
緊張する?顔合わせの食事会の勧め方やマナーについて
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顔合わせの当日の流れ
しっかり準備を整えて、いよいよ当日を迎えます。
両家にとって思い出に残る素敵な時間にするためにも、当日の流れをイメージしておきましょう。
待ち合わせ
顔合わせ食事会当日は余裕をもって、予約時間の5〜10分前までには会場についているように心がけましょう。まずは自分の両親と合流して、相手側と合流するのがスマート。
どちらかが遠方から来る場合は、最寄りの駅や宿泊先のホテルまで迎えに行ってあげるのも親切ですね。
彼の挨拶
両家が合流して席についたら、会を始めるにあたって彼からひとこと挨拶をしましょう。両親が主催の場合は、彼の父親に挨拶をしてもらいます。
挨拶の内容には、お礼の言葉、食事会の目的を盛り込みましょう。
例えば、「本日は、お忙しい中、また遠方よりお集まり頂きありがとうございます。この食事会は、私と、◯◯さんの婚約のご報告に加え、お互いの家族の親睦を深めたいと思い、設けさせていただきました。どうぞ宜しくお願い致します。」と挨拶ができれば好印象を持ってもらえるでしょう。
家族の紹介
彼の挨拶の後のタイミングで、お互いの家族を紹介するのがベター。本人同士が自分の両親を紹介する形で進行するとスムーズです。
記念品の交換・お披露目
婚約にあたって、婚約指輪やそのお返しなどの記念品を交換する場合、顔合わせ食事会でプチセレモニーの時間を設けると良いでしょう。そのまま両家家族写真を撮るのもおすすめです。
すでに本人同士で交換をしている場合は、もらったもののお披露目だけでも行うと食事会全体がよい雰囲気となりますよ。
乾杯
さて、いよいよ乾杯です。乾杯の音頭は進行役が一般的ですが、彼の父親にお願いする場合も多いです。
乾杯は、簡潔で問題ありません。
彼の場合は、「改めて今日はお集まりいただきありがとうございます。ゆっくり食事を楽しんでいただければ幸いです。では、乾杯!」
彼の父親にお願いする場合は、2人に対する祝福の言葉も添えてもらいましょう。「結婚を迎える2人の前途を祝し、乾杯!」
結びの挨拶
楽しい顔合わせ食事会もあっという間です。食事が終わり、少し落ち着いた頃を見計らって、結びの挨拶をしましょう。
彼、彼の父親、もしくは彼と彼女の2人で行います。
挨拶の内容には、改めてお礼の言葉、今後のサポートのお願いを盛り込みましょう。
例えば、「本日はありがとうございました。これから結婚式や新生活準備について2人で進めていきます。◯◯さんのお父様、お母様にもサポートして頂けると幸いです。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。」とシンプルに締めくくりましょう。
気をつけること
場が和み、楽しい会になればなるほど忘れてしまいがちなことについて紹介しておきます。
・名前の呼び方
カジュアルな食事会とはいえ、お互いの両親の前です。礼儀を忘れず、自分の婚約相手に関しては、「◯◯さん」と呼ぶように心がけましょう。
・お会計
お会計は支払う予定の人がタイミングを見計らって食事会の終盤に席を立ち、まとめて支払っておくのがスマートです。お開きとなり、退席するときになって、お会計を忘れていたなんてことにならないように気をつけましょうね。
まとめ
自分たちの両親が初めて顔を合わせる顔合わせ食事会。これから長いお付き合いとなる両家に良い印象を持ってもらうためにも、リラックスして、ただし決して気を抜かずに顔合わせ食事会当日を迎えましょう。この記事が、顔合わせ食事会を行う予定のみなさんにとって役に立てば嬉しいです。