2022.7.7

ブライダルフェアとは?結婚式場を決める前に知っておきたい基礎知識

ブライダルフェア
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【2024年4月】人気サイト比較!豪華特典とブライダルフェア情報まとめ♡

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ブライダルフェアでなにができるか

ぜひふたりで参加したいブライダルフェアですが、どんな体験や見学ができるのかリサーチしておいて、上手に活用したいですよね。実際のところ、ブライダルフェアの内容は式場によって異なる上に、予約できる先のシーズンに対応したコーディネートや演出へと毎回仕様を変えているという式場もありますので、WEBで式場のサイトを調べたり、直接問い合わせをしたりするのが確実です。

ブライダルフェアの告知では試食会、予約制、ドレス試着、模擬挙式、ナイトウェディングやホワイトウェディングコーディネートなど、テーマや主軸となるイベントについて大きく記載していることもあるので参考にしましょう。自分達が見たいと思うイベントだけの見学でもOKです。自分達に合わせた予定で見学や体験を進めていきましょう。ここでは、ブライダルフェアでよく行われている企画やイベントについてご紹介します。

相談コーナー

式場の相談はもちろん、ヘアメイクや衣裳、写真や動画撮影、演出などの提携企業がコーナーを設けて担当者がプランや商品などについての説明をしてくれます。アイテム展示が同時に開催されている場合もあります。

メインとなるのはブライダルフェア開催の式場に対する相談コーナーです。予約したい日時の空き状況や人数に合わせた見積り、料理の例やこれまでの披露宴の例など様々な質問に応えてくれます。一般的な結婚式に関する質問でもOK。疑問に感じたことがあれば、遠慮なく相談コーナーで質問をしてみましょう。

また、ブライダルフェア当日に成約することで、式場からプレゼントや結婚式費用の割引などがフェア参加者特典として付いてくることもあります。気軽に立ち寄って、ぜひ活用したいコーナーです。

テーブルコーディネート

ブライダルフェアでは、披露宴会場のテーブルをテーブルクロスやテーブルセンター、ゲストのナプキンや装花、食器類を並べてコーディネートした状態で展示してあります。

テーブルコーディネートにもトレンドのスタイルや定番のもの、披露宴のテーマに合わせて色やキャラクターを演出したものなど様々です。シンプルな白やティファニーカラーをイメージさせるブルーのテーブルクロスを選んだり、ディズニーキャラクターをイメージした折り方でテーブルナプキンを演出したり、装花と一緒にキャンドルや和婚に合わせた折り鶴を置いたりと、1度のフェアでは展示できないほどのコーディネート例があります。

いくつか式場をまわって真似したくなるようなコーディネートに出逢えたらラッキーです。実際に披露宴をする当日がイメージしやすくなりますので、しっかり撮影しておいて自分達の披露宴の参考にしましょう。

料理試食

式場がほぼ決まったら試食会にぜひとも参加しましょう。オードブルやデザートのプチ試食や本格的な当日の婚礼料理の試食、ハーフコースでの試食など、無料と有料の料理試食があります。

ブライダルフェアでは、デートとしても嬉しくなるようなフルコースが優待された価格で頂けることもあります。披露宴でゲストをおもてなしする料理がどのようなものなのか、事前にふたりや家族と一緒に確かめておきましょう。試食に参加したら、料理に手を付ける前に、テーブルコーディネートや食器などの雰囲気を含めた料理写真をカメラに収めておくと、参加できなかった家族に見せて相談したり、ふたりで再検討してオリジナルのアイデアを添えたりするときに役立ちます。

また、テーブル上の装花や、ゆったりと食事ができる人数など考えながらテーブル全体を撮影しておくとコーディネートを考えるときの参考になります。せっかく参加するブライダルフェアです。写真は様々な角度からたくさん撮影しておきましょう。

ドレス試着

ブライダルフェアのドレス試着では、ウェディングドレスの試着が多いものの他のドレスや和装の試着ができるフェアもあります。ブライダルフェアでは、ドレス試着の後、ドレス姿で披露宴会場に行くことがあります。

実際に結婚式当日に着用するドレスでなくとも、披露宴会場にドレス姿で立つことができる喜びがあり、当日に近い感覚を得ることができます。その際に、移動や会場に合わせたトレーンの長さを検討できたり、テーブルとテーブルの間隔を広くとってほしいとリクエストができたりします。

レンタルドレスのショップで試着したことがあっても、ぜひフェアでのドレス試着に参加しておきましょう。また、簡単なブライダルメイクをしてくれたり、ふたり揃っての写真撮影をしてくれたりする日も。ドレスを選びながら、披露宴で着用するドレスや和装の点数や、着替えに要する時間、衣裳やヘアメイクの流行などもしっかりリサーチしておきましょう。

模擬挙式

ブライダルフェアの模擬挙式では、モデル新郎新婦による挙式を見学することができます。1日に数回開催されることが多いので、開催時間に合わせて参加予定を組みましょう。

模擬挙式ではキリスト教式や人前式をゲストとして見学できることが多いようです。ガーデンや披露宴会場など模擬挙式が挙行される場所によって雰囲気が変わります。進行についても、司祭者や司会によって若干の違いがありますので比べてみてもいいでしょう。

誓いの言葉や指輪の交換、誓いのキス、退場時のフラワーシャワーなど、新郎新婦の動きや使われているアイテムもチェックすることができます。また、オリジナルの言葉で夫婦の誓いを立てたいと考えているふたりにぜひ聞いておいてもらいたいのが人前式での誓いの言葉です。実際の挙式さながらに行われる模擬挙式は見ているだけでも自分達の結婚式に対する具体的なイメージがわいてきます。

ブライダルフェア当日は、浮かんできたイメージやアイデア、キーワードのメモなどをお忘れなく。

模擬披露宴

ブライダルフェアでは、披露宴会場が結婚式当日のようにコーディネートされ、モデル新郎新婦によってケーキカットやキャンドルサービスといった演出のデモンストレーションが行われたり、試食も同時に開催されたりと式場によって模擬披露宴の詳細は異なってきます。ぜひいくつかまわってみましょう。

披露宴会場の設備の使い方や時間帯、テーブル数などによる雰囲気の違いも体験することができる非常に有意義なイベントです。新郎新婦の動きや会場の照明、使用する場合はカラオケやスクリーン等の設備の有無、披露宴中のBGMなど自分達の披露宴を思い描きながらチェックすることができます。

模擬挙式も模擬披露宴もゲストとして出席しているような見学スタイルが多いので、服装もきれいめな組み合わせを心掛けましょう。

アイテム展示

引き出物やプチギフト、ペーパーアイテム、演出の道具などについて実物や写真、動画などで実例を見ることができるブライダルフェアのアイテム展示。引き出物など一部アイテムの常設展示がある式場も多いのですが、事前準備に欠かすことができない種類豊富なアイテムが一堂に会し、サンプルを見ることができるのは数少ない機会です。

ブライダルフェアでは、たくさんの情報を集めておきたいもの。興味を持ったらその場で担当者に質問をして、パンフレットなどを入手しておきましょう。

フェアの日時もいろいろ

ブライダルフェアの開催日時には週末、平日、夕方など様々な設定があります。ふたりの予定に合わせて上手に参加を予定しましょう。

平日は仕事で忙しいふたりに 週末フェア

週末フェアでは、式場が最も力を入れている大きなブライダルフェアが開催されることが多いようです。土曜日曜祝日などの休日に朝から夕方まで1日中、模擬挙式や模擬披露宴、ドレス試着などのイベントが予定されています。平日が仕事で忙しいというふたりには、週末フェアへの参加がおすすめです。

イベントのひとつとしてデート気分でブライダルフェアを楽しむこともできます。参加者が多くなることが予想されますので、必要がある場合には早めに参加を予約しておきましょう。

空いている会場をゆっくりみたい 平日フェア

ふたりの休みを平日に合わせることが可能なら、平日フェアでゆっくり式場見学をすることができます。平日の日中は、ブライダルプランナーや担当者の時間も比較的余裕があるため、じっくり相談をしたい、ゆっくり披露宴会場や挙式会場を見てみたい、1日でまとめて数軒まわっておきたいというふたりにおすすめです。

また、平日フェアでも、打ち合わせ等の予定が入っている時間もありますので、希望する式場へ見学の予約をしておくと1日の予定がスムーズです。

ふたりの休みがなかなか合わない 夕方フェア

ふたりで休みを合わせることができない場合、夕方フェアの参加を予定してみてはいかがでしょうか。仕事帰りでも立ち寄ることができるようにと平日の夕方17時以降に開催されるフェアもあります。

アイテム展示や相談コーナーがメインとなるケースが多いようですが、披露宴会場や挙式会場の見学なども可能です。どうしてもふたりで一緒に行くことができない場合、どのブライダルフェアにおいても、家族や友達に付き添ってもらっての見学もOKです。

ブライダルフェアの前に確認

ブライダルフェアに参加すると、式場のブライダルプランナーやスタッフの方から決まって聞かれる質問があります。例えば挙式スタイルや結婚式の日取り、ゲストの人数などについてです。日取りであれば今年の秋とか来年の6月、ゲストはだいたい60人など、ざっくりとで構わないので、自分達の結婚式について把握しておきましょう。

後で変更になっても構わないので、ある程度のイメージをもって参加することでブライダルプランナーやスタッフの方も具体例を紹介したり案内したりしやすくなり、ふたりにとっても有益な情報を得るチャンスとなります。ここではブライダルフェアに参加する前に、確認しておきたいポイントをご紹介します。

挙式スタイル

ふたりが理想とする挙式とはどのようなイメージでしょうか。

挙式には、海外挙式、キリスト教式(チャペル式)、神前式、人前式、挙式は写真だけというフォトウェディングというスタイルなどがあります。

教会をウェディングドレスでバージンロードを新婦父と入場するシーンに象徴されるようなキリスト教式、信者でなくてもできるホテルや結婚式場のチャペルで行われるチャペル式、演出や進行の自由度が高くゲストに対して誓いを立てる人前式、和婚としても知られる神前式など、先に挙式スタイルを選んでおくことで、ブライダルフェアで見学する模擬挙式を選びやすくなります。

和装から洋装へのチェンジなど衣裳によっては着替えの時間がかかるため、挙式終了から披露宴開宴までの段取りに影響することがあります。早めに選んでおきたいポイントのひとつです。

日取り

大安吉日にこだわらないというふたりも増えてきましたが、結婚式の日取りで人気がある大安や友引の週末の会場は早くから予約で埋まってしまうことも。

日取りはふたりだけの希望では決まらないことも多いため、家族や親せき、祝辞をお願いしたい上司などの予定や希望を聞きながら、3~6カ月先の吉日を目安にして早めに予約できるようにしておきましょう。

仮予約ができる式場もあります。どちらにしても希望のシーズンや月があるのなら、会場の予約状況についてブライダルフェアで確認できるようにしておきたいものです。

人数と予算

ブライダルフェアの間に結婚式に招待するゲストの人数を把握することは大切なポイントです。挙式会場や披露宴会場には収容人数の目安があります。30人以下の少人数向けの会場や200人分の席が用意できる大きな会場など披露宴会場は大小さまざまです。

ふたりが予定しているゲストの人数によっては希望する会場が使えなかったり、ゆったりしすぎて寂しい雰囲気になってしまったり、逆にテーブルが多すぎて新郎新婦の入退場がしづらくなったりすることもあります。

式場見学をする前に、ゲストの人数についてある程度決めておくことで、ブライダルフェアで見積りを出してもらいやすくなり、ブライダルプランナーやスタッフの方へ費用に関する相談がより詳しくできるようになります。

予算についても同様にブライダルフェア前に把握しておきたいポイントです。会場の装花や披露宴での演出、料理、ドレスなどいずれも予算内で収まるように相談をしていくことになります。ご祝儀を含めた結婚式にかけることのできる総額を予算として出しておきましょう。

イメージ

理想の結婚式に対するイメージや設定したいテーマ、優先順位などを絞ってふたりで共有しておきましょう。ブライダルフェアで魅力的なアイテムや演出などを数多く見学したり体験したりすることで、あれもこれも採り入れたくなり、理想の結婚式のための情報収集だったはずが、迷走してしまうことになりかねません。

ブライダルフェアではたくさんの情報を得ることができるため、情報量に左右されすぎないよう、結婚式に対するふたりの軸となるイメージを持っておくことが大切です。式場のブライダルプランナーやスタッフの方にとっても、ふたりが思い描く結婚式像が伝われば伝わるほど、様々な実例をもとに提案もしやすくなります。

親の意向

日本の結婚式は伝統的に家と家とが繋がることも意味しています。ふたりに任せてもらっていたとしても、親の意向を確認することで、参考になる意見やアドバイスを聞くことができたり、両家の繋がりが深まったりすることも期待できます。

ブライダルフェアに親と一緒に行って確認してもらうのもひとつのアイデアです。人生の先輩として、ふたりに合わせながらも客観的な視点を加えてくれるのが親目線。我が子の独立となる結婚は親にとって嬉しい反面寂しい気持ちもあるはずです。親孝行のひとつとして、親の意向に耳を傾けながら結婚式の話を進めてみましょう。親子の絆、感謝の気持ちをより強く感じる機会になるのではないでしょうか。

ブライダルフェアに参加して役立つ情報を手に入れよう!

ブライダルフェアに参加する前には、フェアに関する情報収集をして段取りよくまわれるように予定を組むこと、自分達の結婚式に関するイメージや概要を把握しておくことが大切です。ポイントを押さえて参加することによりフェアが何倍も楽しくなり、お得に、上手に活用することができるようになります。結婚式の準備にも非常に役立つブライダルフェアには、ふたりで早めに参加しておきましょう。

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