差させて前に持ってきます。このとき、左右の長さは対象です。右を下に左を上に重ねて結びます。上と下、縦に軽く引っ張ります。しわを整えて片側を上に、もう片方が内側にくるようにします。立てた襟を整えて、タイもふんわりと整えます。

プレーンノットも基本の結び方のひとつです。
肩にかけたアスコットタイの左右の長さを変えます。片側を長く、片側を短くします。長い方を上に、短い方を下にしてクロスさせ長い方を短い方に1周巻きつけ、裏側から輪を上から下に通します。
ネクタイを締める要領で、軽く引いてしわを整えます。ウィングカラーシャツの襟を整えたら、再度、アスコットタイをふんわりさせて完成です。下からリングを通したり、ピンでとめたりするとより華やかになるでしょう。

二次会などで試してほしい遊び心のある、ラバリエールという結び方もご紹介します。ラバリエールはリボン結び、蝶結びのようなタイプの結び方です。
左右の長さを少し変えてアスコットタイを肩にかけます。長い方を短い方の上にしてクロスさせます。長い方を短い方に巻き付け、裏から前に持ってきます。引き締めて結びます。このとき、短い方は下へ、長い方の先は上へ向いています。短い方を整えてしわを伸ばして垂らします。真ん中よりも上で折って、さらに幅も真ん中で谷折りにします。上の方にどけておいた方を巻き付けて結び、蝶結びを作ります。りぼんの輪の部分を広げて整えます。左右の長さが同じになるようにし、衿を整えたら完成です。
可愛らしくカジュアルな雰囲気があるので、ネイビーやダークグレーなどダークな色合いのアスコットタイを使って甘辛ミックスコーデにしましょう。

柄があるものよりも、無地のタイの方が合うでしょう。
ゲストの二次会用にぴったりです。文章を見ただけでは分かりづらいという方は、ぜひYouTubeを見てください。アスコットタイのな結び方を説明した動画を見ながら結べば以外に簡単です。しわとボリュームにさえ気をつければ、初めての人でもきれいに結ぶことができるでしょう。

もっと簡単な結び方もご紹介します。
アスコットタイを左右均等な長さにして首にかけます。リングにアスコットタイの両先端を通します。リングが結び目の役目を果たすので、高さを調節し、ふんわりさせて形を整えます。
シルバーのリングを使うと、どんなアスコットタイにも合います。リングはデパートや百貨店のネクタイ売り場や、スカーフ売り場で購入できます。

アスコットタイを着用したいけど、きれいに結ぶ自信がないという人には、フックタイプのアスコットタイがおススメです。
すでに結んである状態で出来上がっているので、首に通してフックで装着するだけです。簡単なので、誰でも簡単に装着できます。ピンを指すとドレスアップできます。

アスコットタイはおしゃれなアイテム。ネクタイや蝶ネクタイはありきたりなので、ワンランク上のおしゃれを楽しみたいという人にぜひオススメします。新郎だけでなく、新郎新婦の家族、親族、さらにゲストの誰もが着用できるので、ぜひアスコットタイを楽しんでください。結び方によってイメージが変わるので、様々な結び方を試してみてください。

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