2022.7.8

結婚式披露宴で新郎が行う謝辞のポイント!構成や長さはどうする?

結婚式のマナー
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謝辞の長さはどのぐらいが目安?

披露宴の最後に行う謝辞は、長すぎず短すぎず、ちょうど良い長さで行いたいものです。時間にすると、2分~3分以内に収めるのが良いでしょう。このぐらいの長さのスピーチは、文字数にすると1,000文字から2,000文字程度となりますが、人によって話すスピードは違うため、謝辞の練習をする過程で時間を調整するのがおすすめです。

もしも謝辞の原稿をこれ以上削って短くすることはできないという場合には、話すスピードを少しだけ早くするという方法もアリです。ただし、披露宴の会場ではマイク越しに謝辞を述べることになるので、あまり早口だったりモゴモゴしたりしていると、ゲストにとっては聞き取りづらいスピーチとなってしまいます。

そうならないように、大きな声ではっきりと謝辞を述べ、それで時間を2分~3分程度に収められるように工夫しましょう。

▽新郎の謝辞に関する記事はこちら

新郎謝辞作成のポイントをおさえてしっかり感謝を伝えられるスピーチを!

謝辞は例文を参考にするのがおすすめ

フォーマルな場所における謝辞を言い慣れている人なら、特に例文などを参考にしなくても、ウィットがきいた言葉を使いながら素敵な謝辞を考えることができるでしょう。しかし、これから結婚生活を始める新郎新婦の中には、謝辞を述べること自体が初めてという人は少なくありません。
どんな言葉遣いでどういう風に述べるのが正解なのかを模索しながら、謝辞の文章構成を考えなければいけないことは多いでしょう。

そんな時におすすめなのが、例文や定型文などを参考にして謝辞のスピーチを組み立てるという方法です。
例文や定型文などは、いろいろなものがネットやマナーブックなどで紹介されていて、誰でも参考にできそうな文章が満載です。その中から、自分が気に入ったものや言いやすいものを選びながら、謝辞の文章を作り込んでいくと良いでしょう。

もちろん、例文や定型文をそのままコピーするのでは、オリジナリティが全くありません。そのため、最初の挨拶の部分や最後の締めの部分は、例文をそのまま使った場合でも、謝辞のスピーチの中に盛り込むエピソードなどの部分は、自分なりのスピーチを作ってみてはいかがでしょうか。

最初と最後がシッカリまとまっていれば、スピーチ全体も完成度が高くなるものです。

▽新郎謝辞例文についてはこちら

結婚式のクライマックス!新郎による謝辞の作成の仕方

謝辞のスピーチで気を付けたいコト

謝辞のスピーチを述べる際には、いくつか注意したい点があります。まず1つ目は、謝辞で最も大切なことは、ゲストに感謝の気持ちをしっかりと伝えるという事です。マイク越しにスピーチを行いますが、その際にモゴモゴしていたり、早口すぎると聞いている側ははっきり聞き取ることができなかったり、何を言っているのか分からなくなってしまいます。

それでは、謝辞の意味も目的もなくなってしまうでしょう。そうならないように、謝辞を練習する際には、スピーチのスピードもしっかりと考えながら、大きな声ではっきりと発声することを最重視しましょう。

2つ目に注意したい点は、忌み言葉や重ね言葉などのNGワードに注意するという点です。結婚式のようなフォーマルな場所では、使ってはいけないNGワードがたくさんあります。
近年では、あまりNGワードにはうるさくない人は増えていますが、それでも出席者の中にはマナーに細かい高齢のゲストもいるわけですから、できる限りNGワードは避けるように最善の注意をしながらスピーチの文章を考えなければいけません。

忌み言葉には、「別れ」のように誰でもはっきりと理解できるNGワードに加えて、「忙」のように知らなければ使ってしまいそうなワードもあります。例えば、謝辞の中では「本日はご多忙の中、私達二人のためにお越しいただきまして」というスピーチをしてしまいやすいのですが、ご多忙という言葉はNGワードである「忙」が入っているので、使ってはいけません。
代わりに、「ご多用」という言葉に置き換えることで忌み言葉を回避しましょう。

さらに、私たちが普段から何気なく使っている重ね言葉も、フォーマルな席ではNGです。例えば「ますます」「つぎつぎ」「どんどん」など、どんな意味で使うのかに関係なく、同じ言葉を2回繰り返す重ね言葉は、謝辞のスピーチではNGです。
文章を考える際には、何度も見直すことによって、こうしたNGワードをきちんと取り除き、誰が聞いてもマナー違反にならない謝辞を作りたいものです。

3つ目に注意したい点は、お酒の飲み過ぎに注意するという点です。新郎は結婚式の最後に謝辞を述べるという大役が残っています。そのため、結婚式の中でお酒を勧められても、あまり飲み過ぎないように注意してください。
式の中では、新郎と新婦が各テーブルに回ってゲストにお礼を述べる機会がありますし、ゲストが新郎新婦の所でお祝いの言葉を述べに来てくれます。

そして、その際にはお酒をすすめられることがあるかもしれません。上司だったりすると断れないということはあるかもしれませんが、飲み過ぎると謝辞を述べられる状態でなくなってしまうので注意しましょう。

結婚式会場の新郎新婦が座るテーブルの下には、多くの場合にはお酒を捨てるためのバケツが準備されています。勧められるままにお酒を飲んでいたのでは、どんなにお酒に強い人でも酔ってしまいますから、アルコールの量に関しては十分に注意しましょう。

4つ目の注意点は、必ず謝辞のスピーチを書いたメモを準備しておくということです。結婚式の最中は、新郎も新婦も緊張しているものです。
しかも、謝辞を述べる新郎にとっては、式の終盤にかけて緊張度は一気にアップするかもしれません。頭が真っ白になった状態でもそつなくスピーチができるように、お守り代わりに原稿をポケットに入れておくことをおすすめします。

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