意外と知らない招待状の返信マナー
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結婚式の招待状の返信も正しいマナーがあります。
久しぶりに招待状を受け取っていざ返信ハガキに書こうとすると、どうやって書くのかこれで良いか分からない部分もあるかと思います。思い込みや勘違いもありますので、この機会に書き方をきちんと覚えて、招待していただく方に喜んでいただける返信ハガキを作成してみましょう。
初めての方はもちろんですが、今まで招待状の返信を書いたことがある方でもご存知でないことがあるかもしれません。様々な状況に応じたより良い返信ハガキの書き方を学んで、社会人としてのマナーを身に付けましょう。
招待状はお招きする方に向けての初めてのおもてなしと言っても過言ではないと思います。
結婚が決まると、結婚式・披露宴会場の手配をしたのちに招待する方へのご案内するのが招待状だからです。
招待状を手作りされる方や本人との関係性(親族、上司、友人)によって招待状のデザインを選ばれる方もいらっしゃいます。ですので新郎新婦の気持ちを大切に、招待状の返信を書く際は気に留めていただけると自然にお祝いの気持ちのこもった返信ができるのではないでしょうか。
- 目次
1:返信ハガキはいつまでに出せば良いか
返信ハガキは遅くても1週間以内に手渡しか郵送での返信をするように心がけましょう。
招待客の人数により会場の席次決めや料理・引き出物の準備を始めるため、早めに返信することが新郎新婦への心遣いとなります。
最近では電話やハガキでのやり取りよりSNSを利用して連絡を取ることが多くなりましたが、SNS等で返事をしたからという理由で招待状の返信をしないのはマナー違反です。招待状を受け取ったら、きちんと出欠の返事を書く必要があります。しかしながら事情により出欠の返事がすぐにできそうにない場合は、電話等で直接新郎新婦にその旨を伝えておくことが必要です。その場合も返事が分かり次第電話もしくは直接会って伝えるようにしましょう。
出席の場合は招待状を受け取ってから2~3日以内に返信を出すと喜びの気持ちが相手に伝わります。
一方で欠席の場合はすぐに返信せず、少し時間を空ける気遣いをすることが望ましいでしょう。出席する検討もしてくれなかったなどと残念な気持ちにさせない気配りが大切です。ただし、時間を空けると言っても期限間際の返信にならないように注意してください。
状況に応じて対応する必要がありますが、招待状の返信に限らず招待された場合のマナーですので、社会人としての対応をきちんとおこなうようにしましょう。出席か欠席に関わらず、返信ハガキで知らせるだけではなく、電話や直接会って結婚の祝福メッセージを伝えると相手に喜ばれます。
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2:書き方について
返信ハガキの書き方については毛筆もしくは万年筆で書くのが良いとされていますが、普段慣れていない方はボールペンでも可です。ただし、色はグレーではなく黒色で書くように気を付けます。
また、二重線で文字を消す場合は定規を使って丁寧におこなってください。
新郎新婦へのメッセージ等を記入する場合は句読点は使用しないようにしましょう。お祝いごとに終止符を打たない、とされているからです。
返信ハガキ表面の書き方を知りたい!