ブライダルフェアとは?結婚式場を決める前に知っておきたい基礎知識
アプリで記事を保存・購読
ブライダルフェアのいろいろな目安
ブライダルフェアに行くことを決めたら、当日、何軒まわってどのような体験をするのかといった予定を立てておくと当日の流れがスムーズです。ブライダルフェアでは、実際のところ1軒につきどのくらいの時間がかかるのか、また、ふたりの予定が合う限られた時間の中で何軒のブライダルフェアをまわることができるのかなど、ブライダルフェアに行く予定を立てる際に知っておきたい目安をご紹介します。
だいたいの所要時間2~3時間
ブライダルフェアで開催されている体験の内容にもよりますが、1軒のフェアで予定通りに各種体験をし、挙式会場や披露宴会場などを見学すると1~2時間、プラスして質問や相談で1時間程度というのが所要時間の目安です。
次の予定があって時間が限られているようなら、先に質問事項をまとめておいて、案内を受けて歩きながら質問を済ませていくと時間短縮につながります。式場によっては披露宴会場がいくつもあり、すべてを案内されて1つ1つの特徴の説明を受けることもあります。予定を立てる前に、式場ごとに必要な時間の目安を確認しておくと良いでしょう。
また、模擬挙式や模擬披露宴、試着などの開催時間が決まっているようであれば、ブライダルフェア当日にスムーズに体験したり見学したりできるように予約や計画をしておくことをおすすめします。トイレや駐車場など、見ておきたい場所がある場合、メモをしておくなどして下見するのを忘れないようにしておきましょう。
1日にまわるフェアの数1~2軒
1軒のブライダルフェアにかかる所要時間が2~3時間程度で、さらに別のブライダルフェアへの移動時間や昼食などの時間を考えると、1日にまわることのできるブライダルフェアの数は1~2軒程度です。
同じ日にブライダルフェアを開催している式場がいくつもあり、そのうちのいくつかの開催時間が夜に設定されていてナイトウェディングなどを体験できる場合には3軒目も不可能ではありません。
急ぎ足でまわることになると、疲れが出たり、しっかり体験ができなかったり、1日で収集した情報が多すぎて混乱したりしてしまうことも考えられます。デートとして楽しめる程度に、無理のない予定でブライダルフェアへ参加しましょう。
特に結婚式当日さながらの試食がある場合、ドレスの試着より後に試食ができる予定にして、ゆったりとしたスケジュールを組むことをおすすめします。
会場決定までの訪問数1~3軒
ブライダルフェアはたくさん参加したほうがよいとは言っても、結婚予定日までのふたりの時間にも限りがあります。結婚式の会場として決定するまでに訪問する式場の数は1~3軒が多く、特別な思い入れがあったり、一目惚れをしたりと1軒の訪問で決まる場合もありますが、一般的には次のような判断基準で選んでいるようです。
1、式場の雰囲気や料理
自分達の結婚式をここでしたいと思える式場であるかどうかは大切な基準のひとつです。建物や会場の装飾などが持つ雰囲気、スタッフの雰囲気、ゲストをおもてなしする料理の味やスタイルなど、ふたりがイメージする結婚式を叶えることができるかどうかという観点から判断を下しているようです。
2、アクセスのよさ
ゲストにとって会場までのアクセスが負担にならないように配慮したいという観点。
遠方のゲストがいる場合
- 式場が駅などから離れているなら送迎バスの有無や乗り継ぎ
- 宿泊が必要な場合は宿泊も伴える式場であるのか
- 近距離に提携している宿泊場所があるのか
- 車で来場するゲストが多い場合は駐車場の確保
など、アクセスは式場選びの重要なポイントとなっています。
3、費用
ブライダルフェアで、ゲストの人数が概ね分かっていれば、見積りを出してもらうことも可能です。結婚式にかける費用の総額は地域にもよりますが350万円前後が相場だと言われています。ブライダルフェアをいくつかまわって見積りを比較しながら、自分達の予算に見合う式場選びをすることも非常に重要なポイントです。
なにができるもの?