
結婚する前にやっておきたいブライダルチェックとは?検査の内容には何がある?
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ブライダルチェックでは超音波検査も
ブライダルチェックでは、超音波を使って子宮や卵巣の状態を検査します。超音波はお腹の上から当てるタイプと膣の中から挿入するタイプとがあり、どちらも使います。超音波検査をする事によって、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気を見つけることができる他、卵巣の状態も確認できます。
子宮の疾患を抱えていると、不妊の原因になってしまいますし、仮に妊娠しても継続することができなくなるケースもあるため、早期に治療を開始することが必要です。
尿検査では何が分かる?
ブライダルチェックでは、尿検査も行います。尿検査をする事によってクラミジアが現在進行形でないかどうかという点を知ることができます。クラミジア抗体を持っているかどうかについては血液検査で分かりますが、現在進行形かどうかは尿検査をしなければわかりません。
万が一現在進行形の場合には、パートナーへの感染の可能性が考えられるため、パートナーも検査を受けることを進められます。
検査でわかるそのほかの病気
ブライダルチェックは、産婦人科系の病気だけを調べるためのものではありません。他にもわかる病気はたくさんあります。例えば、子宮がんや乳がんなどはブライダルチェックで検査できますし、貧血や糖尿病、甲状腺の異常についても、検査してもらうことができます。
医療機関によっては、基本検査項目に加えてオプションで検査してもらえる項目もあるので、ぜひこの機会にできるだけたくさんの項目を検査してもらうと良いでしょう。結婚する前に大きな安心感を持つことができますし、異常が見つかった場合には早期に治療ができます。
ブライダルチェックって本当に必要?