2017.7.21

顔合わせ食事会にぴったりな話題&NGな話題

結納・顔合わせ基礎知識
farny
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結納に代わって主流となってきたのが両家の顔合わせ食事会です。結婚の約束をしたらお互いの両親に挨拶に行き、その後、結婚式の3~6カ月前に行うのが一般的です。顔合わせ食事会は結納に比べると比較的カジュアルな席で、進行にも特別な決まりはありません。服装も男性女性ともにスーツであったり、和装であっても女性だけが振袖であったりします。両家の服装は格さえ合わせておけば、ノーネクタイでもOKなのです。しかし、決まりがないカジュアルな席だからこそ、何を話したらよいのか困るという人も少なくありあません。ここでは、両家の顔合わせ食事会の際にどんな話をしたらよいのか、話題のレパートリーをご紹介します。

顔合せの話題ってどんなものがある?

顔合わせ,話題

顔合わせ食事会には進行に決まりはありません。ただし最初の挨拶や婚約記念品の披露など食事会の流れを作っている言葉はふたりが主体となって発するケースが多いようです。そのため食事会の席での話題についてもふたりが中心となって聞き役になり、また、盛り上げていくという配慮が必要です。事前にお互いの両親のことや家族のことなどについてしっかり情報交換しておいて、何を話したらよいかふたりで相談しておきましょう。会話については当日の流れに任せながらも、最初と最後の言葉や話題を決めておくと、展開がスムーズです。

具体的な挨拶の言葉は、決めておくと安心です。最初に、顔合わせ食事会に集まってくださったことについて、全員にお礼を言います。このときには「本日は、お忙しい中にも関わらず、両家の顔合わせとなる食事会にお集まりくださいまして、ありがとうございます。」と言えるようにしておきましょう。その後、お互いの両親を紹介します。まず男性側、続いて女性側で、父親、母親の順が一般的です。「まず、私の両親をご紹介します。父の〇〇です。」と紹介します。自分の両親を自分達で紹介してもよいし、両親に自己紹介してもらっても構いません。どのように紹介するか両親の希望を聞いておくと安心です。自分自身についてはすでに結婚挨拶のときに自己紹介していますので、顔合わせの席で改めて触れる必要はありません。全員の紹介が終わったら「今日は、一緒に食事ととりながら、親睦を図る時間にしたいと思っています。よろしくお願いします。」などと挨拶して、食事を勧めたり、別の話題に移ったりしましょう。最初の話題はお天気などの一般的な話題でOKです。

事前にお互いの両親や家族について情報を交換しておこう

顔合わせの食事の席では、お互いのことはもちろん両親同士の交流を図ることが目的となります。お互いの家族構成など基本的な情報は事前にふたりで共有しておきましょう。その中で、話しやすい話題や触れない方がいい話題などについて、確認しておくことをおすすめします。また、婚約記念品についてなど、食事会の席で質問を受けそうなことについてはふたりで話をすり合わせておきましょう。

新郎新婦の子供のころの話

顔合わせ,話題

顔合わせ食事会の席で盛り上がる定番の話題のひとつが新郎新婦の子供の頃の話です。両親だからこそ話すことのできる話題でもありますし、尽きない話題のひとつです。我が子との懐かしい思い出話は話す側も楽しく、また、聞く側にとっては新鮮で、興味のある話題でもあります。生い立ちを聞くことで相手の家庭環境や考え方、教育方針などを垣間見ることができますので、ぜひ質問を交えながら今日までの家族の軌跡を聞いておきましょう。びっくりするような過去や知らない話なども飛び出してくるかもしれません。興味をもって聞いているという態度を示すことで、話し手側からの印象もよくなりますよ。

お互いの家族構成について

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結納では家族書を交わし合うという慣習がありました。これは結婚が家と家との繋がりであるという考えに基づくもので、家族構成などを示した書面を両家で交換し合っていました。時代とともに移り変わり、現在においては結納の場でも必ず交換し合うというものではなくなりました。法律上、結婚が個人と個人の繋がりとなった今でもお互いの家族構成は基本的な個人情報のひとつです。結婚式への招待を始め、これからのご縁や繋がりを考えると、特別な理由がなり限りは包み隠さずにお互いの家族構成について話しておきたいものです。

旅行に行ったときの話

顔合わせ,話題

新郎新婦の子供の頃の話題にも関連してきますが、家族で旅行したときの話なども楽しい話題として取り上げるとよいでしょう。旅行というと、ふたりで行った旅行について考えてしまうかもしれません。場合によっては、婚前にふたりだけで宿泊を伴う旅行に行くことを両親が快く思っていない場合がありますので、両親の考えやその場の雰囲気を考えて話題を選びましょう。両家両親の同意の元、ふたりだけで旅行に行った場合であればその旅行について触れるのはOKです。

出身地や地元の名産品について

顔合わせ,話題

お互いの地元にはこれから何度も足を運ぶことになる可能性があります。どんなお店が人気なのか、昔からの地元の名産品、出身地の地域柄を象徴するような名所や特徴、地元出身の有名人などの話題があればぜひ紹介しましょう。地元の名産品を手土産に持参すれば話も一層盛り上がります。食事会の席に限らず差しさわりない話題のひとつです。

結婚式の予定

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結婚式についてはぜひ触れておきたい話題のひとつです。結婚式の日取りの予定や希望、挙式のスタイルやゲストの規模などのイメージを伝えましょう。このとき、自分達の希望や主張ばかりだと話が一方的になりがちです。両親の気持ちや希望もあるでしょうから、リクエストやイメージを質問し、ふたりの希望が実現可能かどうかを確認しましょう。アドバイスなどを頂くという気持ちで両親と話を進めてみるとスムーズですよ。両家の顔合わせ食事会は両家の両親が直接話をすることのできる数少ない機会です。この好機を逃すことなく、今後の結婚の話が段取りよく進むように日取りや方針などについては話し合って合意をもらっておきましょう。また、結婚式についてのふたりの希望は親としては知っておきたいことのひとつです。遠慮なく話題に上げましょう。

入籍、新居への引越しなどの今後のスケジュール

顔合わせ,話題

ふたりの結婚に係る顔合わせ食事会ですから、結婚式やその後の新生活について、ふたりの人生計画をふたりの言葉で伝えたいものです。新居をどうするのか、入籍はいつ済ませるのか、また、お互いの仕事や家事はどのようにしていくのか、親が心配することのないように、ふたりの考えを伝えましょう。ふたりが話す予定にしていなくても聞かれることの多い質問ですので、答えることができるようにふたりで考えを合わせておきましょう。

顔合せの際に避けたい話題

顔合わせ,話題

政治、宗教の話

政治や宗教の話はその人の人生や生き方などにかかわってきます。両家の顔合わせでは親睦を図ることが大切です。生き方の根幹に掛かるような話題にまで触れるほどの時間はありませんし、深く入り込みすぎると大きな溝が生じてしまう可能性が高まります。似た政治観や宗教観があると思っても、細かい違いなどがあるケースが多いことに配慮しましょう。できることなら顔合わせの席では避けたい話題です。

応援しているスポーツチームについて

同じチームを応援しているのであれば話も盛り上がり、連帯感も増しますのでぜひとも話題にしたいものです。しかし、もしライバルチームを応援しているのであれば、その勝敗や今の戦況などをきっかけに両家が険悪なムードになってしまい兼ねません。仮に同じチームや選手を応援していてもチームの成績が芳しくない場合には気分的に落ち込んだ話題になりがちです。応援しているチームや選手、現状などについて事前にしっかりと調べておき、顔合わせの席で話題に出すか出さないかを決めておきましょう。

自分の家の自慢

顔合わせの席に限らず、自慢話ばかりする人に対して、聞き手側はあまりよい印象を抱かないものです。両親や自分の経歴自慢などを自分から話すことは基本的に控えておきましょう。相手が知っていて、先に話を切り出されたらその話を聞きたいということですから、そのような場合には喜んでお話しましょう。

過度な謙遜

謙遜は日本人の美徳のように捉えられていますが、過度な謙遜は相手の好意を遠ざけるものと捉えられ、心の距離を大きくしてしまいます。軽く謙遜したら、別の話題にしたり、相手を話題にしたりして、話題を工夫してみましょう。

仕事の話

ふたりの仕事の話題はすでに両親への結婚の挨拶ですませているのではないでしょうか。また、相手の両親の仕事についても、同じ席で出ているケースが多いようです。両家の両親がいる席で、両親の仕事についてわざわざ話題にする必要はありません。興味がない話題であれば盛り上がらなくて、残念な印象を相手に与えかねませんよ。

趣味の話(その場に共通の趣味を持つ人がいればOK)

趣味の話で盛り上がることができればよいのですが、話が続かないようであれば自己否定されたと思われたり、趣味が違うなと思われたりして、両家の親睦を図るという意図には合致しない話題になってしまいます。もしも相手の趣味について興味があったり、知っていたりすることがあれば聞いてみてもよいでしょう。共通の趣味があるのであれば仲間として受け入れられやすく、また話も盛り上がりやすくなりますので、触れた方がよい話題となります。

顔合わせの食事会は話題選びが肝心

顔合わせ食事会では話題選びはもちろんですが話が途切れないようにする気遣いも大切です。しかし最も大切なのは、態度や印象ではないでしょうか。言葉遣いや食事の仕方、話に対する相槌や反応など、相手の見ているところは様々です。スマホや携帯を触っている、話をしているのに相手の目を見ないなど、コミュニケーションの基本的なマナーを守らないようではどんなに話し上手でも今後のお付き合いに影響を与えます。話題について事前にしっかりとリサーチと準備をしたら、当日は相手の話を一生懸命聞くという姿勢で臨むことを大切にしましょう。