2022.7.8

コロナ禍の中の結婚式。欠席するときのマナーとご祝儀の渡し方

結婚式のマナー
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欠席が分かった段階で早めに連絡するのがマナー

結婚式の招待状をいただいたあとどうしても欠席しなければならないときには、通常でも早めに連絡することが必要です。理由がコロナの場合でも早めに連絡するようにしましょう。

法事などが理由の場合には「本当の理由」をあいまいにして「やむを得ない理由」として事情を伝えるのが一般的ですが、コロナが理由のときには正直に理由を伝えましょう。その際にはお祝いしたい気持ちをしっかりと伝えることを忘れないでください。

招待状への返信がまだの場合には、返信ハガキを「欠席」としてその理由とお祝いのコメントを添えるとよいですね。すでに出席の返事を出した後の場合には、まずは電話で連絡し欠席せざるを得ないことを伝えましょう。

結婚式直前に感染または濃厚接触者になったらまずは電話で連絡を

今回のコロナ禍の場合、自分が感染してしまったり近親者が感染し濃厚接触者となってしまったりすると、原則2週間は外出を控える必要があります。症状が出ていない場合でも外出を控えなければなりませんので、結婚式直前に欠席せざるを得なくなることも考えられます。

このような場合はまず電話で連絡して伝えます。どうしても電話がつながらない場合にはまずはメールやLINEで連絡を入れます。その後必ず電話などで直接話して欠席することをおわびし、お祝いの言葉も伝えましょう。

もし当日急遽欠席しなければならなくなった場合には、新郎新婦ではなく結婚式の会場に連絡して新郎新婦に伝えてもらいます。式当日の新郎新婦は多忙となるため直接連絡を取り合うことは難しくなります。必ず式場に連絡を入れましょう。
当日出席する友人や知人がいる場合には欠席を伝えることは多いと思いますが、伝言を頼むことは避けます。もし伝え損なってしまうと新郎新婦や自分だけではなく、友人も困ってしまいます。

ご祝儀の金額は欠席が決まったタイミング次第

結婚式に出席するときにはご祝儀を包むのは一般的ですよね。ご招待いただいたものの、欠席する場合でもご祝儀を用意しお渡しすることが多くなります。では、欠席する場合のご祝儀の相場や渡し方はどうしたらよいのでしょうか。

■招待状を受け取ったときに欠席を決めた場合
招待状を受け取った段階ですでに欠席を決めていた場合には、友人・知人の関係性であれば5,000~10,000円程のご祝儀を用意するのが一般的です。手渡しできるのであればご祝儀袋に包んで結婚式の1週間前までにはお渡しします。

遠方の場合やどうしても手渡しすることが難しい場合には現金書留で送付する方法もあります。この場合は現金書留にご祝儀袋に包んだ状態で贈るのがマナーとなります。一言メッセージを添えて送ってもよいですね。スマホ決済アプリの送金機能や、振り込みで贈ることは避けましょう。

【メッセージ事例】
ご結婚おめでとうございます
招待状をいただき嬉しく思います
コロナ禍の中同居の両親が高齢ということもあり出席を控えることといたしました
お二人で素敵な家庭を築いてくださいね

■結婚式まで1カ月以上ある場合
すでに招待状には出席と連絡していたものの、やむを得ず欠席する場合には10,000~15,000円程が相場となります。これは本来出席した場合に包むご祝儀の半分程度が妥当であるといわれているためです。
結婚式まで1カ月以上ある場合は引き出物やお料理のキャンセルができる場合も多く、その分新郎新婦にかかる負担は少なくなります。このため出席したときと同等のご祝儀を包む必要がありません。

この場合もできれば手渡しできるのがベターですが、難しい場合には現金書留を使い贈ります。もちろんご祝儀袋に包み、メッセージカードを添えるとよいですよ。

【メッセージ事例】
ご結婚おめでとうございます
御式への出席を予定しておりましたがやむを得ない理由により欠席せざるを得なくなりました
出席のお返事をお出ししていたのに出席が叶わず残念でなりません
お二人の門出を直接会ってお祝いの言葉が伝えられませんが
遠方よりお祝いし幸せを祈念しています

■結婚式まで1カ月を切っていた場合
結婚式まですでに1カ月を切っている場合には、すでに引き出物やお料理のキャンセルができない可能性が高まります。このような場合は結婚式に出席した場合と同額のご祝儀をお渡しするのがマナーです。友人・知人といった関係の場合30,000円が相場となるため、ご祝儀も30,000円程包みます。

間に合うようでしたら手渡しや現金書留などで結婚式の1週間前までには新郎新婦の手元に届くようにお渡ししましょう。

【メッセージ事例】
お二人の幸せそうなお姿を見る日を楽しみにしていましたが
今回やむを得ない事情によりそれが叶わぬことになりました
すでにお式の準備など大変かと思いますが体に気を付けて当日をお迎えください
遠方よりお二人の幸せな未来を祈念します
またお式の様子などお話しくださるとうれしいです

■結婚式直前での欠席の場合
結婚式まで2週間を切っているなど直前での欠席が決まった場合も、ご祝儀は満額で包むのがマナーです。この場合すでに式1週間前までにお渡しするのが難しくなる場合が多くなります。もし新郎新婦の意向があれば、振り込みなどの送金でご祝儀を送る方法もありますが、基本的には現金をご祝儀袋に包んでお渡しする方がよいでしょう。

もし結婚式に出席する友人や知人がいる場合でも、代わりに渡してもらうことは避けます。後日でもよいので、直接お渡しするか現金書留で送るようにします。

【メッセージ事例】
この度はご結婚おめでとうございます
直前になり結婚式への出席が叶わなくなってしまったことをとても残念に思っています
お二人の幸せそうな姿を直接見たかったです
お式への出席は叶いませんが無事お式が挙行され皆様の祝福を受けているお二人の姿を想像しています

▽結婚式のメッセージマナーについてはこちら

結婚式のお祝いメッセージ。NGと例文

招待されたのは2次会のみだった場合は幹事にも連絡を

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