
「これで納得」婚約指輪と結婚指輪について徹底解析!
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そろそろ結婚を意識するようになると気になるのが、「婚約指輪と結婚指輪」。結婚指輪は誰しもイメージしやすいですが、「婚約指輪」となると「?」となってしまうカップルの皆様も多いかもしれませんね。
そこで、婚約指輪と結婚指輪について比較してみました。
- 目次
婚約指輪って、そもそもどういうものなの?
婚約指輪は「婚約の証」として男性から女性に贈る指輪のことを言います。よく海外ドラマなどで長年つきあった彼女にサプライズで男性が指輪を贈るという場面がありますが、必ずしもサプライズではなく婚約が決まった後、二人で一緒にお店で選んでも大丈夫です。
ちなみにリサーチ結果によれば、婚約指輪を「夫が選んだ」が圧倒的に多く4割以上、次いで「二人で選んだ」が3割、「妻が選んだ」は2割でした。
夫(彼)が選んだケースは合計すると7割。男性諸君、「自分は指輪とか分からないし…」なんて言っていられませんね。
中には新婦となる彼女側が「私のイメージで選んで」と彼に全面委任のケースも。婚約を意識している男性の皆様はぜひこの記事で婚約指輪の知識をつけて、素敵な指輪をプレゼントしてくださいね。
婚約指輪の歴史
婚約指輪は意外にも歴史が古く、何と6000年前の古代エジプト時代にまで遡ります。当時のエジプトにおける婚約指輪は、麻で編んだものだったとされています。
実は結婚指輪を左手の薬指につけるという慣習もエジプトから発祥しており、当時のエジプトでは左の薬指は心臓に繋がる「愛の血管」が通っていると考えられていたからなのです。
ヨーロッパでは紀元前1世紀の古代ローマ時代より、婚約指輪の慣習が始まりました。当時のローマにおいては結婚よりも婚約の方が重要視されており、家同士における「婚姻の証」として贈られていたそうです。しかも送るのは麻ではなく「鉄」。
古代エジプト時代に見られたようなロマンチックなイメージは欠片もなく、送られるのも味気ない鉄で、まさしく「契約の証でしかない」という感じですね。
さらに当然、鉄ですので「錆びます」。婚姻の証が「錆びる」なんて…何とも言えない残念感いっぱいになりますよね。
それにより、3~4世紀頃には金や銀といった今の婚約指輪に通じるような形へと変わっていきました。しかしここでも愛を誓うとかサプライズといったロマンチックなものではなく、あくまでも「男性の財力を保証するもの」として使われていたようです。
確かに中世ヨーロッパ時代の貴族における結婚のほとんどは愛で結ばれるものではなく、「家柄」で結ばれるものでした。
大ヒットした映画「タイタニック」でも、ヒロインのローズが没落した貴族の娘だったため、家柄が良くて財力のある男性と無理矢理婚約させられたところを、ディカプリオ扮するジャックと出会って恋に落ちてしまいます。
婚約者キャルが「婚約時に渡そう」と準備していたのが碧洋のダイヤという碧くて大きなダイヤでしたが、これも婚約指輪替わりと言えるかもしれません。
婚約指輪は何を選べば良い?